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今年は本記事で述べた3つのテーマを、地道かつ大胆に実践していきたいと思います。
「松下電器は人を作る会社です。あわせて電気製品を作っています。(松下幸之助)」

私の去年のハイライトは(こちらはまだ年明けてませんが)ポスト平成の理想工場となるPanasonic βをロウンチできたことです。過度な完璧追求のおじさん文化へのアンチテーゼで若いベータ文化によって次の時代に適合した完璧を超える品質を目指します。

前代未聞のジーパンとTシャツで出た経営戦略会議で快くゴーサインを出してくれた理解のあるおじさんたち、超優秀な若者をすぐに差し出してくれたおじさんたち、すぐに適応してパフォーマンスを出す若者たち、それらの合作で100年企業の常若を実現するポスト平成の大遷宮ですね。
「1若者」への「2教育」を通じて「3攻め」の時代に。慶應出身の佐々木編集長は、NewsPicksをポスト平成時代の慶應義塾にしていきたいと考えているように見えます。
福沢諭吉は慶應以外の、今の一橋大や北里大や東大医科研の創設にも関わりました。佐々木さんとNewsPicksには新時代の教育やメディア全体を盛り上げていくことも、期待したいと思います。
皆が学ぶ時代というのはその通り。学び続ける人とそうではない人が二極化するでしょうね。テクノロジーによってそれが可視化される時代。

出版社の編集者と話していた際、面白いのが「日本の大人はまず自分の好きなもの・ことが分かってない人が多いんですよ」と言われたこと。何を学ぶかの前に、自分が好きなことを把握していない人が多い。NPにいらっしゃる方はそうではない方多いかもしれませんが、考えさせられる話でした。
ポスト平成時代のキャリア戦略に同意です。

記事の「ワーク・ライフ・ミックス」を私は「ワーク・イン・ライフ」と呼んでいます。仕事を、充実した人生の重要な構成要素と位置付けることを意味します。

東京のプロフェッショナルのコミュニティは狭いし流動的です。有限の時間の中で、ひと時を過ごす方々とは、何かのポジティブな価値を生み出して行きたいです。仕事とかプライベートとか固いことを言うのは辞めました。

私の場合、例えば、
・ソーシャル(NP、SNS、そこから先のメデイア)を大事にしています
・職場の人とプライベートで繋がっている人を、食事やゴルフで繋げることは多々あります。むしろ積極的に繋げます
・最近は、「Aki Mori(森)」としてアプローチしてきた方/元々繋がっていた方との関係が、「私の所属する/応援するビジネス」との関係に繋がることが増えてきました
これでもか、これでもか、と密度が高い、いい感じですね(笑)。

2018年は、ヒト視点での大きな歴史的な分岐点の一つになるのかなあという気がしておりますので、佐々木さんの構成されておられるものがたりは、ややラディカルサイドに振れたものがたりの一つとして、さもありなんという気がいたします。
たしかに、なにかと消極姿勢が目立った平成時代が終りに差し掛かり、様々なパラダイムシフトが起き始めているような気がします。いったん過去の延長線上的な思考は止めて、新しい波を見つけることが、ポスト平成時代の勝ち組の条件なのかもしれません。
挑戦をやめたときが終わり。
変わることを恐れずに挑戦し続けていきたい。
予測というよりかは、佐々木さんの年頭所感のようではある。
まず明治維新が再評価されるのでしょう。記事に出ていた福沢諭吉は評価していないようです。

戦後の戦犯追放、財閥解体でおじさん達がいなくなり、三等重役が増加して、日本経済は活性化したという見方もあります。

教育投資は、神門パラドックスと表現されるようですが、戦前期までの、日本社会が異様に教育に投資をした結果戦後の繁栄があり、逆に戦後の教育投資不足が、今日の日本経済の低調を招いたとする異説です。

物事の評価は簡単には定まらないのですね。
この連載について
日本が右肩下がりで衰退していった「平成」が終わろうとしている。もはや「昭和モデル」「平成モデル」にとらわれてはいけない。では、「ポスト平成」はどんな時代になるのだろうか。人間・仕事、テクノロジー、経営、日本、世界の視点から100人の智者が、2018年以降の未来を予測する。