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携帯しているだけで情報処理能力が低下する!?スマホ依存がもたらす衝撃の事実(2017.12.31)

 スマホなどによるネットの長時間利用が問題になっている。作業中や勉強中にスマホを横に置いて“チラ見”するだけでも脳の情報処理能力が低下するという。

■スマホの存在だけで情報処理能力が低下

 米・テキサス大学オースティン校の研究チームがこの4月に発表した研究では、スマホの存在を身の回りで認識しているだけで、作業や課題に取り組む能力と集中力が低下することが指摘されている。たとえ画面を下にして置いたり、電源を切ったりしてもそのマイナスの影響は拭い去れないというから厄介だ。

 実験では520人のスマホユーザーに、スマホをサイレントモード(マナーモード)にしてもらい、一時的に別の部屋で保管するか、衣服のポケットやバッグに仕舞うか、画面を下にして机の上に置くかのいずれかの処置を選んでもらい、PC上で問題を解く一連のテストを行なった。

 テストの成績が一番良かったのはやはり、スマホを別の部屋で保管した人々で、ほかの2グループと比べて抜きん出て成績がよかったのである。ポケットやバッグに仕舞ったグループと、机に置いたグループには成績にほとんど差は生じなかった。これはつまり、必ずしも視界に入る場所でなくともスマホを携帯しているだけで気を紛らわすにはじゅうぶんな影響力を及ぼしていることになる。しかしこれには個人差もあり、スマホの存在が気にならないタイプの人々には、条件を変えた実験でテストの成績に影響していないことがわかった。


Science Alert」より

 続く実験では、275人の参加者に事前にそれぞれの“スマホ依存度”を自己申告してもらってからテストを行なった。そして今回はスマホの電源を完全に切ってもらったのだ。

 想定の通り、“スマホ依存度”が最も高いグループの成績が最も悪かったのだが、それは机に置いた場合とポケットかバッグに入れた場合だけで、別室で保管した場合は成績の低下はみられなかったのだ。ということはやはり、ソノ気になればスマホを使うことができる状態になっているだけで、スマホのことがどうしても気になってしまっていることになる。しかも電源が入っていようがいまいが関係ないだ。

「この実験結果は、スマホの存在感がますます強まっているがゆえに、スマホユーザーの認知機能を低下させていることを示しています。(テスト中に)スマホのことを気にしないようにするということは、そのプロセス自体が脳のムダ使いになっているのです」と研究チームのエイドリアン・ワード氏は「Science Alert」の記事で言及している。

 つまり“スマホを気にしなくていい”と常に自分に命じていることで、皮肉にも一部の脳力を使ってしまっているのである。したがってスマホが身近にあるだけで、テストで脳力を余すことなくフルに使うことができなくなってしまうのだ。これを解決するのは自分の身から物理的にスマホを引き離すしかない。

 もちろん今やスマホなしでは仕事にも生活にも支障をきたすと実感している人も多いのだろうが、オフの日などはあえてスマホを持たないで過ごしてみてもよいのではないだろうか。

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