今話題の「ビットコイン」はいつ誕生し、どのような歴史をたどってきたのか、ビットコインの投資を始める前に勉強しておこう!
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今回は、その中からビットコイン誕生の経緯に関する記事を抜粋して紹介。ビットコインがなぜ今注目されるようになったかがわかるので、これから取引を始める人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
約10年前に誕生し、2016年後半から価格が急騰して話題!
ここ1年、「ビットコイン」関連のニュースが頻繁に報道されてきた。その理由は、急激に値上がりしたからだ。
ビットコインは今から約10年前に誕生し、何度となく話題を集めることはあったものの、ほとんどの人たちの生活には直接的に関わりがなかった。だが、2016年11月の時点で1BTC(ビットコインの通貨単位)当たり8万6000円台だったその価格は、1年後の2017年11月に100万円を突破。さらに12月には200万円を超えるほど急騰した。その急騰ぶりが新聞でも報道されて、にわかに世間の関心を集めるようになったわけだ。
ただ、直近のビットコインのニュースは価格高騰に関するものばかりではない。「分裂騒動」(※ビットコインはコア・デベロッパーとマイナーの対立から、2017年に『ビットコインキャッシュ』『ビットコインゴールド』『ビットコインダイヤモンド』に分裂している)のように、ネガティブな印象を受けるものも飛び交っていた。
とはいえ、最初から仮想通貨に注目していた人でなければ、ネガティブなニュースを耳にしても、なかなかピンと来ないかもしれない。そこで、この仮想通貨が誕生してから今日に至るまでの経緯を振り返ってみよう。
2010年に最初の取引が成立。当初は1BTC=0.2円程度だった
まず、2008年10月にサトシ・ナカモトなる人物がビットコインに関する論文を発表したことから、その歴史はスタートした。約2カ月後には最初のブロック(一塊となった取引履歴情報)がネット上に発生し、2009年10月には法定通貨(米ドル)との初めての取引が行なわれた。当時の値段は、日本円に換算すると1BTC=0.009円程度だったという。
そして、翌年の5月には2枚のピザ(約25ドル)と1万BTCが交換され、これが実店舗での初めての決済となった。日本円に換算すれば、1BTC=0.2円程度だったが、2010年末には24円となり半年余りで3ケタもの上昇を遂げた。さらに2012年末には1000円台に到達。とはいえ、それも序の口にすぎなかった。
金融危機で脚光を浴び、以降上昇して一時1BTC=200万円超に!
「ビットコインが一気にメジャーな存在となったのは、欧州債務危機が深刻化した局面でした。ギリシャ問題に続いてキプロスでも預金封鎖が現実となり、そういった国々の債券を売ってビットコインに避難する投資家が続出しました」(フィスコデジタルアセットグループ・田代昌之さん)
その結果、2013年3月には1BTC=8000円台となり、さらにバーナンキFRB議長(当時)のビットコインを認める発言を受けて、一気に1BTC=11万円台まで高騰。ただ、その後は日本で仮想通貨取引所マウントゴックスが破綻したことも一因となって、2015年頃までは下落基調に。
再び価格上昇が顕著になったのは2016年の後半から。サギ行為も横行したため、2017年9月に中国政府は仮想通貨取引の取り締まりを強化。このようなネガティブなニュースもはね除けて高騰を続けている。11月下旬には1BTC=100万円を突破し、12月には200万円超の最高値をつけた。
「中国国内で取引できなくなっても、海外での購入ツアーが企画されているようです。結局、期待が高まっていれば取引量はおのずと増え、価格も上昇しやすい」(ビットコインをはじめとする仮想通貨への投資で約1000万円稼いだ、個人投資家の児山将さん)
上のチャートを見ると、急激に上がりすぎているようにも見えるが、前述のようにさらに上昇しそうな要素もあるので、この先どんな値動きをするか予想しづらい。これから始めるなら、まずは少額からチャレンジしてみるのがよさそうだ。
(※関連記事はこちら!)
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今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ2月号に掲載している特集「数千円から買える!『ビットコイン』スタートガイド」から、ビットコインの歴史の解説を抜粋した。特集ではビットコインの基本情報を網羅しているので、これから始める人はそちらも参考にしてみてほしい。
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