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みんなどこか変わってるから大丈夫

2017-12-30

日本は「平和」だと言えるのは、自分とその周りが平穏な人だけだと思うんです

ひとさまのtweetから…

友だちに「テレビつけても相撲の話ばかりでうんざりするわ~。」って言ったら「もう飽きたよね、でもそれって日本が平和って証拠だよ!」って満面の笑みで返された。 くだらない問題を延々と提供する理由は、「だから日本はまだ平和」という安心感を与えるためなのかな。


日本におけるTVというのは「重要でないことから先に放送する」というメディアなので

TVで連日、一番時間をかけて放送しているネタは「重要でない(≒つまらない)事柄」である…

と思って間違いは(あんまり)ない…


だから、日本のTVがNHKを含めて連日、相撲相撲相撲…ってやってても

ぼくは基本的に関心はない…どころか、うんざりするんだけども

「どうでもいいコト」をこれだけ取り上げてるのも日本が平和な証拠…と

前向きに…というか、逆説的に受け止める人もいる…のか、ホントに?


ここで、話は横道にそれて…

「平和」と言えば、それは「戦争のない状態」である…と考えがちなんだけど

そんな「平和」は20世紀の「平和」でありまして、21世紀を迎えた今、

ボクたちはそんな「平和」で満足してたらアカン…


じゃ、ボクたちはどんな「平和」を目指すべきか…と言えば、それは

社会に抑圧や差別がなく、特別な才能のないごく平凡な人たちがそれなりの暮らしを営むことができ

何らかの理由で生活に困った人たちが、これまた公助によってなんとか生きていける社会…

なんてことを考えるのであります

(つまり、「21世紀の平和」というのは「国単位」での話ではなくて
 個人(や地域)単位で考えるべき…ってことね)


とすると、「日本が平和だ」と考えてる人は、

「自分やその周辺」が平和(≒平穏)だと感じてるに過ぎない…ということになるところ

日本の社会にはまだまだ様々な抑圧や差別が存在し、そのために苦しめられている人々がいる…し

何らかの理由で生活に困っている…のに、公助を受けられない人もいる…ので

ぼくは到底、日本が「平和」だとは思えないのであります


また、世の中で一番影響力のあるメディアであるTVが

「重要でないことから先に放送する」という社会は

市民に「大切なことが伝わらない」というおそろしい社会でもあるので

そういう社会で暮らすボクたちが「平和」であるとも考えられないところです

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