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喝采を浴びるリディアーヌ
感想一覧
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投稿者:
ネット小説大賞(旧:エリュシオンノベルコンテスト(なろうコン))
[2016年 11月 24日 14時 22分] ---- ----
良い点
感想を書いている今、『喝采を浴びるリディアーヌ』をこの目で見たような気分です。
悲劇と悲恋を扱っている物語でありながら、これほど見事な“舞台”を見た後のような余韻に浸れる作品は類を見ません。
人物像も深く掘り下げつつも、芯の部分でアイコン化されており、また各人物側からの視点がしっかり描かれている為、読んでいて各人物へ感情移入することができるのが素晴らしいです。
特にこの作品では悪役となったアランの嫉妬、不安、そしてリディへの愛と執着が描かれた終盤は、鬼気迫る物を感じました。
読了後、思わずブラーヴォ! と起立喝采したくなるような見事な幕引きでした。
今後の活動応援しております。
投稿者:
砂山むた
[2016年 06月 08日 10時 29分] ---- ----
一言
吐きそうな最後でした。四人それぞれの状況や気持ちがよくわかり、とても切なくなりました。すばらしかったです。
Veilchen
[2016年 06月 10日 08時 19分]
感想ありがとうございました。
最終話、ラストシーンが最初に浮かんで、そのために書いた作品でした。そこに至るまでの各キャラクターの心情行動について思いを馳せていただけたら幸いです。
投稿者:
惠美子
[2016年 01月 16日 12時 15分] 40歳~49歳 女性
良い点
灰皿を投げる演出家の蜷川幸雄は施設の全面禁煙化のために、灰皿が手元になくなって、パイプ椅子をぶん投げたりしていましたが、今は体調はどうでしょう。
リディアーヌの舞台は『アイーダ』かなと思いましたが。一歩踏み出すところで小説が終わり、余韻を残す酔うような終幕です。
ジャンに後悔はないし、ローズだって後悔しないでしょう。ジャンの出血の痕跡から二人の死はすぐに判明するでしょう。リディはリディで激しく落ち込んでも、「恋に生き」たのだから、「歌に生き」ていけそう。
子爵さまだけが、どうしてこうなった? と後悔に苛まれてしまうのでは、と感じました。
Veilchen
[2016年 01月 16日 21時 08分]
感想ありがとうございました。
最近はあまり舞台にも通えていないのですが、蜷川先生はちょうど今シアターコクーンで「元禄港歌」の演出をされていますね。お元気で意欲的な活動をされていることは何よりと思います。
お察しの通り、作中の新作は「アイーダ」をイメージしています。愛し合う男女が悲劇的な最期を迎える部分を重ねつつ、最後に寄り添うふたりの組み合わせはラダメスとアムネリスとなっております。
余韻に全てを賭けた作品でしたので、終幕部分に言及してくださりとても嬉しいです。彼らのその後、は考えてはいませんが、アランも後悔はしないのではないかと思います。ただ、ジャンのせいで、というままならなさだけを噛み締めていくのではないか、とも思っています。
投稿者:
狼子 由
[2015年 12月 19日 15時 42分] ---- ----
良い点
ああ、もう。
だから楽しみにとっておいたのに……(涙。
良かったです。心動かされました。
拍手一口メモでリディアーヌが演じたのが歌劇アイーダであると確認して、ますます嬉しくなってしまいました。
アムネリス王女が2人いるような気持ちです。
どちらも趣深いキャラクタでしたが、私は――アラン、すごく良かったです。貧者の一灯を例に出して、自分は何を捧げても愛を認めてもらえないなんて……幼い頃から金持ちだからと理解を得られなかったことがあったのだろうと、可哀想になりました。きっと色々彼なりのトラウマがあったのでしょう。
そんな彼が、無償の愛を捧げているのだ、と言いつつも、愛し返されることを前提に語る様子、素敵です。
でもきっとそれも彼の表面に過ぎないのですかね……。最後、何でも良いから理由をつけて、ただジャンを殺したい自分の嫉妬を認めたくない、ということなのでしょうか。愛の為に捧げるのであって、醜い嫉妬に狂って目障りな奴を消すのではないのだと。
どうもVeilchenさんの作品は、悪役について語りたくなってしまいます。深く人間を描かれる姿にいつも惚れ惚れします。
素晴らしい作品をありがとうございました。
Veilchen
[2015年 12月 19日 21時 30分]
少し離席していた間に読了ツイと感想をいただいていて驚きました。ありがとうございます!
アイーダは本作のモチーフでもあります。ただし、最後のシーンではアムネリスがアイーダの位置に成り代わっています(笑) 歌劇だとアムネリスは二人が心中したことを知らないはずですから……知ったらきっと荒れ狂うだろうなあ、などという辺りも本作の着想点の一つでした。
アランの内面についても考察いただいて嬉しいです。彼とローズの視点を思いついていなければこの作品はありませんでした。拙作の登場人物にはよくあることですが、愛した分だけ・頑張っただけ報われるはずだ、という思いを強く持っている人が多いようです。人として自然な感情ではあると思いますが、現実は厳しいですね。
持てる者が持たない者を妬むという歪な構図も本作の狙いでした。感じ取っていただけて嬉しいです。
こちらこそいつも読んでいただいて嬉しいです。熱い感想をいただき、ありがとうございました!
投稿者:
じぇねこ
[2015年 08月 16日 15時 17分] ---- 女性
良い点
最後まで飽きさせない文章と展開が素敵でした。
読み終えた後も余韻が残り続けています。
一言
遅くなりましたが、ついに読み終わってしまいました。なんだかとても寂しいです。
でも、リディアーヌなど残された人々の今後を思うともっと切ない気持ちになりました。
昔、片思いに悩んだ身として個人的にローズはある意味で羨ましい。ずっと苦しんできたかもしれないけれど…この辺り、レミゼのエポニーヌに対しても思ったところなんですけれどね。
これからは舞台を観終わった時のような、夢心地を大事にしながら他の作品も楽しませていただきます。
Veilchen
[2015年 08月 16日 20時 56分]
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
書いていないところまで想像していただけたら、と思って書いた物語でありラストシーンなので、リディたちのその後を考えていただけてとても嬉しいです。
ローズは、ジャンが愛しているのはリディだと思い知らされた訳なので幸せだと言い切れるかどうかは分からないのですが、最期まで彼と一緒にいられたのは彼女にとっては救いだったのかもしれません。言われてみればエポニーヌのシチュエーションとも重なりますね。エポはマリウスとコゼットのために尽力したのでまた話が別ではありますが。
狼少女J猫様の作品は美しくも陰影があるものばかりで、私こそ楽しませていただいています。拙作の中にご趣味に合うものがあれば幸いです。
投稿者:
でれすけ
[2015年 05月 02日 18時 04分] ---- ----
一言
たびたび申し訳ないです。前の感想の末尾に書いたハンガリー・オペレッタ「キスする女性」のあらすじの修正を。
婚約者が式をすっぽかしたのは酔っ払っていたからではなく、大事な婚約指輪をなぜか失っていて(酔って質入れ?)回収できなかったことによるもので(いずれにしろいい加減な男なのですが)、すったもんだの挙句、双方誤解が解け、婚約指輪の回収もでき、最後にはハッピー・エンドになるというオペレッタの王道を踏むお話でした。
ハンガリーでは今でもオペレッタの人気が高く、しかも日本のように敷居が高いものではなくて、有名な曲なら幼稚園児ですらニコニコと合唱してしまうくらい身近なものです。
しかも、オペレッタに出てくる歌手は歌って踊れてが当たり前。みんなマルチタレントでよくTVに出てくる人気者ぞろいです。ロックもポップスもオペラだって歌えてしまえます。逆にロックやポップスで鳴らした人気歌手がオペレッタに出演することも珍しくありません。
僕のつまらない薀蓄を信じてオペレッタの虜になって頂けたなら幸いです。
Veilchen
[2015年 05月 02日 22時 03分]
感想ありがとうございました。
アランの造形はオペラ座~のファントムの影響もあるし、夜道をさまようローズはミュージカル版レミゼのオン・マイ・オウンの情景へのオマージュでもあったので、両作を上げていただいて大変嬉しく思います。
軽妙な喜劇というものが書けたら良いのですが、悲劇よりも難しいとよく言われる通り私にはなかなかハードルが高いです……。いずれコメディジャンルで自信を持って投稿できたら良いのですが。
また、ハンガリー語のオペレッタのご紹介もありがとうございました。
このような作品を書きながら実際のオペラ・オペレッタの舞台を見ることはあまりなかったのでとても興味深いです。
私が好きなのはミュージカルなのですが、ヨーロッパの方では舞台を中心に活躍している役者さんも頻繁にテレビに出演していたりしてあちらのミュージカルファンが羨ましい限りです。ハンガリーにおけるオペレッタもそのような雰囲気なのでしょうか。ミュージカルにおいてもハンガリーは色々な国の演目を取り入れている印象があります。
また、他の作品で人名等にハンガリー語を使っているところでしたので、そちらの方でも参考になりそうです。
ご紹介いただいた演目、検索して見てみようと思います。重ねてありがとうございました。
投稿者:
でれすけ
[2015年 05月 02日 16時 05分] ---- ----
一言
拝読してみて、登場人物の印象からミュージカル「オペラ座の怪人」のファントム、「レ・ミゼラブル」の悪党テナルディエの娘エポニーヌを思い出してしまいました。あと、映画「天井桟敷の人々」の登場人物たちも。
御作には絶妙な説得力があり、嫉妬という感情はそういった感情を抱く人柄によって随分と色合いというか転がりようが変わるものだなと感心させられました。非常に面白かったです。
御作では嫉妬の感情が悲劇へと転がっていきましたが、世の中には軽喜劇へと転がる作品もあるようで、我侭ですが、Veilchen先生のそういった作品も見てみたいと思ってしまいました。
ちなみに、僕が軽喜劇になる作品として最初に思い出したのが、ハンガリーのオペレッタ「Csokos asszony(キスする女性)」です。あらすじは、劇場で働く肉屋の娘(養女)が幼馴染の婚約者と結婚することになっていたのですが、婚約者が前夜に飲みすぎて式をすっぽかしてしまい、なぜだか謎の男爵(実は娘の祖父らしい)があらわれて娘を連れ去ってしまう。娘が男爵の愛人にされると勘違いした婚約者。肉屋の主人。その妻。その連れ子の娘。その連れ子の恋人などなどが右往左往した挙句、男爵の屋敷に乗り込んでいって……。
ハンガリー語がわからなくても結構楽しめます。お気晴らしにyoutubeなどでご覧になればいかがでしょうか。
最後に、面白い作品を拝読させていただきありがとうございました。感謝感謝です。
投稿者:
さかな
[2015年 04月 30日 18時 33分] ---- ----
一言
読み終えた瞬間、うわーっとなりました。思惑通りに!
見ちゃだめだ見ちゃだめだ…!ってずっと心で叫んでいました。
どちらにしろ手遅れなのですが…。
皆様も言われている通り、絶妙な引き加減でした。
そして、一人称の特性を上手く利用した秀逸な群像劇でした。
特にローズに心動かされました。読み終えてみると、割と彼女のエンディングは救いがあったかなぁ(所謂メリバというもの)なんて思います。
あっという間にのめり込み、一気に読み終えました。
まるで洋画を一本見終えたような、読み応えのある作品をありがとうございました!
Veilchen
[2015年 05月 01日 08時 33分]
感想と叫びをありがとうございました。
また、ローズの視点がなければ本作は成り立たなかったと思うので(リディとジャンだけだと王道の悲恋に終わってしまうので)、彼女を気に入っていただけて良かったです。ローズ視点は他三人よりも一話多いし、一話あたりの字数も多分多いのですよね。その分感情移入していただけたということでしょうか。
活動報告に書いたように、映像的な効果も意識した構成でしたので、洋画のような、とのお言葉も嬉しいです。重ねてありがとうございました!
投稿者:
SH
[2015年 04月 18日 20時 42分] ---- ----
良い点
引きが絶妙でした。最終話を読んだ後では、この先を書くと蛇足気味になるのではないかと思えてきます。
舞台関連のお話なので、視覚的な情景が想像しやすい描写を意識して書かれているのかな、という印象がしていました。一人称だと視点や口語の関係でなにげにむつかしいですよね。
連載中は、ジャンなんかやめてアランにしときなよー、と思いながら読んでいたので、最後は個人的にあまりうれしくない終わり方なんだろうな、とおもいきや、なんかいい感じで好みなラストでした。
一言
リディが歌姫やったのはアイーダ、かな?
次回作は、戦記かつ群像劇ということなので楽しみにしてます。大好物です。
Veilchen
[2015年 04月 19日 21時 18分]
感想ありがとうございました。
引きのさじ加減が気になっていただいたので、絶妙と言っていただけて安心しました。また、お好みのラストということで良かったです。私の好みでもあります。
何となくパリのイメージだったので実際のオペラ座や風俗、ミュシャのポスターをググりながらの執筆でした。見た目や身なりが身分や暮らしに直結している時代でもあったでしょうし。
視点やその人の気分によって見るもの意味や色が変わるのも一人称ならではと思います。
リディが演じたのはご推察の通りアイーダです。
ローズのコンセプトが「アイーダになりたかったアムネリス様」だったのです。
活動報告にも目を通していただいて、重ねてありがとうございました。
次回作、ご期待に添えるように頑張りたいと思います。
投稿者:
ぽとす
[2015年 04月 18日 07時 42分] ---- ----
良い点
続きを読みたいけど、主人公がこれから辛い目にしか会いそうにないので悲しくもあります。。。
面白かったです。
子爵一人勝ちな感じですね!犯罪もバレないしリディもゲットな。映画を観ている気分にさせられました。
Veilchen
[2015年 04月 18日 09時 11分]
感想ありがとうございました。
読んだ方にその後を想像してもらいたいと考えてのこのラストだったのですが、過不足なく良いさじ加減になっていたら幸いです。
子爵の一人勝ちかどうかはまだ分からないですね。
彼にとっての理想の形で愛を示すことができなくなってしまったので、
これから何かある度に「こんなはずじゃなかった」と思うのかもしれません。
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