ライバルメーカー

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セールスしていると、既にどちらかのメーカーと取引していて大概は現状に別に不満はなくて取引していて、逆にむしろ世話になっていると言われる。

名古屋から出てきて東京に市場を作った先輩社員の苦労は多分、今ほど知名度もないし大変なものだったんだろうなと感じていた。

家庭用のスーパーを担当していた時はライバルメーカーと言えば雪印・森永・明治などの誰もが知っている大手乳業メーカーですが業務用のレストラン・飲食店などはそれらのメーカーはあまりなく、まず、東京酪乳・中沢乳業・高梨乳業、この3社で凌ぎを削っているような状況で新規で飛び込みセールスで訪問すると大概中沢乳業か高梨乳業だった。

ある日ホテルの業者会で高梨乳業の所長と初めて会った。ビュッフェの料理の前で皿を持って順番を待っている時に後ろから軽く尻を叩かれた。振り返ると誰かとおもったが笑いながら高梨乳業千葉営業所の所長と言う事で挨拶された。自分でいうのもなんだが結構派手に名刺配って高梨乳業の得意先もひっくり返して契約していたので私の顔と名前は知っていたようだった。名刺交換して当たり障りのない会話をした。

お手柔らかに頼むよと言われたが顔がわかった分、もっと契約してやろうと感じた。
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