愛すべき猛者たち

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東京酪乳の上司・先輩・同僚と基本的に中途採用ではなくみんな新卒で入社するわけで、どちらかと言うと他所を知らない、酪乳イズムの塊のような面々で、皆さん素直で純粋で酪乳のお酒の席は上司が部下にお酌をするのが決まりでそういう教えがある位、部下を弟妹同様可愛がるように、同僚は家族より大事なんて教わっていました。

宴席は盛り上がって最後は全員で輪になって肩を組んで「同期の桜」を歌うんですが「貴様と俺とは~」っていってみんな同期ではないんですが仲間だみたいな「貴様と俺とは~同期の桜~同じ酪乳の・・・・」て肩組んで酔いも手伝って右に左に動きながら歌うんだけど、最初はえっ!って思ったけど皆で肩組んで大きな声で歌っていると気持ちよくて楽しくて、部署で宴会すると大抵最後は皆でこれみたいな儀式的なところがありました。

最近はこの習慣が残っているのかわからないけど

でもそんな上司・先輩の中でも私が特販部に配属されてから本当にお世話になり色んな事を教えて頂いた上司K部長の話をさせて頂きたいと思います。

K部長

島田洋七さんのベストセラー小説「がばいばあちゃん」はビートたけしさんとお酒を飲んでいる時に、おもしろいおばあちゃんの話をビートたけしさんに聞かせたところ涙流して笑って「洋七それおもしろいから本にしろ」って言われたのを自費出版したのが始まりだと聞いた記憶がありますがK部長の話は本当におもしろくて破天荒なんだけど私のとっては、本当にお世話になった上司なんですね。

千葉営業所所属していた時から伝説的な人で古い先輩社員の話にはちょくちょく出ていました。なぜなら私を育ててくれた千葉営業所の初代の所長がK部長だったからです。

あまり首都圏で知名度のない時代に、名古屋から出てきた中心メンバーで今思ってもよく首都圏に殴りこんできて今日の市場を開拓したなと思います。

私自身が千葉営業所の出身という事で色々目を掛けて頂いたように思います。

私が千葉営業所で直属の上司だった渡辺さんから聞いた話は新入社員の渡辺さんが配達中にドラックがオーバーヒートしてしまい営業所に電話すると当時所長だった梶田さんが電話に出て「お~そうか!わかった!場所は?お~わかった待とれ」と電話を切ったそうです。

当の渡辺さんは修理工場に連絡してレッカーでも手配してくれたりしたのかなと、しばらく待っていると当時Kさんが乗っていたライトバンが到着したそうで、わざわざ所長自らきてくれたのかと感激していると車から降りてきたKさんの片手には一升瓶があって水がなみなみと入っていたそうです。「お~大丈夫か!これで水を足しながらいけ!」行動力とどうにかしないといけないと言っての行動、一升瓶はどうかと思いますが部下を持つ今の私には、まず率先垂範自分が動くそして道がなければ道を作れとにかく自分の出来る最善の方法を思いついたまま行動する。

草食系男子、指示待ち社員には想像も付かない行動力だと思います。



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