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「イージス・アショア」導入で、ロシアが軍事的対抗措置を示唆

 日本が新たなミサイル防衛システムの導入を決めたことにロシア側が軍事的対抗措置をとる可能性を示唆しました。

 ロシア外務省はリャプコフ外務次官のコメントを30日、発表し、日本が導入を閣議決定した地上配備型の迎撃ミサイル・システム「イージス・アショア」はアメリカが世界展開するミサイル防衛網に組み込まれているとして反発しています。また、迎撃だけではなく中距離と短距離巡航ミサイルも発射する能力があるとして米ロ間の「INF=中距離核戦力廃棄条約にも反する」として「ロシアの軍事計画を立てる上で無視できない」と語り軍事的に、ロシアが対抗措置をとる可能性を示唆しました。

 日ロ関係をめぐっては、プーチン大統領が30日、各国首脳にあてた新年の祝辞の中で、安倍総理に、日ロ関係がいくつかの分野で進展していることを評価し来年も、さらに信頼関係を築くとしています。しかし、迎撃ミサイルの導入を日本が決めたことが北方領土返還を視野にいれた日ロの平和条約締結交渉にも影響する可能性もあり、両国の関係に影を落としています。

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更新日時:12月31日 14時2分

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