<iframe src="//b.yjtag.jp/iframe?c=BB5AY5Q" width="1" height="1" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0"></iframe>

長い列車やICカード運賃、グリーン車も……東京の鉄道、ここにびっくり!

世界有数の規模といわれる、東京の鉄道網。首都圏の皆さんが何気なく使っている駅や電車も、関西人にとっては驚きの事実がいっぱいです。そんな“東京ならでは”の鉄道事情を紹介します。

「短い10両編成」は決して短くない

 東京で暮らす人々にとって、なくてはならない移動手段である鉄道。JR山手線に所属する29駅だけでも、1日当たり約531万人が乗り降りしています(山手線以外のJR各線を利用している人も含む)。

 他にも、東京メトロの輸送人員数は1日約724万人を数えるなど、東京都内の鉄道全体では延べ1000万人を超える乗客を、毎日運んでいることになります。

 ところで、ふだん東京の鉄道を使わない人にとっては、自分たちの地元との違いにびっくりすることもしばしば。そこで今回は、大阪生まれ・大阪育ちの筆者(伊原 薫:鉄道ライター)が見つけた、東京ならではの特徴を紹介します。

人と列車の多さに圧倒!

 まず、なんといっても驚くのが、鉄道を利用する人の多さです。冒頭にも書いた通り、東京都内だけでも膨大な数の人々が、鉄道を毎日利用しています。JR東日本で乗車人員が一番多いのは新宿駅で、その数は1日約77万人(2016年度。以下同じ)。JR西日本で最多を誇る大阪駅が1日約43万人ですから、その規模には驚きです。

 また、JR西日本で乗車人員が1日10万人を超えるのは5駅なのに対し、JR東日本ではなんと41駅。都心のターミナルだけではなく、周辺の駅まで利用が多いのも首都圏の特徴です。大阪だと、拠点駅から数駅離れれば車内に空席のできることがよくありますが、東京では「いつまでたっても一向に座れない」ということも。

171219 kantou 01
15両編成で走る上野東京ラインのE231系電車。このうち2両は2階建てのグリーン車(写真出典:photolibrary)。

 さらにびっくりするのが、それらの乗客を運ぶ列車の長さと多さ。山手線は11両、京浜東北線は10両編成の列車が、ラッシュ時には約2~3分間隔でやってきます。湘南新宿ラインや上野東京ライン、常磐線などは、15両編成という長大編成も存在。駅で「次の列車は短い10両編成でまいります……」という放送を聞くたびに、「10両編成って、ぜんぜん短くないわ!」とツッコんでしまうのは、関西人の性でしょうか。

この記事の画像をもっと見る(3枚)

画像ギャラリー

  • Thumbnail 171219 kantou 03
  • Thumbnail 171219 kantou 01
  • Thumbnail 171219 kantou 02

関連記事

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. 確かに段階で上がるバスの料金表見るとICと現金双方があるのも変だよね、まあ、高速料金もそうだし、こんなのが世の常になっちまってんだから今更にワラジなんて履けないよな

  2. 国鉄時代には大阪の普通にも一時期グリーン車があったものの、あまり受け入れられなかったらしい。