2017年12月10日、都内某所――。日曜の午前中とあって人通りもまばらな「そこ」に、続々と”プロデューサーさん”たちが集いつつありました。

日清カレーメシ×『アイドルマスター シンデレラガールズ』コラボ企画。特別BOXセット購入者から抽選で選ばれた300名だけが参加できるシークレットイベント「特製カレーメイシ（名刺）お渡し会」、ついに開催――！

イベントに出演するのは、日野茜役の赤﨑千夏さん、双葉杏役の五十嵐裕美さん、三船美優役の原田彩楓さんの3名。

「カレーメイシ」なる名刺のお渡し会とはいったいどんなイベントなのか……？　出演者さえも「斬新！」と思わずテンションがあがるシークレットイベントの気になる内容を、ここに独占レポートします！

また全3回のイベントを終えたばかりの赤﨑千夏さんには単独でお話をうかがってきたので、そちらもよろしくお願いしますね、プロデューサーさん！

　
会場限定で上映！　スペシャル映像を公開!!
都内某所に設営された会場には、隣接する形でイベント参加者待合室が設けられ、会場にやって来たプロデューサーさんは、まずはそこで受付を済ませていました。みなさん期待に目を輝かせながら、気持ちはソワソワ。開場の時間を今か今かと心待ちにします。

会場への誘導がはじまるのはイベント開始30分前から。着席が済むと、会場後方の扉から、なんの前ぶれもなく「日清カレーメシ」公式キャラクターの「カレーメシくん」が登場します。

カレーメシくんは無言で、しかも特に何をするわけでもなく、時間をかけてゆっくりと会場を一周。その間、おなじみの「ジャスティス!!」ポーズを決めてみたり、プロデューサーさんの「目線ください！」に応えてみたりして、すっかり“フォトジェニック”に。出演者の方々が着席するはずのステージにものぼり、なぜか謝罪会見コントまで!!

約10分間、ひと言も発することなく、しかし愛想よくスマートフォンのカメラに対応して人気を独占していました。



そして開演10分前には会場スタッフが注意事項を説明。そこではなんとサプライズが！　今回、残念ながら会場に来られなかったコラボアイドルたち7名のキャストコメントが、約6分間の特別映像として上映されたのです！

まず特別映像に登場したのは、神崎蘭子役の内田真礼さん。その瞬間、会場からどよめきが!!　内田さんは「みなさん、カレーメシは食べましたか？　私はいま、食べましたよ」と会場の笑いを誘いながら、シーフード味のおいしさを伝えてくれました。



続いて登場したのは堀裕子役の鈴木絵里さん。「みなさん、こんにちは！」と挨拶して会場からレスポンスをもらいます。そして「おいしすぎて、空中浮遊しちゃってください！」と堀裕子のセリフになぞらえたひと言でコメントを締めくくりました。



次に登場したのは、喜多見柚役の武田羅梨沙多胡さん。カレーメシをマラカスのようにシャカシャカと振りながら、ビーフ味を食べたことを楽しそうに報告し、「食べすぎて、つらいっす！　となるくらい食べてください」とコメントしてくれました。

四人目は五十嵐響子役の種﨑敦美さん。キュートな挨拶から急にイケメン声になって会場の笑いを誘います。そして五十嵐響子として「お手軽さ、おいしさ、だいじですからね！　私も認めざるを得ません。野菜も食べてくださいね!!」と締めました。



さらに登場するのは及川雫役の、のぐちゆりさん。「お肉が好きなのでビーフ味を推していきたいと思います」とコラボ担当でもあるビーフ味にラブコール。「これからもカレーメシ、もーりもり食べましょう！」とメッセージを送ってくれました。



続いて安部菜々役の三宅麻理恵さん。「ウーサミン、はい！」「ウーサミン！」の、おなじみのコール＆レスポンスで、会場と100点満点のシンクロ率を見せつけます。担当のチキン味については、リンゴやチーズをトッピングするアレンジ方法を教えてくれました。



最後は大和亜季役の村中知さん。毎週金曜日にカレーを食べるという大和亜季のキャラクター性にふれながら、コラボメンバーになれた喜びを語ってくれました。そして「筋トレもいいですが、カレーメシも……いいぞ」と締めくくってくれました。




「カレーメイシお渡し会」、ついにスタート！
特別映像が万雷の拍手で終了すると、次はいよいよ「カレーメイシお渡し会」のはじまりです。「それでは準備が整いましたので、みなさん、拍手でお迎え下さい！」というスタッフのかけ声で、会場後方の扉から、赤﨑千夏さん・五十嵐裕美さん・原田彩楓さんが満面の笑みで手を振りながら登場します！

　
イベントの一回目は午前中から集合していたプロデューサーさんもいたことから、まずは赤﨑千夏さんが、「みなさん、おはようございます！　今日はお日柄がよく安心しました。まだ寒いけど、今日はみなさん、熱い心の交流をしましょう！」と挨拶。

続いて五十嵐裕美さんは「私はそんなに元気はないですけど、みなさん宜しくお願いします（笑）」と笑顔を見せてくれました。

最後は原田彩楓さんで「みなさん、おはようございます」と挨拶をして、会場からの「おはようございます」のレスポンスに「ありがとうございます」と応えてから「よろしくおねがいします」とおっとりとした様子で頭を下げました。

本日のイベントはあくまでお渡し会なのでトークコーナーはなく、そのまま会場最前列から「カレーメイシ」のお渡し会がはじまります。

　
プロデューサーさんは自分の順番が来たら待機列に移動し、赤﨑千夏さん、五十嵐裕美さん、原田彩楓さんの順番で3種類のカレーメイシを受け取ります。イベント一回目と三回目では最後に待つカレーメシくんとも交流してからの着席となりました。

通常のイベントなら名刺をもらって退場するところですが、ここが今回のお渡し会のおもしろいところ。プロデューサーさんは他の参加者がアイドルたちと「名刺交換」をする様子を最後まで見守ります。

　
その間、客席のプロデューサーさんは参加者と出演者のふれあいを笑顔で眺め、カレーメシくんのリアクションに思わず吹きだし、小休止する出演者の方々と手を振りあったりします。会場にはアイドルたちのおなじみの楽曲が流れ、のんびりとした心地よい空間となっていました。

　
約100名のプロデューサーさんにカレーメイシをお渡ししてイベントは大詰めに。マイクを渡された赤﨑さんは「こういうイベントに初参加するかたや、遠くからいらっしゃったかたが多くて、すごく嬉しかったです」と出演者を代表して挨拶をしてくれました。

　
そしてプロデューサーさんたちが今日一日を元気ですごせるよう、全員で「ボンバー！」をすることに。「みんな、ついてきてくださいね、信じてますよ（笑）」と客席をいじりつつ、最後にプロデューサーさん、カレーメシくん、スタッフが一体となった力強い「ボンバー！」でこぶしを突き上げました！

ちなみに二回目のイベントでは、赤﨑さんに「どう、いっぱいしゃべれた？」と振られた原田さんが「はい、いっぱいしゃべれたはず……です」と、最年少らしい初々しさを発揮。

最終回となる三回目では「楽しかったです。みなさん、やさしく接してくださって、楽しくおしゃべりできましたよ」と、緊張がほぐれた様子で語ってくれました。今回のお渡し会を、原田さん自身も楽しまれていたようです。

五十嵐さんは赤﨑さんとお会いするのが久しぶりとのことで、「わたしも今日、ちぃ様（赤﨑さん）に会えて嬉しい」と目じりを下げていました。

イベント終了後にインタビューをさせていただきました!!
全3回のお渡し会を終えた赤﨑さんですが、お疲れのはずなのに、笑顔は朝よりも輝いていました。はたして今回のシークレットイベントは赤﨑さんの目にはどう映ったのか？

ブランドアンバサダーに就任し、カレーメシのコラボ企画を引っ張ってくれた日野茜を演じる身として、コラボ企画はどうだったのか？　ひとつのピリオドが打たれたこのタイミングで去来する想いを語っていただきました!!


――つい先ほどイベントの全日程が終了しましたね。朝からお疲れさまでした。まずは3回のイベントを振り返ってみての感想をお願いします。

赤﨑千夏さん（以下、赤﨑）：たくさんのプロデューサーさんに来ていただきまして、本当にありがとうございます。今回は名刺のお渡し会ということで、「……こういうものです」と少しビジネス的に名刺を差し出したりして、とても楽しく交流をさせていただきました。キャラクターイベントとは正反対の、かしこまった感じが新鮮でしたね。

　
――はじめにカレーメシのイベントと聞いていかがでしたか？

赤﨑：「カレーメイシのお渡し会」って、いったいなんだろうと（笑）。「そもそもカレーメイシってなに!?」と思いました（笑）。


――ですよね（笑）。名刺のデザインはいかがでしたか？

赤﨑：まさかカレーメシの容器の形とは思いませんでしたね（笑）。でも日清の社員さんは、担当されている商品の形をした名刺をお持ちなんですよ。

ですからカレーメシを担当されている社員さんは、名刺の形だけではなく、裏返すと容器の写真がプリントされているんです。茜たちが日清の社員さんになったような感じでしたね。


――その名刺を今回のイベントでお渡ししたわけですが、本日3回のお渡し会で印象に残った出来事を教えてください。

赤﨑：カレーメシくんが一番元気でした（笑）。イベントでは私たちと名刺交換した後、最後にカレーメシくんがいて、ハイタッチをしたり握手をしたりできたんです。

ただそれは一回目と三回目のことで、残念ながら二回目のイベントではダウンして会場に出てこられなかったんですよ。それでも会場にいる時は元気いっぱいで、プロデューサーさんたちも、いかに面白くカレーメシくんと絡むかを楽しんでいました。

――カレーメシくんはイベント前の待ち時間でも客席を温めてくれていましたからね。プロデューサーさんたちの反応はいかがでしたか？

赤﨑：「ライブに行きました！」とか「応援してます!!」とか、涙を浮かべながらまっすぐに気持ちを伝えてくださるプロデューサーさんもいらっしゃって、その熱い想いが本当に嬉しかったです。


――脇から見ていても、赤﨑さん、五十嵐さん、原田さんは本当に楽しそうでしたよね。

赤﨑：あとはラグビーをされているプロデューサーさんが3人ほどいらっしゃいましたね。しかも「これから試合に行ってきます！」と意気込んでいました。


――アイドルたちに送り出してもらえるなんて、最高のエールじゃないですか！　ぜひ試合結果が知りたいですね。そういえば、楽屋ではみなさん、どのような会話をされていたのですか？

赤﨑：「思ったよりトークの時間がなかったね」と（笑）。お渡し会とは言いつつ、トークパートはあるものだと思っていたんですよ。ところが最初と最後の挨拶しかなく、本当に斬新なお渡し会でした（笑）。それでも合間に客席とレスポンスできましたし、茜らしく「ボンバー！」もできました。みなさん元気に返していただきましたよ。



――ちょっとした給水のタイミングでも、客席のプロデューサーさんとアイコンタクトしたり、手を振っていらっしゃいましたよね。

赤﨑：今回のイベントは、順番が終わったら席に戻るシステムなんですよ。ですから席に戻った後も、ほかのプロデューサーさんと私たちのやり取りをニコニコして見守っていたり、カレーメシくんとレスポンスしていたりして、イベントを最後まで楽しもうという気持ちが伝わってきました。私たちも、プロデューサーさんになにかお返しをしたいなと思っていましたから、できるだけお気持ちに応えようと思いました。


――そのほかに、五十嵐さんや原田さんとのやりとりで印象的だったことはありますか？

赤﨑：三人とも楽屋では、わりとまったりしていました……。なにしろ今回のイベントは楽屋に戻って20分ほどしたら、すぐまた次の回で出なければならないんです。そうなると、ワイワイ話すというよりは「とりあえず休もう」と（笑）。


――ちゃんとお昼はとれました？

赤﨑：お寿司をいただきました。みんなで「お寿司かー、カレーメシかと思った」と言いながら（笑）。


――そこはカレーが欲しいところですね（笑）。

赤﨑：でもカレーは香りが強いですからね。みんなも「お寿司で良かったね」と（笑）。


――ところでカレーメシはいかがでしたか？

赤﨑：パッケージの「よく混ぜると無駄にウマイぜ！」というキャッチがツボに入りました（笑）。確かに混ぜるとどんどんおいしくなるんですよ。麺類だと時間が経つとのびちゃいますけど、カレーメシは大丈夫ですし、むしろ味が変化するので好きです。

――お好きな味は？

赤﨑：辛いのは苦手ではあるんですけど……やはり王道のカレーメシビーフかな。一般的にはスパイシーとシーフードが人気で、品薄という話は聞きました。


――ブランドアンバサダーに就任されましたが、振り返ってみていかがでしたか？

赤﨑：「よくぞ茜をブランドアンバサダーに選んでくださいました！」ですね。茜がコラボの中心にいることがあまりありませんし、しかも「カレーは飲み物です」などと言ってしまう茜を選んでいただけたわけですから、私としてもすごく光栄ですし、茜も喜んでいると思います。


――次にコラボがある時は、また茜に白羽の矢が立ってほしいですね。

赤﨑：お待ちしております。

――それでは最後に、全国のプロデューサーさんにメッセージをお願いします。

赤﨑：来てくださった方、本当にありがとうございました。変わった形の名刺ですが、ぜひ大切に保管して、3枚を眺めながらカレーメシを楽しんでいただければと思います。

今回来られなかったプロデューさんも、きっとコラボのカレーメシはゲットしてくださったと思いますので、アイドルのことを想いながらカレーメシをお楽しみください。また別の機会にお会いしましょう。


――本日はお疲れのところ、本当にありがとうございました!!


[取材・文・撮影／気賀沢昌志]


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