29日放送の「バイキング・ザ・ゴールデン 坂上忍がニュースの主役を直撃！」（フジテレビ系）で、出演したとある人物の顔に、モザイク処理が施される事態が起こった。

番組では「今だから話せる！ 政治と選挙の裏側大暴露」と題した特集で、今年の衆議院選挙で落選してしまった立候補者がスタジオに顔を揃えた。鈴木宗男氏や若狭勝氏らが、司会の坂上忍らと激論を戦わせた。

ところが、ひな壇に座る若狭氏の背後、希望の党から立候補した宮崎岳志氏の横に座る人物には、顔だけでなく体全体、さらにネームプレートに至るまでモザイク処理が施されているのだ。

生放送とVTRの特集を織り交ぜた番組中、テロップや坂上からボカシ処理の事情が視聴者に釈明されることはなかった。なお、事前の出演者リストから、ボカされていたのは希望の党から落選した、楠田大蔵氏と推測される。楠田氏は、来年の福岡・太宰府市長選挙に立候補している。

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