3連休で迎えた2011年のクリスマス。皆さんはどのように過ごされていたであろうか。街は美しいイルミネーションに彩られ、カップルや家族連れが幸せそうに歩く様子が見受けられた。何事もなくクリスマスは過ぎ去った。いや、過ぎ去ったはずだった。
ところが誰も知らない間に、クリスマスは粉砕されていたようだ。2006年から活動しているとある団体が「クリスマス粉砕デモ」なる活動を行っており、彼らのホームページには、「今年のクリスマスも無事粉砕されました」と書かれているではないか。彼らはいつの間にクリスマスを粉砕してしまったのだろうか?
この活動を行っているのは、「革命的非モテ同盟」という団体だ。彼らは2006年に終身名誉書記長を務める人物が、ある女性にフラれたのをきっかけに団体を設立したとのことだ。「非モテとは階級問題だ!」というのだが、どのような階級の隔たりを感じて、団体設立に至ったのか、その真意は不明。
実際の活動はというと、年3回のデモが主立ったものだ。12月の「クリスマス粉砕デモ」、2月の「バレンタイン粉砕デモ」、3月の「ホワイトデー粉砕デモ」、彼らの主張では、日本の誤った文化を粉砕するためにデモを繰り返しているとのことである。
彼らの報告では、「クリスマス粉砕デモ完了」とのことなのだが、お気づきになった方はいるだろうか。少なくとも私(記者)の周りでは、粉砕された様子はまったくなく、誰も幸せそうに時間を過ごしていたように思うのだが……。だが、粉砕されたとのことなので、今年のクリスマスは粉木っ端微塵になってしまったのかもしれない。
なお、新宿TSUTAYAのアニメフロアは「クリスマス中止計画」の中止を発表し、話題となっていた。その雪辱を革命的非モテ同盟が晴らした格好ではないだろうか。もしもこの二者が手を組んでいたら、クリスマスは12月を待たずに粉砕されていた可能性さえある。
来年2月にはバレンタインが粉砕される予定なので、楽しいバレンタインを迎えたいという方は、彼らの手からバレンタインを守った方が良いかもしれない。革命的非モテ同盟とは、なんとも恐ろしい団体である……。
参照元:革命的非モテ同盟 Twitpic @r0k0r0n0
▼ クリスマス粉砕デモの一部始終
▼ 一方、新宿TSUTAYAは「クリスマス中止計画」を中止に

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