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タジ魔神、達人の境地 最優先は「勝つために」

2017年12月29日 紙面から

CBCラジオの収録をする田島=名古屋市中区のCBCラジオで(小沢徹撮影)

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 中日の田島慎二投手(28)は無失点よりもセーブ重視で来季に臨む。昨季は開幕から31試合連続無失点の日本記録をつくったが、来季はチームが逃げ切りセーブが付けば、登板状況によっては無失点にはこだわらない考えで臨む。28日はCBCラジオのドラゴンズ応援番組「ドラ魂KING」に生出演した。

 昨季の田島は開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録を更新し、抑えの立場を確立した。快進撃の再現を期待する声も耳には入っているが、「来年も9回に投げさせてもらうなら、失点は構わない。ゼロにこだわることはしない」といいきった。

 終わりよければすべてよし。それが絶対的守護神の境地だ。今季初めてシーズンを通して抑えを務めた田島が出した答えも、そこだった。「前(中継ぎ)は次の投手にいい形でつなげるために、できるだけゼロで抑えたいと思っていた。でも、9回に投げるなら考え方も配球も違う。ゼロに抑えることよりも、この試合を勝つためにどうすればいいかという考えが大事」。3点リードでマウンドに上がれば、2点を失ってもチームは勝ち、自身にセーブもつく。先輩の岩瀬や、元ヤクルト・高津ら一流の守護神に共通する考え方だ。

 

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