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【プロ野球】

さんまが日本ハム公式ファンクラブに入会 肩書きは名誉師匠

2017年12月29日 紙面から

明石家さんまの入会申込書を手にガッツポーズする木田GM補佐=札幌ドームで(土屋善文撮影)

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 日本ハム・清宮誕生の陰の立役者でもある、お笑い芸人の明石家さんまが日本ハムの公式ファンクラブに入会した。さんまのアドバイスにより左手で清宮の当たりクジを引いた木田優夫GM補佐(49)が口説き落とした。すでに会費の支払いも済んでおり、肩書もファンクラブ「名誉師匠」に決まった。

 大谷がメジャー球団と野球人生を懸けた交渉を繰り広げる裏で、もうひとつの駆け引きが進んでいた。「まずはドラフトのお礼を言おうと思って。こういうことでファイターズと縁ができて、これからも応援してもらえないかと」。木田GM補佐がそんな思いを持って向かったのは、明石家さんまのもとだった。

 さんまとは20年来の親交があり、現役時代から「明石家サンタ」にトナカイの着ぐるみで出演している。ドラフト会議で清宮を引き当てた直後のインタビューでは「昨日、さんまさんから『左手でいけ』って言われたんで」と明かし、大きな話題を呼んだ。交渉? の席で木田GM補佐が提案したのはファンクラブ入会だった。

「名誉師匠」として公式ファンクラブに入会した明石家さんま

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 「ただ入るのも何なので、他の会員の了承は取ってないんですけど『名誉師匠』ということで応援していただこうとなりました」。12月に東京都内でさんまから「分かった」という返事をもらったという。

 すでに3600円の年会費も徴収済み。「交渉の場でお金を払っていただいた。さんまさんはスポーツが好きだし、野球が好き。これからはファイターズのことを応援してもらえれば」。気になる「名誉師匠」としての活動内容については「本人次第」という。札幌ドームの試合観戦や、始球式登板、清宮との対面などのサプライズがまさに「本人次第」で実現するかもしれない。

 「清宮君のことで縁ができて、師匠もファイターズの選手に会うのを楽しみにしている」と師匠の思いを代弁した木田GM補佐。札幌ドームが爆笑に包まれる日はそう遠くなさそうだ。 (土屋善文)

 

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