2017年11月2日
古いものが多い森田療法関係の本の中では希少?な新しい本。森田を実践する上で大変参考になる。説得力がすごい、絶対に損はない。
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2015年8月19日
森田療法も知らないまま読み始めましたが、森田療法のこともそれから伝えたいメッセージも素直に入ってきました。読んでよかった!
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2013年10月20日
私自身、パニック障害の症状を患っていて、
薬を使わず森田療法を学んで治療をしていきたいと思い、
本屋で森田療法の本を探しているときにたまたま見つけました。

実は本来違う本を探していたのですが、その本があまり読みやすいものではなく、
たまたま近くに置いてあったこちらの本を選んだのですが、
結果的にはこちら本に出会えて感謝しています。

パニック障害を患ってからどのように気持ちを持ったら良いのか
分からなくなっていました。
実は以前にも森田療法に関する書籍は読んだことがあり、
どのようなものかは「頭」では分かっておりました。

しかし実際どうすれば良いのかは分からず、「あるがまま、あるがまま」と
唱えてもその言葉だけが単純に頭をぐるぐるまわっていて、
実際あるがままにはなっていなかったと思います。

この本全体を読み終えた後、
その「あるがまま」という状態への理解が深まり、
気持ち的にもスーっと楽になり、どういう心持ちで居れば良いのか分かりました。

私はこの本を繰り返し読み、症状を怖がらず苦手なものに挑戦していくうちに症状が軽減しました☆
パニック障害に対しての心持ちの基礎をつくってくれたのは間違いなくこの本だと思います。

15の項目に分かれていて読みやすいので、
気持ち的に迷いそうになった時は振り返って読んでます。

パニック障害に悩んでいて森田療法を学びたい方にはおすすめです。
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2014年1月11日
あるがままに生きるという意味が少しずつわかってきたような気がします。
この本を人生のバイブルとして繰り返し読んでいきたいです。
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2014年6月7日
生きる力とは、生きがいとは別だが、こうした本が書かれる事はとても良い。
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2013年11月10日
検査をしても異常はないが、体調が悪いと思っている方達の生きてゆく指針になると思う。
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2013年10月3日
 森田療法のたんなる解説書ではなく、いわば「読むクスリ」である。誤解を恐れずに言えば、森田教のエッセンスをつめこんだ教典である。精神科医にして作家である著者にして成った書物であろう。
 本書を読みながら幾度も世界が異なって見えてくるような気がした。まさに「生きる力」を授けられる体験である。世界の豊かさを豊かなままに享受し、途切れず流れる命をそのままに生きよとくりかえし教えてくれる。森田療法は、私が読んだ何冊かの仏教書の教えとよく似ている。
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2017年3月25日
内容は、わかりやすくていいんですけど、何でしょうか・・。私の場合、重度のうつ病とパニックだったので、とてもこちらの本の方法では、治すのは無理でした。軽度の方向けだと思います。
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ベスト500レビュアー2013年7月10日
15の言葉が選び出されているがその中から。
1 一瞬一生
 シベリアに抑留され敗戦二年後郷里に帰りついた香月泰男の言葉である。
 アトリエを<私の地球>と呼んだ。
 森田療法は、通常(西洋由来)の精神療法と異なり過去を不問とする。同じく症状も取り上げない。

2 見つめる
 「考える」ではなく、「見つめる」・「聞きつめる」であり、それは「逃げるな」でもある。身を常に忙しくする。

3 休息は仕事の転換にあり
 小人閑居為不全 無所不至

4 外相をひたすら整えていけば内相も自ずから熟す
 禅僧の修行のように。
 雨が降っている中で、雨が降っていると大騒ぎをしない。
 「健康人のふりをしているうちに健康になる」と喝破した。
 「手考足思」(河井寛次郎)

5 目的本位
 実体のない「感情」に振り回されない。
 目の前の小さなやるべき事柄に手を出す。行動・実行は技術が身に付き、「気分」の最良の解毒剤となる。

6 無所住心
 知性がその能力を錆つかせているが、「今、此処」に注意を払う。鏡のように。

7 即
 脱二分法。煩悩即菩提(煩悩菩提不離)。未病即病気。成り切る。

8 不安常住
 座禅、滝に打たれる、火渡り等の行は、回避とも見なせる。行の場があるとすれば、それは日常の生活の中にある。

9 あるがまま
 大地、生きとし生けるものがあるがままなのに人だけがそうではないのはどうして?

10 生き尽くす
 生きるからこそ死ぬ。生きなければ死にもしない。涅槃。

森田療法では、まず一週間の絶対臥褥があるが、正馬の郷里土佐地方には嫁姑の間にいざこざが起こるとどちらか一方が三、四日臥褥する風習があったそうである。実に端倪すべからざる風習である。
実体のない心に形を与えるため西洋由来の心理学は、様々な用語を創り出した。しかしそれら無意識、抑圧、コンプレックス、自己愛等々全ては、人工的な論理でありネット上の仮想空間と変わりない。実生活では、頭で思考するよりも手足を動かして思考した方が適しているようである。
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2013年11月18日
森田正馬は明治から大正にかけて活躍された精神医学者ですが、正直この本を読むまでは全く知らない人でした。ただ自身も神経症であったのを克服。その森田正馬の数ある言葉からよりすぐりの15の言葉を選んだのがこの本の内容です。正直どんな本か分からずに読んだのですが想像以上に良い内容でした。

私が印象に残ったのは以下の4つの記述です

・「素直」の反対は「言い訳」
・過労死は単一の仕事を長時間続けた末に発生しやすく、ちょこちょこ頻繁に仕事の中身を変えておれば起こりにくい
・悩みや心配は5分以上頭で考えてはいけない。5分立てば体を動かした方がまし
・「ねぱならない」は英語ではMUST。「ねぱならない」を念頭において行動する生き方を「マスタ−ペ−ション」と言う

精神の病にかからないようにする秘訣はともすれば、極めて単純であることが分かりました。それ程分厚い本でありませんので、一歩間違うと誰もが精神の病にかかりかねない現代の日本では、多くの人に読んでもらいたい本だと思いました。
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