せっかくRedmineを導入したので
実際の制作したもの連動して管理したくなるのが常。
ということで、gitとRedmineを連携させます。
環境
- OS:ubuntu14.04
- git 2.4.1
- Redmine 3.4.2
- サーバー:ServersMan@VPS
です。
gitを用意しておく
gitの導入に関してはこの記事でも紹介しています。参考になれば。
やりたいことを簡単に言うと、「共有したいファイルを置く」場所をサーバー上に用意します。
gitにてベアレポジトリを作成します。gitを初めて導入する倍はユーザー登録を忘れずに。
とりあえず、ファイルの設置場所は
/home/user/git/public/test.git
としております。
1 2 3 | mkdir -p /home/user/git/public/test.git cd /home/user/git/public/test.git git --bare init --shared |
とします。
gitを初めて運用する場合はこちらのサーバー側だけでなく、作業するローカル側でも設定が必要です。
詳しくは上記の記事をご参照下さい。
設定が終わったら、試しに空のファイルでも良いので「text.txt」なんてファイルを作って一度pushしておくと後で設定したときすぐ確認出来ます。
一度、pushしてファイルに「test」と追記して改めて、pushしておくと、後々ちゃんとredmineとgitが連動している事を確認しやすいです。
Redmine側で設定
環境に左右されることも有ると思いますが、今回は特殊なことは特にしていないはず。
Redmineの画面から「管理」>「設定」>「レポジトリ」を開きます。
【この画面でやること】
利用するバージョン管理のツールはGitになるので、「Git」を選択。
リポジトリ管理用のWebサービスを有効にするにチェックを入れて、「APIキー」を発行します。
忘れずに画面最下部の「保存」を押して完了です。
プロジェクトを紐付ける
次にどのプロジェクトにGitを紐付けるかを設定します。
「プロジェクト」>「紐付けたいプロジェクト」>「設定」>「リポジトリ」>「新しいリポジトリ」を選びます。
レポジトリのパスを設定する必要があるのでそちらをセットします。
今回のサンプル通りにすると、
1 | /home/user/git/public/test.git |
です。こちらを登録して「作成」ボタンを押して完了です。
問題なく認識できていれば、完了
上記問題なく作業が出来れていれば、リポジトリが認識されたことが表示されます。
さきほどテストでpushしていると、プロジェクト内のリポジトリを見てみるとリビジョンが表示されています。
変更を加えて2度追加したので、差分も表示されています。
何もなかったファイルに「test」と追記したことがよく判ります。
これは結構便利そうですね。