つば九郎が契約更改 「疑惑の札束」「ちがうだろー」時事ネタ好調もダウン?
つば九郎の時事ネタ満載契約更改! 「ちがうだろー」現状維持に不満爆発?
(画像はTwitterのスクリーンショット)
2017年も残りわずかとなる中、東京ヤクルトスワローズの球団マスコット・つば九郎が27日、球団事務所にて契約更改交渉に臨んだ。その「時事ネタ満載」の交渉内容が、インターネット上で話題になっている。
球団への貢献度やグッズの売上などを交渉材料に、「ねんぽうあっぷ」を引き出そうとしたつば九郎だったが…。
■手渡された年俸が「疑惑の札束」
球団では「大トリの交渉」となったつば九郎。「ぐっずうりあげだい1い」「でぃなーしょー3ぷんでかんばい」「そのたもろもろこうけんどだい1い」などと主張。球団側へ「ねんぽうあっぷおねがいします」と訴えた。
報道によると、つば九郎からの訴えを受けた球団担当者は「頑張りもあるけどチームの成績もあるし、来季の年俸はこれでお願いします」と返答し、つば九郎へ封筒を手渡した。
つば九郎が封筒を開けると、中から分厚い札束が。喜ぶつば九郎だったが、札束を確認してみると…
札束の1枚目と最後の1枚のみが本物の1万円札で、中身はただの紙。どこかで見たことのある光景につば九郎もガックリ。
■「現状維持」に不満爆発「ちがうだろー」
年俸が現状維持の2万2,000円であることに気づくと、つば九郎は「ちがうだろー」と、不満を露わに。
その後も「とっとりけんけいにそうさしてもらう」「ちょうていだ」「りとうする」など時事ネタを盛り込み必死に訴えるも「交渉の余地なし」とあしらわれてしまったという。
興奮のあまり、今季には盛り込まれていた「ヤクルト飲み放題」が付いていなかったことに気づくと「じじつじょうだうん?」と肩を落とし「らいきはだいりにんをたてます」と神妙な面持ちに。
最下位で終わったチーム事情には逆らえず「つばくろうはがんばった」「そんたくってやつか?」と悔しさを滲ませていた。
■「時事ネタ交渉」にファン歓喜
つば九郎の契約更改が報じられると、「時事ネタ満載の交渉」の内容にヤクルトファンのみならず多くのネット民から反響が相次いでいる。
金額としては「現状維持」であるものの、球団マスコットとしては大いに活躍したつば九郎に対し「ヤクルト飲み放題」がつかなくなるという点において、つば九郎に同情するユーザーも。
■ドアラは現状維持、謎の魚は「有馬記念」を予想
他球団マスコットの契約更改事情に触れてみると、中日ドラゴンズの『ドアラ』は今月22日に年俸として「好物の食パン600グラムにプラス出来高制」という現状維持で契約更改を行っている。
また、球団マスコットの概念を覆し、大いに話題となった千葉ロッテマリーンズの『謎の魚』は「契約更改すらしてもらえなかった」と球団を通じて今月23日に報告。
「自分で儲けるしかありません」とのコメントも寄せ、「有馬記念はキタサンブラックです」と予想していた。
契約更改に不満気なつば九郎。しかしながら、彼の懸命なPR活動は、ヤクルトファンのみならず多くの人々が認めているのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)