サラリーマンには、3つの典型的な節税対策があります。
★サラリーマンの節税対策について知りたい方は、こちらをお読みください
その中でも、サラリーマンの心強い味方が、寄付金控除制度です。
つまり、寄付金を出した分の税金を控除する制度です。
その寄付金の中でも特にお得なのが、ふるさと納税なのです。
節税対策をしながら、地方の美味しい特産物を楽しむことができます。
では、ふるさと納税がなぜ節税対策になるのか、その仕組みを解説します。
ふるさと納税の仕組み
全体像はこんな感じです。順を追って説明します。
①ふるさと納税を行う
ふるさと納税は、HPから簡単に行うことができます。
★おすすめのふるさと納税サイトはこちら
気になった返礼品を選択し、クレジットカードで支払いをします。
クレジットカードは、ポイントが貯まる楽天カードがおすすめです。
なお、ふるさと納税額には上限があるので、チェックを忘れないでください。
★ふるさと納税額の上限を知りたい方はこちら
>>>控除金額シミュレーション | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]
②返礼品と寄付金受領証明書を送る
ふるさと納税先の団体は、ふるさと納税する人に対して、返礼品と寄付金受領証明書を送ります。
③確定申告を行う
②で送られてきた寄付金受領証明書を使用して、税務署に確定申告を行います。
★確定申告を楽に行う方法を知りたい方はこちら
>>>無料の確定申告ソフト | クラウド会計ソフト freee
④当年分の所得税を還付する
税務署に行った確定申告が受理されると、寄付金控除制度が適応され、当年分の所得税が還付されます。
この時、ふるさと納税1つにつき、手数料として2000円を減額した額が還付されます。
⑤来年分の個人住民税を控除する
税務署に行った確定申告が受理されると、寄付金控除制度が適応され、当年分の所得税が還付されるだけでなく、個人住民税の控除を受けることができます。
こちらも、ふるさと納税1つにつき、手数料として2000円を減額した額が控除されます。
※ワンストップ特例制度
③の確定申告がめんどくさい方は、ワンストップ特例制度がとても便利ですので、おすすめです。
②の時点で、ワンストップ特例申込書が送られてくるため、記入済の申込書を住んでいる市区町村に送付します。
すると、⑤の来年分の個人住民税の控除を受けることができます。
まとめ
ふるさと納税は、サラリーマンの節税対策を支援する心強い味方です。
まだやったことのない人は、「まずやってみること」を強くおすすめします。
「怪しいからしない」「めんどくさそうだからしない」は、本当にもったいないの一言に尽きますよ。