米Appleは12月28日(現地時間)、iPhoneシリーズの旧モデルで、iOSのアップデートで動作速度を意図的に減速させたことおよびそれを開示しなかったことについて、正式に謝罪した。
Appleは、バッテリーの劣化によってどのような問題が発生するか、その発生を回避するためにどのような対策を実施したかについて説明し、すべては「顧客に最高の体験を提供するため」だったとしている。
同社は、「顧客の懸念を解消するため、顧客のロイヤリティを尊重するため、Appleの意図を疑う人々の信頼を回復するため」に以下を実施すると発表した。
日本での現在のサポート外のバッテリー交換料金は8800円なので、4000円前後になりそうだ。
この件は、ある「iPhone 6s」ユーザーが米Redditに12月9日、iOSをアップデートしたら急に動作が遅くなったと投稿したことがきっかけだった。これについてカナダの開発者、PRIMATE LABSが12日にデータに基づいて問題を明確にし、Appleは20日にようやく米メディアに対し意図的な速度制限を認めた。
Appleは現在、この件をめぐって欧米で複数の集団訴訟を起こされている。
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