クリスマスの夜、散歩していたらそこにワニ メルボルン
オーストラリアの警察は、クリスマスの日にメルボルン市内の通りを歩いていた小型ワニの飼い主を探している。
地元の人たちが25日夜に散歩をしていたところ、郊外の商業施設ハイデルバーグ・ハイツ の外でワニに出くわしたという。
ビクトリア州警察は当初、大型のトカゲだろうと疑いつつ現場に向かった。するとそこにいたのは、体長1メートルの淡水ワニ(オーストラリアワニ)で、「静かに歩道に座っていた」という。
警察はヘビ捕獲専門家マーク・ペリー氏に連絡。ペリー氏は「ワニが通りを歩いていて、今は医療センターの外にいる」と警察に呼び出されたと話した。
ペリー氏が現場に駆けつけると、「5人の警官が大きさ約3.5フィート(約1メートル)のワニににらみ付けられていた」という。
ワニは素早く茂みの中に入り込もうとしたが、しっぽを掴まれ、捕獲された。現在は、州の野生動物局が保護している。
ダニエル・エリオット巡査部長代理は26日、発見された場所が水源から遠いため、「かつてはペットだったのだろうと推測している」と話した。
ビクトリア州では、体長2.5メートルまでのワニをペットとして飼うことが許されている。
(英語記事 Crocodile found walking Melbourne street on Christmas Day)