なんだかやる気がでなーい
そんな風に思うことは誰だってあると思います。「仕事のやる気ができない」「掃除する気がしない」「買い物行くのがめんどくさい」こんな風にやる気がでなくて行動に移せないときが、たまにはあると思います。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、心理学的には「目的意識を持つと生産性が上がるかも…」というお話です。
もくじ
やる気がないときは目的意識を持ってみよう
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「やる気がでない」「めんどくさい」と思うことが誰だってあると思いますが、そんなときこそ目的意識を持つようにしてみてはいかがでしょうか。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 で知られる心理学者アダム・グランドが、発表した調査が興味深いです。
彼はまず、大学の奨学金を支える募金活動に注目し、募金を要請する電話オペレーターを対象として実験を行いました。
過去に募金活動のおかげで教育の機会を得た奨学生とオペレーターたちを引き渡せたところ、以前の2倍もの電話をかけて募金を呼びかけ、結果的には募金額は3倍ほど大きく伸びたということです。
つまり、募金活動の目的を意識する機会を与えるだけで、活動の仕方が劇的に変わったことがわかります。
目的を持って働くと幸福であり生産性も向上する
アダム・グラントは「目的を持って仕事をすると幸福感だけではなく生産性も上げられる」と述べています。
確かに自分が関わった仕事がどこかで誰かの役に立った思ったらやる気がみなぎる気がします。それは同時に目的意識に繋がるということです。
目的を明確にしてみよう
例えば、「家の掃除のやる気がでない」というときは、掃除をする目的を明確化してみましょう。それが、大義のために貢献しているという気持ちになれば、なおさら良いです。
例えば、「部屋を片付けることで家族が喜んでくれる」「料理をすると子供が健康的に育つ」など誰かのために役立つというような目的意識につなげて考えてみてください。
自分の行動が何かしらの影響を与えていると感じられる時、ちょっとしたことでも、モチベーションを高めるきっかけになると思うのです。
誰かのためにと思えたとき人は少し強くなれる
世の中にいる母親を見ていると本当に強いと思うのです。それは守る人(自分の子供)ができたからかなと思います。誰かのためにと思えたとき人は少し強くなれるのではないでしょうか。
大切な人でなくても、大切なペットでもいいじゃないですか。誰かのために、ちょっと頑張ってみようと思うと、不思議とやる気はみなぎってくるものです。信念が心理的な支えとなり、モチベーションにつながるからです。
最後に
すべてのことに目的意識を持ちましょうというわけではありません。「今の仕事にやる気が起きない」「家庭のことをやるのが面倒くさい」そんな風に感じたとき、少し目的意識を考え直してみてはいかがでしょうか。
心理学者アダム・グラントによると目的意識を持つことで、結果に大きな変化が生じることがわかっていますよ。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
- 作者: アダムグラント,楠木建
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●やる気ができないときは目的意識を持ってみよう!
●目的意識を持つと幸福度が増し、生産性も向上する!