Yahoo!知恵袋に、とある恋愛相談が寄せられていた。

「会話中執拗に韻を踏む」というのは、いわゆる即興でラップするフリースタイルラップのことを指している。
彼女は相当、彼氏がウザいようだ。
フリースタイルラップといえば、テレビ番組「フリースタイルダンジョン」が有名だ。

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ということで、我々取材班は「フリースタイルダンジョン」に出演中のラッパーたちに解決法を聞いてきた。

▲6人の選ばれしモンスターラッパーのみなさん
1. 輪入道「自分が楽しくても、相手も楽しませられないとダメだと思うんですね」

輪入道「彼氏は韻を踏んでいてすごく楽しいと思うんですが、やっぱり相手を楽しませられないとラッパーはダメなんで」
韻を踏んでいる彼はとても楽しそう
彼自身。悪気があって韻を踏んでるつもりは無いのはわかっています。
(相談内容より一部抜粋)
「ラップは聴いてもらっている人に楽しんでもらってなんぼ。彼氏はそこをもうすこし、意識するといい」

「たとえば韻を踏む回数をへらしてみたり、韻を踏むタイミングを考えてみたりするといいと思います」
2. 裂固「……そうですね……この人、この人はラッパーではないですよね……?」

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ーーおそらくラッパーではありません。
裂固「……普通にしゃべっていて、しかも『韻を踏むのは1日2回まで』って約束しても韻を踏まんといかんのって……相当やなって……」
最近は『私は本当にラップが苦手だからやめてほしい』と懇願しても、『韻を踏むのは1日2回まで』と約束しても守ってくれず、それをラップの韻に繋げていく有様です。
「ダメって言われても踏んでる時点で、ラップとかそういう以前に彼氏は病気なんじゃないかって……」
「だから、本当に韻を踏むことをやめてくれなかったら、別れるしかないかな」
3. ACE「そうっすね。これは早急に別れた方がいいんじゃないかなぁと」

ACE「彼はフリースタイラーで、会話中に韻を踏んでしまうという(ラッパーとしての)天性の才能に目覚めています」
「だから、フリースタイルに目覚めた彼を、ラップの道を駆け上がっていく彼を支えてあげられないようならば、もう別れてしまえ」

4. 呂布カルマ「これ、彼女の方も韻にびんかんじゃないと、悩むほど隠れたライム(韻)に気づかないでしょ?」

ーーたしかに普通は踏んでいることに気づけないですよね。
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「『さっきの会話で韻8個踏んでんだけど』みたいな(笑)」
一同「(笑)(笑)(笑)」
「てか、彼氏は相当ラップ脳になってる。これはもうラップにハマりきっちゃってるからどうしようもないんですよ」
真剣な話をしていても、デートのプランを立てていてもなにかにつけて韻を踏みます
一度韻を踏み出すと10分ほどラップタイムになる
「こいつ(彼氏)は多分、純粋なやつだと思うんで、彼女さんが好きなモノにハメさせてあげれば、逆に彼女さんの好きなモノのラップばかりしてくれると思うんです」
「だから、自分の好きなものをオススメしてあげてください」

「ラップ脳になってる間はなに言ったってムダなんで。彼女さんが好きな恋愛映画を見せたりとか」
ーー呂布カルマさんは、会話中執拗に韻を踏むことはありますか?
「嫁との会話では一切ないですね(笑)」
ーー彼女さんは、そもそもラップを聴くとお腹が痛くなるようです。何か解決法はありますか?
ラップを聴いてもなんの感動も生まれずただただお腹が痛くなるばかりで、やはり生理的に無理なんだと悟りました
「それは無理だと思います。俺も生理的に無理な音楽はいっぱいあるんで。無理なもんは無理」
5. 崇勲(すうくん)「生理的に無理っていうのは、韻じゃなくてフロウの問題だと思うんですね」

崇勲「『YO! YO! YO!』みたいな素人独特のラップのフロウ(ラップのやり方、韻の踏み方)の感じが気持ち悪いと思うんですね」
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「だから『フロウを直して』って彼氏に言ってもらった方がいいですね」

「(韻に敏感な)彼女は韻自体はきらいじゃないと思うんです」
「もうちょっとスムース(なめらか)に踏むとか……だからもう、フロウの問題ですね」
「フロウをみがくには・・・」

崇勲「(数分考え込み)・・・」
「・・・『韻を踏むのは1日2回まで』って制約しちゃうとフロウもみがけないと思うんで、その制約を一回取りやめていただいて」
「そうすれば彼氏はどんどんフロウがうまくなっていく。普通に聴けるレベルになるんじゃないですかね」

▲彼氏のイメージ
6. FORK「これ、解決法が1個だけあって」

FORK「ちょっと肩幅より広くスタンス(姿勢)をとって、前かがみになって」
「『しらねぇ!!!』って」

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「これで完全に解決します」


▲「フリースタイルダンジョン」年末特番は、12月30日(土)よる8時よりAbemaTVで放送