
僕のカメラライフを変えてくれた『FUJIFILM X100F』のレビューをします。
半年ほどずっとふれてきたのでぼちぼちわかってきたこともあるんですが、スペックなどのお話はそこそこにして、なるべく自分の言葉でお話しします。
デザイン |
★★★★★★★★★★10 |
画質 |
★★★★★★★★★★10 |
操作性 |
★★★★★★★★★☆ 9 |
バッテリー |
★★★★★★★★☆☆ 8 |
携帯性 |
★★★★★★★★★★10 |
液晶 |
★★★★★★★☆☆☆ 7 |
ホールド感 |
★★★★★★★★★★10 |
『FUJIFILM X100F』最高。
X100Fは僕のカメラライフにおいて、大きな大きな分岐点になりました。
X100Fを知ってから買うまでの流れ
X100Fのことを知って2日で買いました。
あふれ出す想いがたくさんありますが、なるべく簡潔にお話します。
『FUJIFILM X100F』レビュー
デザイン ★10


どこから見ても美しくかっこいい。なにがかっこいいんだろうって考えると、やっぱりダイヤルの多さがクラシカルな印象を際立たせているからではないかと。
いろんなところをいじりたくなります。

一番好きな場所は赤い点があるレバー部分。
X100Fの特徴はいろんなボタンにファンクションキーを割り当てれるのですが、このレバーも同様に意味のあるボタンです。
後づけパーツもかっこいい

フードもかっこいい。純正フードは高いのですが、社外品は若干色味が違うのでFUJIFILMのを買っておいてよかった。

F-FOTOのレリーズボタンとホットシューカバーはFUJIFILMのデザインにめちゃくちゃ合います。
レリーズボタンをなくしたという話をよく聞きます…まだ完璧なボタンには出会えていませんがデザインはお気に入りでした。ちなみに僕もなくしてます。笑
画質 ★10

画質はとても素晴らしくて、微妙だな〜と思ったことは一度もありません。夫婦共々満足しています。
息子が産まれてすぐに買っておけば良かったなと少しだけ後悔。
F2.0の描写は甘い
うまく撮れば味にも変わりますが、開放F2.0のときの描写の甘さは書いておかなければなりません。ふわっふわでピント合わせが難しいです。だいたいF2.8からF5.6くらいを使うことが多いかなあ。
開放で撮ったからといって全くピントが合わないわけではないんですけどね。使いこなせるようになれば積極的に使いたいです。
風景もばっちり


絞っても(F値を大きく)しっかりとキレのある写りなので、風景もたくさん撮って欲しい。スナップや日々の写真だけではなく、しっかり撮りたいときも活躍してくれます。
操作性 ★9

最近のカメラにしてはダイヤルが多いと思います。これがハマる方にとってはすごく使いやすいはず。現代のカメラは機能が盛りだくさんなので、パパパッと操作できる物理ダイヤルは大好きです。
シャッタースピードのダイヤルがボディ上部にあるのはすごく使いやすいと感じています。(ほかのもメーカーもそうだっけ?)
絞りもシャッタースピードもオートにできますが、自分で設定しながら撮るのも楽しいですね。
バッテリー ★8
バッテリーはUSBで充電ができるので車で移動中も充電できる点が最高。
ですが、初めてフォトウォークに参加したときは、昼過ぎには充電がなくなってしまいましたので車がないときは予備バッテリーがないと厳しいですね。

フィルム持っててよかった
歩き回るのであればバッテリーは必須!僕はEOS M3の時も失敗しています。笑
携帯性・ホールド感 ★10

携帯性はすごく良くて、息子くんを抱えながら片手でも撮ることができます。

ストラップはアクリュ
軽くて出っ張りも少ないので、首から下げたままでも邪魔になりません。エルゴ(抱っこひも)を付けたままでも、横にずらしておけばいけます。
男性だけでなく女性にとっても持ちやすいサイズなので、奥さんも遊びに行くときに持っていってくれてます。
液晶 ★7

液晶は綺麗ですが、バリアングル・チルト液晶・タッチパネルではないので、機能的にはいたって普通。
子どもを撮るときや下から撮りたいときは、バリアングルやタッチシャッターがあれば便利ですよね。
ただ、そういうカメラはほかにもたくさんあるので、X100Fに対して求めるのも違うような気もします。だからX100Fが悪いわけではなく、僕に欲が出てきてしまっただけ。
X100Fを買って良かったこと
- 所有欲が満たされた(かっこいい)
- かっこいいカメラだねって褒められる
- 奥さんがカメラを積極的に使うようになってくれた
- 簡単にエモい写真を撮れるようになった
- ひとつの焦点距離に慣れた
- フィルムシミュレーションが楽しい
- FUJIFILMユーザーと繋がった
- フォトウォークに初参加!
- 写真を撮ることがもっと楽しくなった
ここからさらに主観です。レビューには不要かもしれないことも書きます。
奥さんが積極的にカメラで撮ってくれるようになった


奥さんがたくさん写真を撮るようになってくれたのがすごく嬉しいです。子どもが産まれたことも影響してると思いますが、「このカメラで撮ると良い写真になるね」と言ってるので満足してそう。
もちろん普段iPhoneで撮る何気ない写真も好きです。でも遊びに行ったときに撮りあいっこできるようになったのはでかい。X100Fありがとう。
焦点距離に慣れた(近くから遠くまでいけるよ)




X100Fは23mm(フルサイズ換算35mm)の単焦点レンズがついています。
カメラの機能や外付けレンズ(テレコン・ワイコン)で焦点距離を変えることもできるんですが、僕はそれを全く使っていないので、いっつも同じ焦点距離なんですよね。
でも同じことばかり繰り返してると少しずつ慣れてきて、自分の距離ができつつあるんです。たまには広角で撮りたい気持もありますが、割り切って「どこを切り撮ろうか」と考えるのが楽しく感じるようになりました。
フィルムシミュレーションが楽しい
FUJIFILMが欲しかった理由のひとつに色味があります。フィルムシミュレーションが内蔵されていてこれがまた素晴らしいんです。
クラシッククローム



クラシッククローム大好き。ほかにもカラーのフィルムシミュレーションはありますが、大体これを使ってます。
アクロスR(レッドフィルター)




最近はフジ独自のモノクロ「ACROS(アクロス)」にもハマり始めています。レッドフィルターやグレインエフェクトをのせるのが好きです。
フィルムはたくさん撮りましたが、デジタルのACROSはあまり使っていなかったんですよね。今までもったいなかった。
FUJIFILM RAW STUDIOは必見
最近FUJIFILM RAW STUDIOというフジ独自の現像ソフトにハマっていて、カメラ内で現像されたJPEG写真よりも、Lightroomでエフェクトをかけるよりも深みが出るのですごく楽しいです。
好みもあると思いますが、まだ使っていないFUJIFILMユーザーさんはぜひ試してください。今回掲載した写真は全てFUJIFILM RAW STUDIOで現像し直しました。
X100Fを通じ、いろんな出会いがあった

X100Fを持つようになっていろんな方に話しかけてもらったり、フォトウォークにも呼んでいただいたり、嬉しい出会いがたくさんあった半年で…このカメラすっげーなあって思ってたんですよね。
初めてX100Fの記事を書いたときにはたくさんの方がシェアをしてくださって、「僕も持ってる。X100F良いよね」ってコメントをいただいてすごく嬉しかったのをよく覚えています。X100Fのおかげで出会いも増えました。
X100F…FUJIFILMは愛されているカメラなんだなと実感しました。
X100Fは本当に良いカメラです
今年はブログ関連の繋がりの方にもたくさんお会いしましたが、まずX100Fが話題を作ってくれるんです。僕にとっては撮影以外のことでも大事な相棒です。
本当に良いカメラに出会いました。
2017年に買って良かったモノNo,1は
『FUJIFILM X100F』です。

富士フイルム 2017-02-23
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