今日の 校長先生のお話みたいなやつ(前置きの長い雑談)
こんにちは、スケ半です。
昨日の記事は、多くの反響をいただきました。
ありがとうございます。
9割真面目系で今後も行きたいと思います。
残り91割は、底抜けにしょうもないことを書いていこうと思います。
子どもの教育で、最初につまづくものの代名詞として
『速さ・割合』があります。
時速・分速・秒速や割分厘と%を理解してもらうのには骨が折れます。
10割=100%がなかなか入っていかない。上のように100割=100%の図式の方がしっくりくる
そして、この問題というのは実は大人の方にもあって
「は?え?なんで分からないの?」
となってしまう場合が多い。
もう、自分が子どもだった時に『どうやって』理解したかを忘れてしまっているのだ。
そして、今は日常で使っているから『できること』が前提になっていて、
理解できないことが理解できなくなる。だから、どうして分からないのか分からない。
自分の中に何とかして落とし込んだ記憶は埋没して、最初から知っているかのような錯覚に陥る。ここが難しい。
昔、アルバイト講師の大学生が言っていたことが今でも印象に残っている。
「今、僕は悩んでいます。中学2年生の子を教えていますが、
3ケタ×3ケタの計算を面倒くさがってやってくれません。
僕にとってはたった2秒の手間です。
それをどうして面倒と感じるのか分からない。どうしたらいいのでしょう。」
彼は、名古屋大学の数学科に通っていました。
非常に賢く、勤勉で、控えめで真面目な青年でした。
その彼が真剣に悩んで、僕のところへ相談に来ました。
でも、これは真理だと思います。心のどこかで誰しもが感じることです。
こんな時どうするか。
それはケースバイケースで子どもと関わる大人による、
というのが答えですが、あまりにもなので少し踏み込む。
一つおススメしているのが、
肩肘張って『教えてやるぞ』と意気込むのではなく、
『自分が最も苦手なものに置き換えて考えてみる』
というものです。
どういうことかというと、
例えば、
『数学が苦手で社会が得意』な子どもと、
『数学が得意で社会が苦手』な大人が対峙したとき、
子どもは得意な社会の立場になって、大人は苦手な社会の立場になって物事を考えてみる。
そうすると、得意には得意なりの、苦手には苦手なりの理由が見えてくる。その瞬間、相手のことが少し理解できる。
「あぁ、そうだよな。俺も苦手だもんな」というように。
当たり前だけれども、誰しも最初からできるわけではない。
しかし、潜在的な得意不得意はある。
そして、これまた当然だけれども得意なものは好きになりやすく、自分でも気づいていないうちに時間を割くようになる。自然と勉強になる。成績が上がる。自信がつく。
自分は得意なのだと自覚する。もっと伸びる。
この循環が出来上がる。
よく、家庭の環境とか経済の貧富とか、そういうものが影響するといわれますが、もちろんあると思います。
家の中に自分の興味を惹くものが多ければ多いほど、時間を割くもの(本など)が多ければ多いほど上記の循環が出来上がるから。家庭環境が悪ければ、集中して自分の興味のあるものに時間を割くこともできないでしょうし。
僕は決して裕福な家庭ではなく、どちらかと言えば貧乏で、借金取りからの電話をとったこともありますが、母親が『本はいくらでも買ってやる』という人だったので、本屋に行って本を買ってもらうのが好きな子どもでした。
おかげで、国語だけは勉強しなくても成績はずっと良かったです。
しかし、親も興味のない理系科目はべらぼうに悪かった。
ちなみに、祖父は名大の化学の教授だったにも関わらず・・・。
『血』とよく言われますが、『血』だけでどうこうなることはあまりないと思います。
スタンスの違いだけで、ずいぶんと理解の幅は変わってくるというお話し。
それと、年々教育や指導方法は変わっているので、自分が習った方法と違う、なんてことが往々にしてあるので、あまり介入しないのも大切です。
長いよね、校長先生のお話しって。お手本の原稿とかあるらしいね。
ロマンの追求、それは篝火へと通じる(本編)
ロマンを追い求めた一人の男の話し
ダークソウルって知ってる?
ここからが本題。
皆さん、ゲームはやりますか?
僕は根っからのゲーマーで、子ども頃からずっとゲームをしているボッチです。
大学でも、数少ない友人とゲーム合宿と称して、ありったけの食糧を買い込み、安いワゴンのゲームを数本買って、カーテンを閉め切り、二泊三日不眠不休でゲームをするという頭の湧いた催しをよく繰り広げていました。
僕が大事な人生の青春時代を捧げたゲームというのは何タイトルかあるのですが、その中でもBest3に入るほどハマったゲームに『DARK SOULS』があります。
『篝火』と聞いたら、このゲームを思い出す人も多いのではないでしょうか。
DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION - PS4
- 出版社/メーカー: フロム・ソフトウェア
- 発売日: 2017/04/20
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログを見る
フロムソフトウェアという日本メーカーの中でも尖ったメーカーが作っている、
『鬼畜死にゲー』です。
圧倒的難易度と中二病溢れる描写、『魔法・龍・死・光・闇・騎士・悪魔』全ての要素が詰まった最高のアクションゲーム。
はっきり言って人を選ぶ。ゲームに爽快感を求めている人にはおススメできない。
なぜなら秒で死ぬから。ドラクエでいうならスライムで死ぬから。
それでも、圧倒的なグラフィックと斬新なシステムで人々を魅了して止まない。
ダークソウルは3で完結しています。1から順にやる必要はありません。3からやっても問題なし。
おすすめ。
篝火の話し
それで、篝火の話し。
ダークソウルには、篝火といって主人公が体力を回復する焚き火があります。ドラクエの宿のようなものです。
暗黒の世界でモンスターと戦い続けた主人公は、篝火の炎で疲れを癒す。
ロマンだねぇ。
篝火、自分で作れないかな。
そう、人はロマンを求めると篝火をしたくなる。
といっても、僕は現実世界に生きていて、モンスターなんてほとんどでてこないので、
・・・。
篝火ではなくて、焚き火をやってみたいなと思ったわけです。
実際に焚き火をしてみる
まずは作戦会議
そうと決まれば、焚き火をどうやってやるかを考える。
僕は水泳を選手としてやっていたので、『夏にキャンプ』なんて思い出は一つもない。そして、大学でもサークルに入らず、自主合宿をやっていたのでバーベキューの思い出もほとんどない。
だから調べた。いろいろ調べた。
前々回の記事で書いたが、僕の家には大きめの庭があったので、そこで焚き火をしてみることにした。
しかし、調べると焚き火はいろいろと制約があり、しかも近隣とのトラブルの元となることが判明した。
しかし、ここは田舎。
住宅は密集していない。
ただ、他所の家自体はもちろんあるので、煙が出ないに越したことはない。
そこで、考え抜いた作戦を実行することになる。
かまど作り
まずは、煙の出ないかまど作りと薪を集めることから始めた。
薪は、庭をいじったときに出た余りを干していたので、それを活用することに。
(後にこの甘い考えが悲劇を生み出す・・・)
そして、かまど作り
かまどの形状は、一番燃焼効率の良い『ダコタファイヤーホール』という形式をとる。
煙がなぜ出るかというと、簡単に言うと低い温度で不完全燃焼気味に燃えるから。
だから、強い火で高い温度を維持しながら燃焼させれば煙は出にくい。
そのためには、酸素を十分に送って燃焼効率を上げる必要があるので、特別な形状の『ダコタファイヤーホール』を採用する。
気になる人はここに詳しくあります。
http://www.suvtech.kohal.net/?p=155
これまた簡単に言うと、かまどの横に穴をあけて底で繋げるというもの。
そうすることで、かまどの底へ酸素が入り、常に高い燃焼効率を生むことができる。
いざ実践。
まずは、裏山からいらない大きめ石(許可済み)を運ぶ。
石をいそいそと自分の家へ運ぶ三十路。
明らかに不審者。
そうして
並べて隙間に土を入れて網の置き具合をチェック。
そして、掘る。
さらに掘る
その後、隣に穴を掘る。
浸水。
とまぁ、なんとかかまどはできた。
火入れ式
早速、火を入れてみよう。
せっかくなので、ご飯が食べたいということで
大量の串ものを準備
点火。
燃えるね。
結構燃えるね。
でも煙が出るね。
あ、薪が若干湿ってるのかな。
いや、違う。伐採してから一年以上置かないと中まで乾かないんだね。
写真とか撮っている場合じゃないね。
てなことで、近隣の迷惑になる前にいったん中止。
再度チャレンジして成功しました。
その時の動画がこちら。
スケ半のぼっち飯② ~〇〇をおかずに飯を喰う~庭でジャークチキン編
ここで使っているスキレットは
これになります。
安価ですが、使い勝手も良くおススメです。
二人家族にはちょうどいいですが、パエリアをやると少し小さい。
四人家族なんかには小さいと思います。
まとめ
田舎暮らしの楽しみは、やっぱり自然と戯れるだと思う。
だから、都会ではなかなかできない焚き火もこうやってやろうと思えばできます。
しかし、近隣に迷惑を掛けないのは都会も田舎も一緒なので、しっかり環境を鑑みてください。
僕は女王様に「家の中が臭くなる」と言われ自重気味です。
でもたまに燻製をしますし、小さい燻製器を買えば
海で釣りをしながらまったり燻製なんていうのもできます。
これおススメ。誰にも迷惑掛からない。ゴミも出ない。
ぜひ、田舎ライフを貴方に!!