十勝毎日新聞社ニュース
高齢者がヒップホップ 帯広市役所で突然に
- 2017年12月26日 13時50分
踊る高齢者が昼休みの市庁舎をジャック-。帯広市内の社会参加型デイサービスさくら(久保陽一施設長)の利用者らが25日、帯広市役所内でヒップホップダンスのゲリラパフォーマンスを行い、職員や来庁者らを驚かせた。
市役所で突然踊りだしたデイサービスさくらの利用者、職員ら
デイサービスさくらでは、ニュージーランドのドキュメンタリー映画「はじまりはヒップホップ」に刺激を受け、昨年11月から利用者らが練習を開始。2019年に米・ラスベガスで開かれるダンスの世界大会出場を目指している。来年秋には利用者らがニュージーランドを訪問し、同映画の出演者らと共に公演を行う構想もある。
フラッシュモブに参加した利用者の久保愛子さん(82)は「恥ずかしかったけど楽しかった。ダンスは足腰が軽くなるので、今後も楽しみたい」と次のパフォーマンスへの意欲を示していた。