PCなどに接続して視聴する本格的なアクティブスピーカーにも素晴らしい機種が多々ありますが、スマホやタブレットで気軽に音楽を聞きたい場合、Bluetoothスピーカーという選択肢も捨てがたいものがあります。
今回はそんな用途でJBL FLIP4を購入したので、外観や操作感、そして音質などについて紹介していこうと思います。
JBL FLIP4に決めた理由
今回Bluetoothスピーカーを購入するにあたり、何機種か候補がありました。
Anker Sound Core Boost
実売7000円程度で購入できるAnker製のベストセラーモデル。 安価モデルのSound Core 2に比べると、低音再生能力が勝っているが筐体は幾分大きめ。
SONY SRS-XB20
SONY製で重低音とコンパクトボディが売りの機種。
これらの機種と悩んでいたのですが、結局FLIP4を買うことに。
過去にアクティブスピーカーのJBL CAS-33やUSBスピーカーのJBL Pebblesを使った経験があるのですが、奇抜な形状や派手な外観色から受けるイメージとは裏腹に「メリハリの効いた王道サウンド」を聞かせてくれたので、「JBL買っとけば間違いない」という経験則が体に染み込んでるわけです(笑)
JBL FLIP4の外観
大きさは500mlペットボトルの太い部分程度の大きさ。 ちょっとした保温タイプの水筒くらいの大きさですね。 重さも515gなので、500mlペットボトルとほぼ同じです。
正面に燦然と輝くのがオレンジ色の「JBL」ロゴ。 実はこのスピーカー、360度に音を発しているわけではなく、このJBLロゴ側にスピーカーユニットが2機搭載されているので、より良い音で聞きたい場合はこのロゴを正面にして聞くのが正解です。
サイド部分(ペットボトルでいうところの底面)はパッシブラジエーターという、低音を発するユニットになっています。 触ってみるとわかりますが、この部分は振動板なため柔らかい素材でできています。 そのため、この部分を掴んだりするとパッシブラジエーターが損傷する恐れがあるので、付属のストラップをもつか、またはペットボトルを持つように握り込みましょう。
裏を返すと各種ボタン。 左から
- Bluetoothペアリンクボタン
- 音量ダウン
- 音量アップ
- 再生停止(ペアリングしているスマホのプレイヤーと連動)
といった感じ。
急に音をミュートしたいときなど、音量ダウンを連打するよりも再生/停止ボタンを押したほうが一瞬で停止しますので、このボタンは嬉しいところですね
底面部分にもボタンが2つ。 電源ボタンともう一つはJBLコネクトボタン。
JBLコネクトボタンは複数台のFLIP4を設置してパーテーィーモードなどを実現できる機能ですが、一般人は一台しか所有してない場合がほとんどだと思うので、ほぼ使わないボタンだと思います(笑)
左側には防水カバーに隠れた端子類があります
防水カバー内には充電用のマイクロUSB端子とAUXの入力端子があります。 Bluetooth未搭載な音源でも有線接続できるのはうれしいポイント。
充電及び有線接続時は防水カバーを開いた状態になるので、IPX7相当の防水も無防備になってしまいますので、間違っても風呂などで使用するのはやめましょう。
さて肝心の音質は
はっきりいって、この小さなボディなんで「ある程度の音が出ればいいや」って期待はしてなかたんですよね・・・・。
ところが!!!
えらい良い音しますやん♪
こんな「ただの筒」のどこからそれだけの低音出てるんですか?
思いのほか高音も伸びてますやん!?
低音が出てるものの、しつこい感じではなくキレのある低音ですやん!!
いやはや良い意味で期待を裏切られました(笑)
以前Bluetoothスピーカーの代表選手であるBOSEのsoundlinkの音を聞いたときは「いやぁ・・結構低音盛ってるよなぁ」っていう不自然な感じを受けたのですが、FLIP4の低音は「そこまで不自然じゃない盛り具合」 (盛ってないわけではないw)なので、個人的にはBOSEより好きです。
同JBLのCHARGEはFLIP4より低音寄りのチューニングらしいので、そっちはもっとBOSE寄りなのかもしれません。
たぶんアメリカンな大邸宅やアウトドアであればBOSEやCHARGEが活躍するのでしょうが、日本家屋であればFLIP4で充分楽しめる気がします。
我が家もなんだかんだ言いながら田舎の一軒家ですが、最大音量にするとうるさすぎて近所迷惑になる程度の音量になります。
一般家庭では充分な音量ですね。
まとめ
ということでこのたび我が家の一員となりましたFLIP4。
エアロバイクでのエクササイズ時に部屋を移動する際にも、タブレットやスマホとともに持ち出してゴキゲンなサウンドと共に運動ができたりとなかなか活躍してくれています。
スピーカーは大きくて有線が正義だと思い込んでいましたが、意外にBluetoothスピーカーも捨てがたい事に今更気づいた次第です(笑)