許すではにいよ。赦す、ね。この言葉の弁別についてはあとで書きます。また、あくまで私の意見で、他の人には一切強要するつもりはないことは強調しておきます。
私は、そろそろはあちゅうさんとの向き合い方を変えるべきだと思う
www.huffingtonpost.jp/2017/12/25/ha-chu-metoo_a_23316425/
はあちゅうさんのことがバカだとか未熟だと思うならなおさら。告発者だから、で彼女のことを赦すのは難しいと思うし私も反対だ。その理屈は特定の人を利することになる。神戸製鋼の後の実は私もラッシュなどを見ればはっきりしてるとおり、その理屈で赦すことはモラルハザードを引き起こす。これは、少なくとも私は認められない。その理屈についてはすでに強く反発の意思を示してる。
でも、「彼女の未熟さは、もう嫌という程よくわかったから、こちらがちょっと大人になってやろう」ならどうだろう。別に北風と太陽みたいな話をしてるわけじゃない。逆だ。はあちゅうさんを甘やかすなと言う話だ。
はてなの人たちは自分たちのレベルを下げることではあちゅうさんを甘やかしてる
はあちゅうさんがアホなこと言ってるからといって、彼女と同じレベルか、それ以上にひどいこと言ってる人が多くなってるから、それはダメだよってこと。相手を言い訳にして自分を甘やかしたらダメだと思う。
批判をするなら、正しく批判しなければならない。とりあえず相手黙らせよう、じゃなくて丁寧に相手の話を聞いて、丁寧に批判しようってこと。
だって、はあちゅうは人の話聞かないじゃないか!といいたくなるひとが多いと思うけど、じゃあ今みたいな態度なら聞くのかって言われたらNOでしょ。相手が言うこと聞かないからといって何いってもいい、はダメでしょ。
なにより、その態度、はあちゅうさんにめちゃくちゃ利用されてるよ。
はあちゅうさんのような、炎上タイプで長生きしてる人たちのの炎上の乗り切り方は昔から同じです。「手強い奴はスルーして、反論しやすいものに反論する」「相手をイライラさせて、ひどい暴言を言われたらそれだけ大騒ぎして、周囲の同情と共感を集める」と言うもの。
イケダハヤトさんも常にそうしてたし、今回もはちゅうさんもそう。この人たち、骨の髄まで似た者同士だからね。
炎上ブロガーは最初から議論など求めてない。相手を消耗させることだけを考えてる。
はあちゅうさん、ブログでは常に極端な意見にだけ反論してるでしょ。「metooはリンチではない」の記事とかね。最新の記事でも、とにかく自分がやったことはほとんど表に出さず、問題は全て過去のことにして、ひどい言葉を投げかけられたことしか言わない。
もちろん、わかってる人からすれば、これを見て、はあちゅうさんはなんで批判されてるかわからず、ずれたところに反論するバカに見えるかもしれないけど、これ戦略だからね。
頭のいい人には想像すらできないかもしれないけど、ネットには本当に見たいものしか見ない人が山ほどいるからね。はあちゅうさんが好きな人は、はあちゅうさんがいったことしか見ないからね。だからいじめられててかわいそうってなる。そもそも、今のネットは批判そのものが悪って考えの人が多いから、そう言う人には、はあちゅうさんが童貞いじりしてようが、それを批判する人たちは怖いし悪ってなるの。そして、はあちゅうさんが求めている「進んでる次の世代の人」は、そういう人たちなの。私は一次方程式的な思考しかできない人たちって認識してる。
最初から議論するつもりはないし、わざとズレた応答をして相手をイライラ消耗させつつ、自分の信者を増やす。そういうことしか考えてないからね。
たとえそうでなかったとしても。つまり、本心から思ったことをいってるとしても。今のアプローチで接してる限り、答えは常に同じ。結果としてこういう形にしかならない。
10年以上炎上で食ってるブロガーなめんよってことです。毎回同じ戦法でなんの成果も得られてないし、相手をやけ太らせてるだけなのだから、いい加減戦法変えてみませんかね。
はあちゅうさんを「いつもの戦法で楽勝でした」という状況に持ち込むのは、甘やかしてるのと一緒だと思う。
まあそれで参考にしたいのはこの記事。
http://zuisho.hatenadiary.jp/entry/2015/01/16/120000
>他者と共同で物事を進めようとする時、相対的に未熟ではない人間が相対的に未熟な人間に歩み寄ってやらなくてはならない。これは「そうあるべきだ」という性質の話ではなく「どうやらそうしない限りうまくは進まないらしい」というどちらかと言えば物理法則に似たような話だ。
私はこの記事がすごく好きで、「アーミッシュの赦し」や、「謝るなら、いつでもおいで」と合わせてよく読み返す。
>赦すということは何も加害者を咎めないということではない。ただ癇癪を起こすのではなく毅然とした態度で理知的な対話を行うということである。
今って、みんな完全にはあちゅうさんの態度にブチ切れて癇癪起こしてるよね。最初の「はあちゅうは嫌いだが支持する」の状態から、はあちゅうさんがダメだと思ったら「はあちゅうさんの言動が不適切なので、彼女を支持できない」「はあちゅうさん以外の人を支援する」と言えばよかった。
metoo活動を支持したいのにはあちゅうのせいで支持できない、という人おおいとおもうけど、別に支持しなくてもいいと思う。むしろ、はあちゅうさんが中心にいる限りどうせうまくいかないと思ってる。むしろ一回ダメになるべきだと思ってる。
この運動が成果を上げるには一定以上の熱量が必要。公民権運動においてもローザ・パークスの出現を待つ必要があった。彼女の前に同じことを言って逮捕された人や声をあげた人は多かったけど、やはり象徴は必要だった。彼女もやはり告発者としてかなりバッシングを受けたが、毅然と立ち向かったし、彼女の周りを支えた存在もキング牧師など錚々たる面々だった。それだけの機運が出来上がってた。
すごい無責任だし、自分で立ち上がるべきなのに他力本願ばかりで何もせず、他のセクハラ被害にあってる人を見捨てるような冷笑的なクズと言われることを重々承知で言うけど、どう考えても今回はもう無理でしょ。
今って、みんなmetoo活動自体は評価しているが、自分で立ち上がるほどではなく、意欲だけ空回りしてる状態になってる人おおいとおもう。本当なら、別にはあちゅうさんがダメなら、自分が身近なセクハラやパワハラの告発をやってもええんやで。でも難しいよね。私は少なくともこの運動の熱気ではとてもそうするつもりにはなれない。
チキンと言われても構わない。今回の動きは勢いが足りない。ヨッピーさんも、他にもはあちゅうさんの支援者を名乗るおとこたちも、結局自分の身の回りの人間を誰も告発しなかった。勇気を出したのは、頑張ったのは、女の人たちだけだ。
今回の件では、男どもはみんなほとんど役に立たなかった、今回の運動で世の中が動くと思ってる人も、自分がこの運動の先頭に立とうになろうとする人もほとんどいなかった。
それどころか、本来告発されるべきような態度をとっている田端さんや広瀬さんがヘラヘラしながらはあちゅう頑張れよ、とエールを送る始末。完全になめられている。問題の焦点もずれてしまったし、そもそも勢いが全く足りなかった。広瀬さんは、ただの個人レベルのリベンジポルノのような規模に収まっているというおちゃらけた記事を書いていたが、その程度とみなされていたし、それを否定することができなかった。
これは絶対に、はあちゅうさんだけの責任ではない。
はあちゅうさんでは力不足だったし問題があったかもしれないが、私たちも勇気が足りなかった。みんなまだ未熟だった。
そのくらいの地点から考えたほうがいいと思う。
わたしたちは、はあちゅうさんを甘やかしすぎたし
私たちもはあちゅうさんに甘えすぎた。
ごめん途中から主語が高くなって私たちって書いてるけど全部私の話だ。勇気がないのも、チキンなのも、全部私だけです。あとでなおす