2017年12月26日 17:30
Micronは21日(米国時間)、2018年内に次世代VRAM「GDDR6」を順次量産開始する見通しを示した。すでにデザインや認証取得は完了しており、12〜14Gbpsの転送レートをもったモジュールを先行して量産し、順次16Gbps製品の量産開始を目指すという。
同社はGDDR5(8Gbps)より高速な「GDDR5X」(11Gbps程度)を唯一製造するメーカーであり、16Gbps達成を目指して開発を進めてきた経験をGDDR6にも活かすことができたとしている。
2017年はVR(仮想現実)ヘッドセットや4K(3,840×2,160ドット)でのゲームといったよりリッチなコンテンツの登場や、仮想通貨マイニング、人工知能などより高速なグラフィック処理が要求されるシーンが爆発的に増加した1年であり、今後もより高速なVRAMへの需要が増加することが見込まれるとの見解を示した。