一方、梅島駅周辺はもっと極端だ。同駅周辺については計6件の不審者情報を配信しており、すべて下半身露出だった(分類上は公然わいせつ5件、下半身露出1件)。10月上旬は続発している。場所は南東側の線路沿いが中心だ。
・公然わいせつをおこなった(5/28、梅田7丁目)
・公然わいせつをおこなった(7/22、梅田7丁目)
・下半身を出し自転車に乗り、発言(見て見て)した(8/13、梅田5丁目)
・公然わいせつをおこなった(10/7、梅田7丁目)
・公然わいせつをおこなった(10/9、梅田8丁目)
・声をかけ(見てくれ)、公然わいせつをおこなった(10/10、梅田7丁目)
・公然わいせつをおこなった(7/22、梅田7丁目)
・下半身を出し自転車に乗り、発言(見て見て)した(8/13、梅田5丁目)
・公然わいせつをおこなった(10/7、梅田7丁目)
・公然わいせつをおこなった(10/9、梅田8丁目)
・声をかけ(見てくれ)、公然わいせつをおこなった(10/10、梅田7丁目)
警察によって違う不審者情報の内容
不審者情報は各都道府県の警察ごとに、公表される内容が詳細かどうか、情報を出すこと自体に積極的かどうか、という点で大きな違いがある。
埼玉県警が出す不審者情報は、内容は簡素だが、とにかく量が多いのが特徴だ。8月11日に発生した2つの事案は、埼玉県警の情報では次のような書き方だった。
・「下半身を露出し、卑わいな行為をする男を目撃したとの情報が寄せられました」
・「女性が男に露出した下半身を見せつけられたとの情報が寄せられました」
・「女性が男に露出した下半身を見せつけられたとの情報が寄せられました」
警視庁も内容は簡素だ。連続発生した10月9日と10日の事案で、警視庁はほぼ同じ文面を使って配信した。
・「足立区梅田7丁目の路上で、公然わいせつ事件が発生しました」
・「足立区梅田8丁目の公園内で、公然わいせつ事件が発生しました」
・「足立区梅田8丁目の公園内で、公然わいせつ事件が発生しました」
いずれも発生直前の状況が書かれていないため、どのような行動を前兆として警戒すればいいのか、地域住民にはわからない。
一方で、直前の様子を詳しく伝える警察もある。その1つが静岡県警だ。
・「(女子高校生が)徒歩で帰宅途中、体にイルミネーション用の電球を巻き付けた男が、短パンをずらして下半身を露出した」(函南町仁田)
・「(女子高校生が)徒歩で下校途中、男がズボンを下げて、股間に筒のようなものを当てて振って見せてきた」(掛川市中央)
・「(女子中学生数人が)徒歩で登校途中、しゃがみこんでいた男が突然立ち上がり、ズボンのチャックを開けて下半身を露出した」(沼津市岡一色)
・「(女子高校生が)徒歩で下校途中、男がズボンを下げて、股間に筒のようなものを当てて振って見せてきた」(掛川市中央)
・「(女子中学生数人が)徒歩で登校途中、しゃがみこんでいた男が突然立ち上がり、ズボンのチャックを開けて下半身を露出した」(沼津市岡一色)
これらは、静岡県警が実際に公表した女子生徒に対する露出事案だ。どのような不審行動があったのか具体的にわかる書き方になっており、万が一似た状況に遭遇することがあれば、直前に心構えができる。
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