貴乃花親方の主張に「そんな話は通じない」

写真拡大

元横綱・日馬富士の傷害事件をめぐって、貴乃花親方に対する日本相撲協会の聴取が、25日、約2時間にわたって行われたことがわかった。

相撲協会の春日野広報部長によると、聴取の日時は25日当日に決まり、貴乃花親方が都内のホテルを指定したという。約2時間行われた聴取には貴乃花親方の代理人弁護士も同席し、高野危機管理委員長と鏡山親方が聞き取りした。

貴乃花親方は、先週の理事会で、「警察から協会に事情を伝えた方が、より正確だ」「巡業部長としてやれることは全てやった」などとする文書を提出していて、25日も同じような主張をしたとみられる。

これについて協会関係者は、「そんな話は世の中に通じないだろう」と述べ、巡業部長としての責任を果たしていないとの認識を示した。

これで協会は調査を全て終了し、28日の臨時理事会で貴乃花親方の処分を決める方針。