春麗 ちゅんりー
春麗 プロフィール
- 生年月日:1968年3月1日
- 格闘スタイル:中国拳法
- 出身地:中国
- 身長:
- 169cm(ZEROシリーズ、IVシリーズ、V)
- 170cm(IIシリーズ)
- 体重:秘密
- 血液型:A
- スリーサイズ:
- 88・58・90(IIシリーズ、IVシリーズ)
- 84・59・89(ZEROシリーズ)
- 好きなもの:クレープ、フルーツ類、洋菓子
- 嫌いなもの:ベガ、犯罪、はっきりしない人
- 特技:射撃(国際大会6位入賞)
- 職業/所属:ICPOの捜査官
- キャッチコピー:
- 魅惑の脚線美(IIX、CVS)
- 華麗なる復讐者(RVOF)
- 決意あらたに巨悪討つ(ZERO3)
- 魅惑の脚線美再び(III3rd)
- 神脚美技(IV)
- 青い翡翠(V)
- 天裂く嵐脚(タツカプ)
- 悪を暴く美脚(ストクロ)
- CV:
- 宮村 優子(ZEROシリーズ、EXシリーズ、VSシリーズ)
- 田中 敦子(III3rd、CFJ)
- 根谷 美智子(CVSシリーズ)
- 実川 麻里(SVC)
- 折笠 富美子(IVシリーズ以降の作品全ての日本語版)
- ローラ・ベイリー(IVシリーズ以降の作品全ての英語版)
『ストリートファイター』シリーズのキャラクター。チュンリーと表記されることもある。
『II』から登場。格ゲー女性キャラのパイオニア的存在。
初登場の『II』では行方不明の銅昴を探していたが、エンディングでベガに殺害されていたことが判明。銅昴の墓前でシャドルーの壊滅を報告している。
『ZERO』時点では18歳とされており、エンディングでは銅昴の失踪にベガが関わっていることを知る。その後『ZERO2』のエンディングでは弱冠20歳にも満たないながら特例で対シャドルー特別捜査官に任命される。
『ZERO3』ではナッシュと行動を共にしシャドルーの基地に乗り込む。自身のエンディングではベガを打倒し、倒れていたキャミィを保護している。
シャドルーを壊滅させた後は一線を退き武術道場を開いていたが、行方不明になった門下生の少女リーフェンを捜すために『III 3rd』で実戦復帰する。
その他のほとんどの外部作品では『II』準拠の設定で登場しているが、『カプコンファイティングジャム』では『III』のものになっている。また近年の作品では『II』の設定で『III』時代の技を使用する場合が多い。
『ポケットファイター』ではフェリシアを動物園から逃げ出した動物と決め付けて名乗らせもせずに一方的に捕獲しつつ、翌日に読んだ新聞でフェリシア失踪事件を知り得意満面の笑顔で解決に乗り出す。
『CFJ』ではこの一件がネタにされており、対フェリシア戦の勝利メッセージのひとつに、「・・・つ、連れてかないわよ!」とばつの悪そうな一言を付け加えるものがある。
ただし、『ZERO』シリーズでは基本的にスポーツウェアを着用している。
『ZERO2』では隠しキャラとして『II』の姿であるチャイナドレス風コスチュームにも切り替えができるようになっており、性能も一部変化する[2]。村田治生(『スーパーストリートファイターII』等の企画担当)の言葉によるとこれは「完全なサービス」であって決して『ZERO』版のコスチュームの不評によるものではなく、「どちらの衣装も同じように可愛がってほしい」と延べている[3]。
『ZERO3』においては、Z-ISMとV-ISMが『ZERO』衣装、X-ISMの姿が『II』衣装と分かれており、『ZERO3↑』ではそれぞれに別々のカラーバリエーションが用意された。
『XVS』では逆に隠しキャラとして『ZERO』衣装が登場し、『スパIV』や『UMVC3』でもDLCのコスチュームとして『ZERO』の姿が選択可能となっている。性能は通常のコスチュームと同等。
漫画や映画『ストリートファイターII MOVIE』等二次作品では美しいものへの執着が強いバルログの相手役となる場面が多い。本編ではそのような描写はなかったが、これらの影響か『IV』ではバルログ側でライバル扱いの中ボスに設定されている。
『ポケットファイター』ではモリガンのストーリーで彼女からライバル視されている。
『CAPCOM VS. SNK』ではカプコンサイドの代表女性キャラクターとして扱われており、同じくSNKサイドの不知火 舞とは試合前に掛け合いが発生する。また、山崎 竜二との掛け合いでは中国刑事繋がりで試合前にホンフゥが登場する。
『ストIII 3rd』のネクロとダッドリーとの勝利メッセージにて前者はダルシム、後者はマイク・バイソンを思わせる発言をしている。
必殺技やスーパーコンボは、『II』や『ZERO』のタメベースと『III』及び『VS.シリーズ』のコマンドベースの2種類に大別されるが、「リーチの長い通常技で牽制し、投げ技やめくりを絡めてダメージを与えていく」という基本的な戦法は変わらない。
パワーゲージがあるときは小足や中足のヒット確認から一気に体力を奪える一方、ノーゲージ時は連続技に乏しく、攻められた時に切り返す手段も少なくなるため、ゲージ依存が激しい。いかにパワーゲージを確保するかが鍵になる。
また、多くのタイトルでは背中側の喰らい判定が大きく、めくりに弱い。
近年の作品では強キャラとしてキャラランクで上位に挙がることが多い。
『II』から登場。格ゲー女性キャラのパイオニア的存在。
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概要編集
ICPOの特別捜査官。父の銅昴が追っていた麻薬密売組織シャドルー関連の事件を担当している。初登場の『II』では行方不明の銅昴を探していたが、エンディングでベガに殺害されていたことが判明。銅昴の墓前でシャドルーの壊滅を報告している。
『ZERO』時点では18歳とされており、エンディングでは銅昴の失踪にベガが関わっていることを知る。その後『ZERO2』のエンディングでは弱冠20歳にも満たないながら特例で対シャドルー特別捜査官に任命される。
『ZERO3』ではナッシュと行動を共にしシャドルーの基地に乗り込む。自身のエンディングではベガを打倒し、倒れていたキャミィを保護している。
シャドルーを壊滅させた後は一線を退き武術道場を開いていたが、行方不明になった門下生の少女リーフェンを捜すために『III 3rd』で実戦復帰する。
ストリートファイターシリーズ以外編集
『MVC1』には裏キャラクターとして、ベガに改造されてしまったという設定のシャドウレディが登場する。その他のほとんどの外部作品では『II』準拠の設定で登場しているが、『カプコンファイティングジャム』では『III』のものになっている。また近年の作品では『II』の設定で『III』時代の技を使用する場合が多い。
『ポケットファイター』ではフェリシアを動物園から逃げ出した動物と決め付けて名乗らせもせずに一方的に捕獲しつつ、翌日に読んだ新聞でフェリシア失踪事件を知り得意満面の笑顔で解決に乗り出す。
『CFJ』ではこの一件がネタにされており、対フェリシア戦の勝利メッセージのひとつに、「・・・つ、連れてかないわよ!」とばつの悪そうな一言を付け加えるものがある。
衣装編集
チャイナドレスのようなコスチュームがトレードマーク。この衣装では同時に大きなトゲのついた腕輪も着けているが、これはドット絵にてパンチを目立たせるデザイン上の配慮である[1]。ただし、『ZERO』シリーズでは基本的にスポーツウェアを着用している。
『ZERO2』では隠しキャラとして『II』の姿であるチャイナドレス風コスチュームにも切り替えができるようになっており、性能も一部変化する[2]。村田治生(『スーパーストリートファイターII』等の企画担当)の言葉によるとこれは「完全なサービス」であって決して『ZERO』版のコスチュームの不評によるものではなく、「どちらの衣装も同じように可愛がってほしい」と延べている[3]。
『ZERO3』においては、Z-ISMとV-ISMが『ZERO』衣装、X-ISMの姿が『II』衣装と分かれており、『ZERO3↑』ではそれぞれに別々のカラーバリエーションが用意された。
『XVS』では逆に隠しキャラとして『ZERO』衣装が登場し、『スパIV』や『UMVC3』でもDLCのコスチュームとして『ZERO』の姿が選択可能となっている。性能は通常のコスチュームと同等。
「普通の女の子」編集
初期『II』のEDにて「普通の女の子に戻る」という物があり、後継シリーズでセルフパロディにされている。- 『スパII』以降の『II』シリーズでは代わりに刑事を続けるか普通の女の子に戻る選択があり、戻るを選ぶとデート中に絡んで来たチンピラを締め上げる一枚絵が表示される。
- 『XVS』では同じような願望を持ったローグと一緒に黄昏る場面がある。
- 『CVS2』の勝利メッセージにてプライベートでは普通の女の子と話す麻宮 アテナに対して「私もそうなのよ!」と叫ぶ。また「ここで負けたら捜査官廃業」とぼやいているとケンに「普通の女の子に戻れるならOKでは?」と突っ込まれる。
- 『SVC』のエンディングでは、普通の女の子に戻ろうとするが、メトロシティでソドムとダムドが大暴れしたため断念している。
- 『IV』でもケンの勝利メッセージで「普通の女の子に戻るんじゃなかったのか?」と言われている。また公式サイトのアニメでは一度普通の女の子に戻り、ICPOには後に復職した事になっている。
- 『TVC』では白鳥のジュンのエンディングに出てくる選択肢が上記の『スパII』の春麗のEDのパロディとなっている。
- 『MVC3』ではマイティ・ソーに対する勝利メッセージで「いよいよ普通の女の子から離れてきた」と発言していたり、シーハルクの春麗に対する勝利メッセージで普通の女の子について話す事を提案されている。
関連キャラクター編集
片手で身体を支えて下段蹴りを放つしゃがみ強キックは元のものと同じで「元伝暗殺蹴」という名前であり、元との関連が伺えた。しかし、『ZERO2』で元とは面識が無いことが判明している。漫画や映画『ストリートファイターII MOVIE』等二次作品では美しいものへの執着が強いバルログの相手役となる場面が多い。本編ではそのような描写はなかったが、これらの影響か『IV』ではバルログ側でライバル扱いの中ボスに設定されている。
『ポケットファイター』ではモリガンのストーリーで彼女からライバル視されている。
『CAPCOM VS. SNK』ではカプコンサイドの代表女性キャラクターとして扱われており、同じくSNKサイドの不知火 舞とは試合前に掛け合いが発生する。また、山崎 竜二との掛け合いでは中国刑事繋がりで試合前にホンフゥが登場する。
『ストIII 3rd』のネクロとダッドリーとの勝利メッセージにて前者はダルシム、後者はマイク・バイソンを思わせる発言をしている。
BGM編集
- Theme of Chun-Li~Dream Position~
- IIシリーズのBGM。ZERO、ZERO2、IV、XVS、MVS、MVC1、タツカプ、MVC3、ナムコ クロス カプコン等でアレンジ使用されている。
- 天脚舞歌(Spining Bird)
- EX1、EXplus、EX3のBGM。EX1のCDサントラでは前者のタイトルだが、EXplusαでは後者に変更されている。
- Resolution
- ZERO3のBGM。
- CHINA VOX
- III3rdのBGM。
その他編集
- 人物像がまだ固まっていなかったIIシリーズでは「フッ…世界中の男(女)達は私の前にひざまづくのよ!」という、現在のキャラクター性からは考えられない勝利メッセージが存在したが、『MVC1』・『IV』・『UMVC3』で再収録された。『MVC1』では「全てのヒーロー達は私の前にひざまづくのよ!」『UMVC3』では「全てのB.O.W.は私の前にひざまづくのよ!」にアレンジされている。なお『CVS2』でイーグルと組んだ際の勝利メッセージでは「嫌な過去」とコメントしている。
- 1994年公開の映画作品での動向に関しては、実写版は『ストリートファイター ザ・ムービー』、アニメ版は『ストリートファイターII ムービー』を参照。
- 2009年に製作された別の実写映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』では主役を勤めており、こちらでは良家の令嬢で世界的に有名なピアニストという独自の設定になっている。
- 彼女を主役にした『春麗にまかせチャイナ』というパチスロがあり、この作品では服装がスポーツウェア姿になっている。
- 2003年には、ストリートファイター15周年を記念して世界初になるゲームキャラの切手用絵柄に採用された。
- 春麗の母親の名前はゲーム本編では設定されていないが、メディアミックス作品では独自に設定されていることがある。
- ハリウッド映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』では母親の名は「ジーン」とされている。
- 春麗の父親の名前も当初ゲーム本編では設定されていなかったが、『V』にて銅昴が正式名称となった。その他の作品での名前などは該当項目を参照。
- ゲーム内の台詞を声優が担当するようになる以前はカプコン社員がその声をあてていたが、『ストリートファイターII』無印〜『TURBO』までの声の担当はエドモンド本田や『キャプテンコマンドー』のショウ等のキャラクターデザイン担当者でもある[4]。
姓について編集
春麗の姓については公式設定がなく、作品やメディアによってばらつきがある。ただしゲーム作品の本編では基本的に春麗の姓は一切登場しない。- 『ストII'』のゲーメスト増刊では「春家の娘」と記載されている。
- 『XVS』のエンディングではプロフェッサーXから「ミス・リー」と呼ばれている。
- ワニブックス『ストリートファイターZERO 春麗』という小説では「楓(ファン)」という姓がある。また、この作品では幼くして叔父の元に預けられたため、母方の姓である「邵(シャオ)」と名乗ることもある。
- ドラマCD『ストリートファイターZERO外伝〜春麗旅立ちの章』では「王(ワン)」である。
- ハリウッド映画『ストリートファイター』では「チュンリー・ザン(Zang、臧)」とフルネームが設定されており、この作品を元にしたゲーム『ザ・ムービー』と『リアルバトル オン フィルム』でも採用されている。
- ハリウッド映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』では父の墓石に刻まれた苗字が「黄(ファン)」となっている。
性能編集
高い機動力と、高性能で使いやすい通常技が強み。めくりも強力で、空中投げや三角跳び(『EX』シリーズ及び『TVC』は除く)も持っている。必殺技やスーパーコンボは、『II』や『ZERO』のタメベースと『III』及び『VS.シリーズ』のコマンドベースの2種類に大別されるが、「リーチの長い通常技で牽制し、投げ技やめくりを絡めてダメージを与えていく」という基本的な戦法は変わらない。
パワーゲージがあるときは小足や中足のヒット確認から一気に体力を奪える一方、ノーゲージ時は連続技に乏しく、攻められた時に切り返す手段も少なくなるため、ゲージ依存が激しい。いかにパワーゲージを確保するかが鍵になる。
また、多くのタイトルでは背中側の喰らい判定が大きく、めくりに弱い。
近年の作品では強キャラとしてキャラランクで上位に挙がることが多い。
- 『II』シリーズでは高いジャンプ力が災いして波動昇龍に弱く、通常技メインの近、中距離の地上戦に徹する必要のある偏った性能のキャラ。初代作品のみ、空中投げの投げ間合いが異様に広い。
- 『MARVEL VS.』シリーズでは、システム面の関係からか三角跳びに加え、3段ジャンプや空中ダッシュも加わり、カプコンサイドのキャラクターでは屈指の機動力を持つ。
- 『ZERO2』では全体的な性能が高く、ゲーメストのムック本に掲載されたダイヤグラムではナッシュ以外の全員に有利を付けており、トップに位置づけられている。
- 『III3rd』ではキャンセル猶予が非常に長いしゃがみ中キックや攻撃判定が強い発勁、そこからつながるスーパーアーツの鳳翼扇が非常に強力な上、歩き速度が速く、全キャラ中投げ間合いが最も長いスライド投げを持ち、SGGKを仕込めるなど、ユンと双璧を成す強キャラ。闘劇でも1回目の『闘劇'03』を除いて毎年優勝チーム入りを果たしており、2009年6月号のアルカディアでは1強という評価も受けている。
- 『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』ではノーゲージでも小足から相手の体力を3割奪う連続技が存在し、パワーMAX中なら7割近く奪えるなど極端な高火力キャラになっている。
- 『ストリートファイター クロス 鉄拳』や 『ストリートファイターV』では百裂キックのコマンド変更により固めやノーゲージの連続技に重宝するようになっている。
使用技編集
特殊技編集
- 鷹爪脚
- 後方回転脚
- 鶴脚落
- 転身鷲脚
- 中段蹴
- 中段連蹴
- 鶴旋蹴
- 鷹嘴拳 / 鷂子連拳
- 低蹴打
- 前掃旋腿
- 鶴旋落蹴
- 鶴脚打
- 鶴翼打 / 横蹴り
- 零式気功掌
- 龍星落
- 嘘蹴倒
- 援踊襲
- 天空脚(1)
- 元伝暗殺蹴
- 双連掌
- 発勁
- 尖杖蹴
- 翼旋脚
- 鶴首落脚
- 垂突打
- 金的蹴
- 双掌打
- 追突拳
- 旋円蹴(2)
- 飛燕蹴(2)
- 鸞脚
- 双発勁
- 練気功
- 気功掌
必殺技編集
- 百裂キック / 百裂脚
- 掃天撃
- 裂地蹴
- スピニングバードキック / 回転的鶴脚蹴
- 覇人脚
- エアスピニングバードキック
- スピニングホーネットキック(2)
- 気功拳
- 気功暗拳(1)
- 気功暗拳(2)
- 旋円蹴(1)
- 覇山蹴
- 飛燕蹴(1)
- 鷹翼脚
- 天昇脚 / 天翔脚(1)
- 飛昇脚
- 双発剄
- 転身円舞
- ゴメンネ!
- 飛翔襲
- 星光魚
- 思春想