ナリシゲ(@nari_104)です。
2017年も間もなく終わります。
1年間を終えてみて、後から振り返ったときに、この2017年が「分岐点」となっている可能性があるのでは、と思いましたのでブログにまとめておきます。
「何者でもないアラフィフ男性」の1年を記したものですが、どうぞお付き合いください。
「キタキュースタイル」立ち上げ
2017年(以降「今年」)、最も大きな出来事は「“北九州市を正しく伝えるブログメディア”キタキュースタイル」の立ち上げでしょう。
5月上旬に書いた、旅行系キュレーションメディアへを批判したこの記事が大拡散したことがその始まりです。
キュレーションメディアの問題は「記事や写真のパクリ問題」以外に「そもそも記事内容が正しくない」という問題も存在します。
旅行系キュレーションメディアにおいては「実際に訪問していない場所について、ネット上の記事と写真を組み合わせて作成した記事の内容が事実と大きく異なっていた」といったことが珍しくありません。
例えばこういう話。
私の地元の北九州市に関するネット上の記事も、こういったレベルで誤ったものばかりでした。
北九州市は「修羅の国」などといわれ、話題になるのはド派手な格好をした連中が取り上げられる成人式のときのみですから、世間のイメージとしてはあまり良くないことは十分に理解していますが、魅力が全くないわけではありません。
食べ物は安くて美味しいし、少し離れると自然が豊かです。
しかしながら北九州市に関するネット上の記事は継ぎはぎだらけのクソ記事ばかり。北九州市の魅力が1ミリも伝わらないものしかありません。
5月に書いたブログ記事がバズったことで、「正しい旅行記事」「正しい地域情報」の必要性を強く感じた私はその後すぐに帰省。北九州市の情報を自らの足を使って集め、記事を作成しました。
そしてブログのバズから1ヶ月ちょっと経過した6月15日に「“北九州市を正しく伝えるブログメディア”キタキュースタイル」を公開。
記事の拡散~サイトの立ち上げを中川淳一郎さんの著書「ネットは基本、クソメディア」で取り上げていただいたおかげで、サイトの認知度もアップ。
中川さん、ありがとうございました。
これ以降、今年は北九州市に合計4度帰省。ネタ集めのために市内の観光地や飲食店を訪問しました。
市内各地を訪問した中で、いちばん記憶に残っているのは今年2月にオープンした「ミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ)」の取材です。
7月に北九州市をホームタウンとするプロサッカーチーム・ギラヴァンツ北九州の試合をこの「ミクスタ」で初観戦し、このスタジアムをもっと知りたいと思ったこと、そしてこのスタジアムの素晴らしさを市内外の人にもっと知ってもらいたいと思ったことが取材のきっかけです。
8月下旬にアポイントを取り、9月上旬に取材、9月下旬に記事を公開。
スタジアムの担当の方のご協力もあり、ミクスタの特徴がしっかりと伝わる記事となりました。
また「キタキュースタイル」を立ち上げたことで、北九州市に住む方、北九州市出身の方とTwitterで知り合ったことも私にとっては大きな出来事です。もっと多くの方と知り合い、“皆さんの北九州”を知りたいと思ってます。来年はオフ会を開催します。
この「キタキュースタイル」、2018年は地域情報に加え、さらに北九州市の魅力が伝わるようなコンテンツを掲載予定です。ご期待ください。
北九州に「誇り」を取り戻す!!
ライターとしての活動を本格スタート
仕事面では、ライター活動を始めたことが一番大きいですね。
ただ、「ライター活動を始めた」といっても特別に何かをしたというものでもなく、知人の編集者さんからの問い合わせを受け、自分のスキルで十分に対応できそうだったので記事執筆の仕事をお受けした、というものです。
依頼内容はGoogleアナリティクスの記事を月1回(計5回)書く、といったものでしたが、企画段階から関わることができたのは自分にとって幸運でした。
Webコンテンツの制作は長いことやっていますが、ライターという立場での企画立案は初めてですので、経験値を上げることができました。
記名入りの連載記事はなかなかのプレッシャーでしたが、予定の5回を無事終えられたことは、自分にとっての大きな自信となりました。
こちらが連載記事の第1回。
2018年はライターの仕事も増やす予定。
ギャラも大事ですが以下の点も大切にしたいと思います。
- スキルアップできるか
- 自分の専門性(※)を発揮できるか
- 本業(Web事業)とのシナジーはあるか
- 楽しいか
(※)Googleアナリティクス(初級~中級)、北九州市、アマチュア野球(大学野球や社会人野球)、ボートレース(競艇)については一定のレベル以上の知識があると自負していますので、お困りの方は遠慮なくご相談ください。
ニュースサイトへの関わり
今年の11月より、某ニュースサイトの運営に関わらせていただいてます。
こちらは、コンテンツの制作ではなく裏方として。
Googleアナリティクスの解析データを使用したレポートの作成も行っているのですが、上記のようにGoogleアナリティクスの連載記事を書いていたことが大きなプラスとなりました。(記事がきっかけで受けた仕事ではありません)
上手い具合に2つの仕事がつながったことに少々驚いています。
2018年はこのニュースサイトがより多くの人に見てもらえるよう、裏側からしっかりと支えたいですね。
この仕事も、ライター業の友人からの問い合わせがきっかけとなっており、先に書いたライターの仕事も合わせ「仕事は人が運んでくるもの」であることを再認識した1年となりました。
友人や知人を介した仕事はミスマッチであることが少ない上に、自分のスキルのほんの少し外側のものであることが多いので、スキルアップとその後の仕事の拡がりに繋がります。
よほどの悪い条件でなければ受けるべし、がポリシーです。
今年これらの仕事のきっかけを作ってくださったお二方、有難うございました。
プライベート
今年はプライベートでも印象的な出来事がありました。
母校とのかかわりが増えた
3年前より母校(高校)の野球部のOB会に顔を出すようになったのですが、今年は特に母校野球部とのかかわりの多い年となりました。
まずは5月に野球部同期との約20年ぶりの再会。
コンプレックスをこじらせて長い間連絡を絶っていた私を、地元にいる同期の面々が何事もなかったかのように温かく迎えてくれました。感謝しかない。
11月には3つ上の先輩と現役の大学生(東大野球部、慶應野球部)との食事会に参加、そして12月には2つ上、1つ上の先輩との食事会を開催しました。
あと、OB会で会った17期下の後輩が別の後輩を紹介してくれたりも。
数年前まで母校野球部との交流を絶っていた反動が出ているのか、先輩や後輩と会うことに積極的になってきています。
帰属意識もこじらせがちな私ですが、今後は母校の先輩、後輩と良い関係を築いていきたいですね。
いずれは母校・小倉高校の野球部に恩返ししたい。
ふたりの母への親孝行
6月にパートナー、パートナーの母親(以降「義母」)と3人で日帰り箱根旅行に行ってきました。
年に数回福岡から上京してくる義母とのコミュニケーションは特に問題ないのですが、日帰りとはいえ旅行に行くとなるとある程度の「もてなし」が必要となるのでやや不安でした。
ロマンスカーで箱根→ポーラ美術館→大涌谷→(日帰り)温泉→ロマンスカーで新宿というかなりの強行軍でしたが、なんとか無事終了。義母にも喜んでいただけたようで一安心。
11月には自分の母親と相撲観戦(九州場所)へ。
前述の通り今年は帰省が多く、母親とのコミュニケーションも例年よりかなり多かったのですが、どこにも連れて行っていなかったので、母親が好きな相撲を観戦することにしました。
私と2人で遠出をするのが相当久しぶりの母親は朝からテンションが高く、現地(福岡国際センター)でも力士のぶつかり合いをニコニコしながら見ていました。あんなにハイテンションで喋る母親を見るのも久しぶりで、見てて嬉しくなりました。来年も見に行きます。
観戦後は天神で水炊き。チェーン店でしたが十分満足の味でした。
私の悪い癖で、親孝行をするときとしないときの差が激しいのですが、今年はここ数年の中でも頑張ったほうだと思います。
来年は親孝行をもっと頑張ります。
義母が上京してきたときには、これまで以上にもてなしたいですね。
そして自分の母親とは大相撲九州場所に加え、ヤフオク!ドームに野球を見に行きたいところ。
2018年に向けて
「ブログで人生が変わる」なんて自分には無縁なものだと思ってましたが、今年を振り返ってみると、もしかしたら人生とまでいかなくてもブログで何かが変わるのではないかと思いました。
たった一本のブログ記事がきっかけで、これまで正直あまり好きではなかった生まれ故郷の北九州市に真っ直ぐに向き合うようになりました。これが今後の人生に大きな影響を与えそうです。
出身高校の卒業生との交流が増えてきたことも、このことと無関係ではないでしょう。
来年はもっと多くの「北九州」に向き合い、世間に向けて“北九州市を正しく”伝えていきたいと思います。
また仕事面では、今受けている仕事(WebサイトやECサイトの運用、Googleアナリティクスを使ったレポート作成、スクールでのセミナー講師など)をさらにレベルアップすることに加え、その周りにある新しい仕事にチャレンジしていきたいですね。特に「書く仕事」には積極的に取り組んでいきたいと考えています。
プライベートでは、年齢を言い訳にせずに全力で学び、全力で遊びます。
あとは月並みですが「人との縁、出会い」を大切にしたいですね。
いろいろ書いてきましたが、来年も疲れない程度に頑張ります。
2018年は「愉快なおじさん」でいたいですね。引き続き宜しくお願い申し上げます。