アニメ 3月のライオン 第2シリーズ「第6話」[字][再] 2017.12.26

2612月 - による admin - 0 - 未分類

後悔なんてしないっっしちゃダメだっ。
だって私のした事はぜったいまちがってなんかない!!
不思議だ。
ひとはこんなにも時が過ぎた後で
全く違う方向から嵐のように救われる事がある
ひなちゃん。
ありがとう。
君はぼくの恩人だ。
約束する。
僕がついてる。
れいちゃん?一生かかってでも僕は君に恩を返すよ。
・「ゆうやけ雲が耳打ちした」・「『次は君の番だよ』って」・「ひまつぶしのゲームに飽きたから」・「どうせスケープゴートなんだろ」・「僕は僕の世界の王様だ」・「水の上も走れるんだ」・「床に落ちた卵も逆再生」・「宇宙飛行士にだってなれんだ」・「空から降りてきたビーズを」・「拾い集めてたらいつか」・「辿り着くだろうひとりきりの」・「自由の旗を立てるんだ」・「穴だらけのジーンズを履いて」・「すきま風に涙こらえて」・「ひとつふたつ大きく息を吐いて」・「立ちあがるんだボクサー」・「起死回生のチャンスは一度」・「絵に描いたドアをたたいて」・「色はにほへど散りゆく花を」・「咲かせるのは自分さ」くんくん。
くんくん。
はいデザート。
桐山くんのおみやげのサクランボだよー。
わあサクランボウだーっ!んーっっ!!ありがとう桐山くん。
あ…。
(3人)ん〜っっ!!おいしい…。
すっぱいにおいにゃ…。
くだものはあんまり…。
(柱時計の音)ん〜…んん…。
もぐ〜…。
あれ?モモねむい?おフロ入ろっかもう。
ちょっと早いけど…。
じゃあ…ひなちゃん指してみようか将棋。
え。
て…てかげんしてくれる?え?あしますしますよ?もちろん!!あじゃ2階でやってもらっていい?まだ…あそぶ〜。
ちょっとモモおフロ入れるから。
れいちゃんとあそぶ〜。
桐山くん…ホントにそれだけでいいの?うん。
ホントのホントに!?これでいいの?うん。
ようしこれなら勝てるかもっっ。
じゃはじめるね。
うん☆え?何でひなからじゃないの?てかげんしてくれるんじゃ…。
あ駒落ち将棋は落とした側が先手っていうキマリがあるんだよ。
ええあ…でも…。
うん…どうぞ。
…ま負けました…。
あっもっかいもっかいやろう!!・「ヤッホーヨーホーパイナポー」そうだオレ玉と金2枚でいいから!!・「ふしぎなまほうのみー」
ーくそっ…なんてヘタくそなんだオレ!!
おっと5五歩を取ってくるか…やるねぇ〜。
会長はなんだかんだ言って相手に楽しく花を持たせるの上手いし
はいではここでヒントです。
「大ゴマは」?
(一般人)は…離して打て!!正解。
横溝さんのは端の人間まで愉快にさせてくれるし勉強になる
コミュニケーションだよ桐山。
何がしたいのか何を考えているのかを想像して相手の気持ちに寄りそう事だ。
相手をよーく見ている事だ。
まーまー落ち着いて。
気楽にいこー。
(横溝)相手をよく見ることだ。
…よし。
ん?れいちゃんありがと。
ちょっとわかって来たから次は大じょぶ。
かなわない!!またしても中学生に気をつかわせてしまった!!あああああああ!!
じゃもっかいね。
はげましに来たのに気をつかわれてどーする桐山零!?
ーそして…ふと胸がつまった。
この子は一体どれだけたくさんこうやって笑顔で気をつかって来たんだろう…
ひなちゃんあのね。
話してもらえるかな。
ちょっとずつでいいから学校の事。
今はね…そんなカンジ…かな…。
みんな遠巻きに見てるカンジ。
ーひなちゃんはポツポツゆっくりと考え考え話してくれた
名前順の班なんだけどお昼とかみんな…すごいカタクなってるのわかる…。
みんな私の方あんまり見ない…。
なんかこう…うちの班だけお通夜みたい。
そこにちほちゃんをいじめた子たちの大きな笑い声がかぶってくるの。
(笑い声)大きな大きな声。
笑い声…。
まるで何かクラスの中に見えない階級とかがあってその階級にあわせて「どのくらい大きな声で笑っていい」とか「教室の中でどのくらい自由に楽しそうにふるまっていい」かが決められてるみたいな…。
ひなちゃんのクラスの風景ーそしてそれは多分誰もがどこかでぜったいに感じた事のあるはずの物語ー…
そんなモノホントは無いはずなのに。
でもーでも確かにある。
ずっとあった小学校の頃から…。
…ねえ桐山くんあれは何なの?あの空気は…。
誰がえらくて誰がえらくないって。
いつどうやって決まるの?誰が決めるの?私たちみんな同じただの中学生のはずなのに。
ただの同じ人間のはずなのに。
ほんとにそんな事言ったの!?あーんなの全然ダメダメ。
ごちそうさまっ。
(笑い声)
き…きまずい…
川本いるー?た高橋くん!?はわわ…。
ギャーーーーッ!!いたいいたいいたいいたい!!え?うそオレ超そっと投げたけど?桐山さんにきいた。
え?
(ボールをキャッチする音)うっ!う〜…。
昼休みとか困ったらキャッチボールしよう。
2人じゃやだったら野球部のダチも呼ぶし。
もちょー見てるし…。
女子だ!!おのれ高橋けしからん!!昨日さ桐山さんウチに指導対局に来てくれたんだぜ。
おおそうか!!わかったぞ!!4三銀には3四歩かあっっ。
ほんにスゴイの〜プロ棋士様はの〜さすがじゃの〜。
うんあー…なるほど。
まぁ奇襲なんですけど…。
(高橋)オヤジもじいさんもスゲー喜んじゃってさ。
じいちゃんなんてこのところ寝込んでたのに飛び起きて来てさー。
またカレーよんでよからあげの。
こないだ桐山さんオヤジたちにとられてしゃべれなかったんだよオレ。
…うん。
(ボールをキャッチする音)うっ…いったーい!!うぅぅ…う〜…。
いたくねーし。
(2人)ありがとうございました。
(エレベーターのチャイム)あありがとうございます。
お疲れさまです桐山五段。
おつかれさまです。
(足音)これで4勝!!っしゃっっ!!あと一回勝てば棋匠戦予選準決勝!!うーん今月は調子いいぞ!!
(カラスの鳴き声)順位戦は今の所2連勝。
トーナメントは勝ち残れているのが…棋匠戦獅子王戦新人戦…。
獅子王戦には勝ちたいな…。
五組で優勝して挑戦者決定トーナメントに出て…。
(電卓の音)そしたら目標額にくい込める!!でもって新人戦…賞金はともかくこれはあと一回勝って決勝まで何としても行って勢いをつけたい!!よし練習だ!!ぜってー負けねー。
(頬をたたく音)新人王におれはなるっっ。
(カラスの鳴き声)
(生徒)おはよー。
(生徒)おはよー。
(生徒たちのざわめき)
(チャイム)
(生徒たちのざわめき)はー…さすがに食べきれなかった…。
これが…胃が痛いってヤツかな…。
ぎゃっっ。
なんで来ねんだ?たたかはしくんっっ。
(スプーンを投げ入れる音)
(高城)ビッチ。
えーと高橋くんありがと。
でも…私今日は…。
えーと確か1年時同じクラスだった…。
おいっ高城!ーだったよな?お前もさ一緒にやんね?行くぞー用意いーかー?メグからやんなよーっっ。
うっそーこわーいっっ。
大丈夫だってーほらー☆
(高橋)いくよー?せーの。
(2人)ギャアアアア!!サイテーばーかっ!!知らないっっどうかしてんじゃないのっ!!メグまってよう!!あれー?何もう行っちゃうのー?おーいどうしたんだー?高橋くん…あ…あわわ…。
たかはしくん。
アイツらめグローブほっぽって逃げやがって。
転校したのってさ佐倉ちほだったんだな…。
え?2年の移動教室ん時さ風強くてさオレ弁当のおかずひっくり返して砂まみれにしてさ。
したらアイツ自分の弁当半分くれたんだよな。
笑ってさ「どーぞ」って。
自分の喰い物くれるなんていいヤツだ…って思った。
だからキャッチボールはいつでもやろうぜ。
何かさ見せといた方がいい気がする。
味方がいるって事。
そっか…ーでもって…ゴメン。
高橋君かっこいいもんな…。
そーか…やっかみかあ…。
本当にゴメンそこまで気が回らなくて。
ダメなひとがいるにゃ…。
ダメだにゃ…。
うん…ダメにゃ。
わー違うの桐山くんそうじゃなくてっ。
キャッチボールは続けるよ私。
だってたのしいし。
それにね高橋くんがちほちゃんの事覚えててくれてそして話せて嬉しい…。
ーもうクラスで誰もちほちゃんの話とかしなくなっててまるでなんか最初からいなかった事みたいになってて…。
ひと一人いなくなったのにどうして?って。
え?え?あれっごめん。
はいっほら…。
零ちゃんいつも私の話きいてくれてありがとう。
いつも「ひなちゃんはどうしたい?」ってきいてくれて…。
でも…私。
どうしたいのかわからなくて…。
私はくやしいっ。
(流水音)「どうしたい?」って…。
ーアイツら全部「バカッ」って叫んでなぐりたいっっ。
めちゃめちゃにしてやりたいっっ。
ちほちゃんと同じ目に合わせてやりたいっ。
(流水音)それでっっ自分たちが何したかを…思い知らせてやりたい!!でもっもう遅い。
ちほちゃんはもういない。
ちほちゃんに手紙を出したが待っても返事は来なかった…。
かわりに届いたのは彼女のお母さんからの手紙だった…
それに無理っ謝らせようにも…。
ちほちゃんはもうアイツらの顔なんて見たくも無いと思う。
(鳥の鳴き声)
(生徒たちのざわめき)
(カモメの鳴き声)
気づいた事がひとつある
(生徒たちのざわめき)
僕は思ってたんだ。
辛すぎるのならそこから立ち去っていい
(生徒たちのざわめき)
まともじゃない事をしてくるヤツらにはまともに立ち向かう事はしなくていい
でも
(ドアが開く音)
(生徒)きりーつ。
れい!!あっ…!え?な…。
かっ川本さんこれはどういう事なの!?わかりません。
書いたのは私じゃありません。
(風の音)
(担任)川本さんのカン違いじゃない?そんななんでも悪い方にとっちゃダメダメ。
朝来たらもう書かれてました。
ととにかく授業始めます!!川本さんはあとで…職員室へっ。
(担任)はいっ集中っザワザワしないっ。
(2人)よろしくお願いします。
ーそうだ彼女はただ辛がっているんじゃない。
怒っているのだ。
それも腹の底から煮えくり返る程に
(駒音)・「どうして笑うのさ指先でなぞる夜は更けて」・「大きすぎるこの世界の隅で心は溶けて行く」・「枯れない花が雨を弾くように」・「大切なものが零れてしまった」・「いつのまにか一人きり遠くまで歩いてた」・「忘れてた本当の僕の声不思議な気持ちで」・「長い夜の明けたあと思い出す夢のように」・「懐かしい永遠に身を委ねまた歩き出せそうだ」・「ヤッホーヨーホーサクランボー」
(モモ)・「ルルルおいしいまほうのみー」2017/12/26(火) 00:40〜01:05
NHK総合1・神戸
アニメ 3月のライオン 第2シリーズ「第6話」[字][再]

高校生プロ将棋棋士・桐山零の成長を描くアニメの第2シリーズ。厳しい勝負が続く中、零のよりどころである川本家の次女・ひなたが、中学校でのいじめに巻き込まれていた…

詳細情報
番組内容
川本家を訪れた零は、ひなたに学校でのことを話してもらう。誰がどのくらい大きな声で笑っていいのか、教室でどのくらい自由に振る舞っていいのか、まるで決められているようなクラスの空気について、ぽつぽつと話すひなた。そんなある日の昼休み、教室にいるひなたを、憧れの野球部エース・高橋がキャッチボールに誘う。高橋は零からひなたのことを聞き、教室から連れ出そうとしてくれるのだった。
出演者
【声】河西健吾,茅野愛衣,花澤香菜,久野美咲,阪口大助,玄田哲章,細谷佳正,悠木碧,安野希世乃
原作・脚本
【原作】羽海野チカ,【脚本】東冨耶子,木澤行人
監督・演出
【監督】新房昭之

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:34360(0x8638)