レベルアップしたくて転職したらさっそくやらかしてしまったお話

メリークリスマス!!!!!

この記事は 転職 Advent Calendar 2017 の最終日の記事であり、ここ半年の反省と今後のやっていく気持ちをまとめたものです。 タイトルで全部言っているのですが、レベルアップしたくて転職したらさっそくやらかしてしまいました。今は無事復活して落ち着きつつあるので、このタイミングで何があったのかをまとめておきたいと思います。

この文章を書いている人について

入社エントリはこちら。

rnitame.hatenablog.com

1年半ほどで新卒入社した会社を辞め、サイバーエージェントに入社しました。

前職では iOS アプリの実装(と Android アプリで使う社内ライブラリ)を担当しました。期間は半年ほどで、リーダーがやってくれた設計にあわせて実装する形で進めていました。

サイバーエージェントでは既存アプリの運用をやりながら新規事業の立ち上げに従事しています。新規事業のアプリはフル Kotlin で 1 人でやっています(最近メンターをつけてもらったので 2 人ですが、基本 1 人です)。日々勉強しながら実装中です。

ここ半年の反省

反省1:見積もりがうまくできなかった

新規事業のアプリを見積もるときのお話。

新しい技術をがんがん取り入れようというチームの方針で、Kotlin と Android Architecture Components と GraphQL を導入しました。全部ちゃんと使うのは初めてで、日々ドキュメントとにらめっこしたり先駆者の記事を読み漁ったりして勉強しています。

その方針もありつつ、見積もり自体がっつり自分でやるのは初めてだったので、一緒に見積もりをした iOS の方の見積もりを参考にしながら行いました。

新規事業でスケジュールがずれることはわかっていたので、それを見込んで実装はしていました。 ただ、見積もりしたときの前提条件がそもそもクリアできておらず同時並行だったので、サーバサイドの実装を待ちながらクライアントを実装する形になりました。

この時点で見積もりとはなんだったのか状態に。ここで言えればよかった…!(反省)

反省2:抱え込んでしまった

反省1のようなことがあり、チームのメンバーに相談するのがつらい時期がありました。他のチームの方に相談するとき担当プロジェクトの概要から説明しないといけないため、手間と時間がかかるので相談しないで自分でなんとかしようと考えるようになりました。

結果、どこにも悩みを打ち明けられず、どんどん自分を追い込んで自滅する形に。

余談

だいじょうぶだと思っていましたが、だいぶストレス?が溜まっていたようで突発性難聴になりました。でも2週間ほど経過見ながら薬飲んでたら治ったので、今まで通り安心して SHISHAMO を聞いたり酒を飲んだりしています。 (お世話になってるコミュニティの皆さんに感謝)

耳は時間勝負なので違和感あったらすぐ病院に行ってください!!ほんとに!!!

大事なのは報告することとやってみて経験すること

だと感じています。

見積もりに関しては、まだサービスの全体像がしっかり見えてないところもあったため、そこを出来る限り細かく出すことが大事だと学びました。機能単位で見積もるより画面単位で見積もったほうが、レイアウトや API の挙動をどうすればよいか、イメージしやすいためです。

抱え込んでしまう件については、自分の性格なのでなかなか直すのは難しいです。ただチームで行動している以上、自分がなにをやっていてどこまでできているかを把握してもらわないと、じゃあ次にここまで行こう、というような計画が立てられません。そのため、とりあえず頑張ってみてやばいかもしれない、と思ったらすぐ報告するようにしています(まだまだできてないかもしれませんが精進あるのみです)。

最近、前職の同僚とお会いする機会があって今回の反省について相談しました。すると「チームのボスに話してみれば?」と言われて素直にボスにさらけ出してみたところ、なんだそんなことか!HAHAHA と怒ることもなく労っていただきました。相談に乗ってくれた同僚とチームの皆さんには本当に感謝しています。ちゃんと報告/相談することの大事さを学びました。

これから

いろいろやらかしてしまったのですが、その分?愛着がすごい湧いて、少しでもストレスになるところがないように暇があればデバッグしているくらい大好きなアプリになっています。 早くリリースしてユーザーに価値をお届けしたい気持ちでいっぱいです。

また、Kotlin + Android Architecture Components + GraphQL の知見が溜まりつつあるので、このブログで書いたり発表したりしたいです。 GraphQL 単体のお話は YAPC Okinawa でプロポーザル出したので採択されればそこで!

まとめ

突発性難聴のツイートをして、知人から何があったの?と言われることが多くなったためまとめてみました。

どこかでお悩みの社会人の皆さんの参考になれば幸いです。