11月末のブラックフライデーとサイバーマンデーから12月のクリスマスまで続くホリデーシーズンは、クリスマス商戦が激化し、オンライン販売サイトもマーケティングに力を入れる。消費者のもとには、お買い得品や大幅割引を知らせるメールやメッセージが大量に届いているはずだ。
ITセキュリティ企業のQuick Heal Technologiesは、サイバー犯罪者たちも人々がオンラインショッピングに駆り立てられるこの機会を狙っている、と指摘。そして、安全にオンラインショッピングを利用するための予防策を紹介した。
使い慣れたオンラインショップから案内メールを受け取ったとしても、サイバー犯罪者による偽メールである可能性があり、見分けるのは難しい。そこで、メールに記載されているリンクをクリックしたり、添付ファイルをダウンロードしたりすることは、絶対にやめよう。そのような案内を見たら、ウェブブラウザのアドレスバーにそのオンラインショップのURLを入力してアクセスしよう。
安全の確保されていないWi-Fiサービスは、アクセス中にサイバー犯罪者から情報が盗まれかねない。オンラインショッピングやオンラインバンキングに使うのはやめよう。無料Wi-Fiサービスでユーザー認証を求められない場合、接続してはいけない。
オンラインショップのウェブサイトにアクセスしたら、そのサイトのURLが「https」で始まっているかどうか最初に確認しよう。httpsなら使い続けて問題ないが、そうでなければそこで利用はやめだ。httpsでなく「http」接続だと、アクセス中に個人情報が暗号化されず、盗まれる危険がある。
例えば、1つの同じ鍵が玄関、自動車、引き出し、金庫、バイクのすべてに使えるとしたら、どうだろう。その鍵が1つ盗まれただけで全部がやすやす盗まれてしまうため、賢くないはずだ。同じことは、オンラインアカウントにも当てはまる。同じパスワードを複数のウェブサイトのアクセスに流用すると、どこかのサイトでパスワード流出が起きたら全サイトが不正アクセスされる。パスワードをいくつも覚えていられないのなら、パスワード管理用のアプリやサービスを使おう。
ユーザーのできるセキュリティ対策は限られる。そこで、アンチウィルスなどのセキュリティ対策ソフトといったテクノロジーを利用しよう。ランサムウェアの侵入、詐欺ウェブサイトへのアクセス、攻撃用ファイルのダウンロード、個人情報の流出などを防いでくれるはずだという。
利用者、フィンテック企業、銀行の三者が
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