学習室紹介・カリキュラム理事長挨拶
理事長 式井 久美子

 2016年4月1日、仙台白百合学園高等学校 "Encourage course" が開設3年目(完成年度)を迎えた日、 「女性活躍推進法」が施行されました。そのkey-word "diversity"が「グローバル」と並んで、 そのまま「ダイバーシティ」とされている意義に共感を覚えます。 それは、白百合学園の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会が、300年以上前から、 教育と福祉事業を通して伝えて来た「すべての人は、等しくかけがえのない存在」であり、 それぞれに与えられている固有の使命を大切に、生かし合って生きることに通じるからです。 人種、性別、年齢、経験、身体的・知的相違等による「多様性」を受け入れ、生かし合う時、「差別」は「尊敬」に代わるはずです。 今求められている「ダイバーシティ」「グローバル化」の具現とも言える"Encourage-course" に豊かな祝福がありますよう祈っております。

校長挨拶
校長 渡辺 瑞穂

 平成26年に開校した仙台白百合学園エンカレッジコースは、27年12月には、文科省から「多様な学習を支援する高等学校の推進事業」の委託を受け、年を重ねる毎に、学習内容の確かな深まりと広がりを見せています。これまで、そして今、この学園で学ぶ生徒達が、お互いにエンカレッジし合いながら未来を拓いている姿が、その証です。 神様は一人ひとりに合ったタレントを与えられています。そして、神様は越えられない試練を人に与えることはなく、生きる歩みの中で、必ず手を差し伸べて下さいます。 そのことを信じる素直さが、この学園での学びの始まりです。
 「生きる学び」は多様で、本来、パーソナルであるはず。この学園で学ぶ一人ひとりが、そのことを普通に感じ、自らの思いや夢を実現できる場がここにあると実感できる日々を重ねて欲しいと願っています。
 私たち教職員は、その支援者であるという自覚を持って、そして、「祈る心」が、互いを繋ぐ絆となることを信じて、あなた方と向き合います。自分を大切に、あなたなりの学びの日々を、一緒に歩んでいきましょう。
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