iPhone � vs Galaxy Note8 vs HUAWEI Mate 10 Pro、最強スマホはどれだ?
いま筆者はアップルの「iPhone �」、サムスンの「GALAXY Note8」、ファーウェイの「HUAWEI Mate 10 Pro」を3台持ちしています。そこでよく言われるのが「馬鹿なの?」という正気を疑う言葉ですが、つぎによく聞かれるのが「どれが一番いいの?」という言葉です。と言うわけで処理性能、カメラ画質、ディスプレイ画質、サウンド品質、アンロックしやすさの5点について評価していきたいと思います。●処理性能はiPhone �が勝利!
iPhone �は6コアの「A11 Bionic」、Galaxy Note8は8コアの「Exynos 8895 Octa」または「Qualcomm MSM8998 Snapdragon 835」、HUAWEI Mate 10 Proは8コアの「HUAWEI Kirin 970」を搭載しています。
今回、定番ベンチマーク「Geekbench 4」、「AnTuTu Benchmark」に加え、ブラウザーベンチマーク「JetStrem」を実施してみましたが、どのテストでもぶっちぎりのスコアを記録したのがiPhone �です。Galaxy Note8とHUAWEI Mate 10 Proはほぼ横並びですね。
正直体感的にはiPhone �も含めて横並びなのですが、4K動画のエンコードなど処理性能を最大限に要求される作業ではiPhone �のパフォーマンスを有効活用できるでしょう。
Geekbench 4
iPhone � 10372
Galaxy Note8 6523
HUAWEI Mate 10 Pro 6745
AnTuTu Benchmark
iPhone � 245013
Galaxy Note8 174334
HUAWEI Mate 10 Pro 176979
JetStream(Chrome上で測定)
iPhone � 225.80
Galaxy Note8 64.935
HUAWEI Mate 10 Pro 58.825
左からiPhone �、Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Pro
●カメラ画質はGalaxy Note8が勝利!
iPhone �は12MP広角カメラ(f/1.8、光学式手振れ補正)と12MP望遠カメラ(f/2.4、光学式手振れ補正)、Galaxy Note8は12MP広角カメラ(f/1.7、光学式手振れ補正)と12MP望遠カメラ(f/2.4、光学式手振れ補正)、HUAWEI Mate 10 Proは12MPカラーセンサー(f/1.6、光学式手振れ補正)と20MPモノクロセンサー(f/1.6)を搭載しています。
カメラ画質は甲乙つけがたいのですが、今回撮影したかぎりではGalaxy Note8が最も忠実に色を再現していると感じました。インカメラでのセルフィーはHUAWEI Mate 10 Proのほうが補正力が高いですが、トータルで使いやすかったのはGalaxy Note8です。
iPhone �(28mm、1/17、f/1.8、ISO100)
Galaxy Note8(26mm、1/33、f/1.7、ISO250)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/33、f/1.6、ISO200)
Galaxy Note8は屋根までスッキリと明るく描写されています。
iPhone �(28mm、1/2183、f/1.8、ISO20)
Galaxy Note8(26mm、1/2216、f/1.7、ISO40)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/1894、f/1.6、ISO50)
iPhone �>Galaxy Note8>HUAWEI Mate 10 Proの順に明るく撮影されました。Galaxy Note8が最も適切な明るさに感じます。
iPhone �(28mm、1/25、f/1.8、ISO40)
Galaxy Note8(26mm、1/50、f/1.7、ISO80)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/50、f/1.6、ISO100)
Galaxy Note8ではネギが白く瑞々しく描写されています。
iPhone �(28mm、1/7、f/1.8、ISO100)
Galaxy Note8(26mm、1/33、f/1.7、ISO250)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/33、f/1.6、ISO250)
iPhone �は白飛びしていて、せっかくのイルミネーションがぼやけてしまっています。
iPhone �(286mm、1/1675、f/2.4、ISO16)
Galaxy Note8(26mm、1/690、f/2.4、ISO25)※デジタル10倍ズームで35mm換算焦点距離が26mmと記録されているのでそのまま掲載しています
HUAWEI Mate 10 Pro(270mm、1/2577、f/1.6、ISO50)
10倍デジタルズームで撮影。解像感が高く、最もノイズが少ないのはGalaxy Note8です。
iPhone �(32mm、1/379、f/2.2、ISO20)
Galaxy Note8(25mm、1/1132、f/1.7、ISO40)
HUAWEI Mate 10 Pro(26mm、1/794、f/2.0、ISO50)
無慈悲に忠実に撮影しているのはiPhone �。七難隠してくれているのはHUAWEI Mate 10 Proです。
●ディスプレイ画質はGalaxy Note8が勝利!
iPhone �、Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Proのすべてが有機ELディスプレイを搭載しているだけに、パネル自体の画質にはほとんど差はありません。ただ、あえて優劣をつけるならGalaxy Note8を挙げます。
Galaxy Note8は表示を「標準」、「AMOLEDフォト」、「AMOLEDシネマ」、「表示を最適化」に切り替え可能で、さらに表示を最適化では暖色、寒色に微調整可能です。設定が非常にわかりやすいです。
iPhone �はディスプレイ設定が「画面表示と明るさ」と「一般-アクセシビリティ-ディスプレイ調整」に分かれている点が、HUAWEI Mate 10 Proはコンテンツごとのプリセットが用意されていない点がちょっとわかりづらく感じました。
左からiPhone �、Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Pro
Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Proは細かな画質設定が可能です
●スピーカー品質はiPhone �が勝利!
iPhone �とHUAWEI Mate 10 Proはどちらも横置きした際にステレオ再生可能です。音圧はHUAWEI Mate 10 Proのほうが上ですが、トータルバランスは低音がよく出ていて、音の伸び、広がりに勝るiPhone �に軍配が上がります。同じ曲を聴き比べるとHUAWEI Mate 10 Proは音が軽く聞こえますね。
Galaxy Note8はモノラルスピーカーという点で大きなハンデを負っていますね。また音圧も物足りないです。次期モデルではぜひステレオスピーカー化に期待したいです。
iPhone �で、YouTubeの「前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV」を最大ボリュームで再生したさいの最大音圧は81.4dBA (50cmの距離で測定)
Galaxy Note8で、YouTubeの「前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV」を最大ボリュームで再生したさいの最大音圧は77.0dBA (50cmの距離で測定)
HUAWEI Mate 10 Proで、YouTubeの「前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV」を最大ボリュームで再生したさいの最大音圧は80.6dBA (50cmの距離で測定)
●アンロックしやすさはHUAWEI Mate 10 Proが勝利
この項目はちょっと悩みましたがHUAWEI Mate 10 Proをトップに据えたいと思います。直射日光下でも動作するiPhone �のFace IDは非常によくできているのですが、ロック解除にスワイプが必要なのが面倒です。指紋認証センサーに指をあてがうだけでロック解除されるGalaxy Note8とHUAWEI Mate 10 Proのほうがスムーズですね。
では、なぜHUAWEI Mate 10 Proをトップに据えたかと言うと、Galaxy Note8の指紋認証センサーが非常にタッチしづらいからです。普通に端末を持った場合には、手の長さ20cmの筆者でも指が届きません。カメラに触りがちなのもマイナスポイント。次期モデルでは指紋認証センサーをもう少し下に設置してもらいたいですね。
なおGalaxy Note8の虹彩認証は屋外では赤外線の影響を受けて正常に動作しないことが多いですが、マスクしていても使える点は重宝しています。
HUAWEI Mate 10 Proでは自然に指紋認証センサーに人差し指が届きますが、Galaxy Note8は端末を握り直す動作が必要になります
と言うわけで、iPhone �が2勝、Galaxy Note8が2勝、HUAWEI Mate 10 Proが1勝という結果になりました。しかし、どの機能を重視するかは人それぞれ。ご自身の判断基準で最適な一台をお選びください。
iPhone �は6コアの「A11 Bionic」、Galaxy Note8は8コアの「Exynos 8895 Octa」または「Qualcomm MSM8998 Snapdragon 835」、HUAWEI Mate 10 Proは8コアの「HUAWEI Kirin 970」を搭載しています。
今回、定番ベンチマーク「Geekbench 4」、「AnTuTu Benchmark」に加え、ブラウザーベンチマーク「JetStrem」を実施してみましたが、どのテストでもぶっちぎりのスコアを記録したのがiPhone �です。Galaxy Note8とHUAWEI Mate 10 Proはほぼ横並びですね。
正直体感的にはiPhone �も含めて横並びなのですが、4K動画のエンコードなど処理性能を最大限に要求される作業ではiPhone �のパフォーマンスを有効活用できるでしょう。
Geekbench 4
iPhone � 10372
Galaxy Note8 6523
HUAWEI Mate 10 Pro 6745
AnTuTu Benchmark
iPhone � 245013
Galaxy Note8 174334
HUAWEI Mate 10 Pro 176979
JetStream(Chrome上で測定)
iPhone � 225.80
Galaxy Note8 64.935
HUAWEI Mate 10 Pro 58.825
左からiPhone �、Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Pro
●カメラ画質はGalaxy Note8が勝利!
iPhone �は12MP広角カメラ(f/1.8、光学式手振れ補正)と12MP望遠カメラ(f/2.4、光学式手振れ補正)、Galaxy Note8は12MP広角カメラ(f/1.7、光学式手振れ補正)と12MP望遠カメラ(f/2.4、光学式手振れ補正)、HUAWEI Mate 10 Proは12MPカラーセンサー(f/1.6、光学式手振れ補正)と20MPモノクロセンサー(f/1.6)を搭載しています。
カメラ画質は甲乙つけがたいのですが、今回撮影したかぎりではGalaxy Note8が最も忠実に色を再現していると感じました。インカメラでのセルフィーはHUAWEI Mate 10 Proのほうが補正力が高いですが、トータルで使いやすかったのはGalaxy Note8です。
iPhone �(28mm、1/17、f/1.8、ISO100)
Galaxy Note8(26mm、1/33、f/1.7、ISO250)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/33、f/1.6、ISO200)
Galaxy Note8は屋根までスッキリと明るく描写されています。
iPhone �(28mm、1/2183、f/1.8、ISO20)
Galaxy Note8(26mm、1/2216、f/1.7、ISO40)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/1894、f/1.6、ISO50)
iPhone �>Galaxy Note8>HUAWEI Mate 10 Proの順に明るく撮影されました。Galaxy Note8が最も適切な明るさに感じます。
iPhone �(28mm、1/25、f/1.8、ISO40)
Galaxy Note8(26mm、1/50、f/1.7、ISO80)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/50、f/1.6、ISO100)
Galaxy Note8ではネギが白く瑞々しく描写されています。
iPhone �(28mm、1/7、f/1.8、ISO100)
Galaxy Note8(26mm、1/33、f/1.7、ISO250)
HUAWEI Mate 10 Pro(27mm、1/33、f/1.6、ISO250)
iPhone �は白飛びしていて、せっかくのイルミネーションがぼやけてしまっています。
iPhone �(286mm、1/1675、f/2.4、ISO16)
Galaxy Note8(26mm、1/690、f/2.4、ISO25)※デジタル10倍ズームで35mm換算焦点距離が26mmと記録されているのでそのまま掲載しています
HUAWEI Mate 10 Pro(270mm、1/2577、f/1.6、ISO50)
10倍デジタルズームで撮影。解像感が高く、最もノイズが少ないのはGalaxy Note8です。
iPhone �(32mm、1/379、f/2.2、ISO20)
Galaxy Note8(25mm、1/1132、f/1.7、ISO40)
HUAWEI Mate 10 Pro(26mm、1/794、f/2.0、ISO50)
無慈悲に忠実に撮影しているのはiPhone �。七難隠してくれているのはHUAWEI Mate 10 Proです。
●ディスプレイ画質はGalaxy Note8が勝利!
iPhone �、Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Proのすべてが有機ELディスプレイを搭載しているだけに、パネル自体の画質にはほとんど差はありません。ただ、あえて優劣をつけるならGalaxy Note8を挙げます。
Galaxy Note8は表示を「標準」、「AMOLEDフォト」、「AMOLEDシネマ」、「表示を最適化」に切り替え可能で、さらに表示を最適化では暖色、寒色に微調整可能です。設定が非常にわかりやすいです。
iPhone �はディスプレイ設定が「画面表示と明るさ」と「一般-アクセシビリティ-ディスプレイ調整」に分かれている点が、HUAWEI Mate 10 Proはコンテンツごとのプリセットが用意されていない点がちょっとわかりづらく感じました。
左からiPhone �、Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Pro
Galaxy Note8、HUAWEI Mate 10 Proは細かな画質設定が可能です
●スピーカー品質はiPhone �が勝利!
iPhone �とHUAWEI Mate 10 Proはどちらも横置きした際にステレオ再生可能です。音圧はHUAWEI Mate 10 Proのほうが上ですが、トータルバランスは低音がよく出ていて、音の伸び、広がりに勝るiPhone �に軍配が上がります。同じ曲を聴き比べるとHUAWEI Mate 10 Proは音が軽く聞こえますね。
Galaxy Note8はモノラルスピーカーという点で大きなハンデを負っていますね。また音圧も物足りないです。次期モデルではぜひステレオスピーカー化に期待したいです。
iPhone �で、YouTubeの「前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV」を最大ボリュームで再生したさいの最大音圧は81.4dBA (50cmの距離で測定)
Galaxy Note8で、YouTubeの「前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV」を最大ボリュームで再生したさいの最大音圧は77.0dBA (50cmの距離で測定)
HUAWEI Mate 10 Proで、YouTubeの「前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV」を最大ボリュームで再生したさいの最大音圧は80.6dBA (50cmの距離で測定)
●アンロックしやすさはHUAWEI Mate 10 Proが勝利
この項目はちょっと悩みましたがHUAWEI Mate 10 Proをトップに据えたいと思います。直射日光下でも動作するiPhone �のFace IDは非常によくできているのですが、ロック解除にスワイプが必要なのが面倒です。指紋認証センサーに指をあてがうだけでロック解除されるGalaxy Note8とHUAWEI Mate 10 Proのほうがスムーズですね。
では、なぜHUAWEI Mate 10 Proをトップに据えたかと言うと、Galaxy Note8の指紋認証センサーが非常にタッチしづらいからです。普通に端末を持った場合には、手の長さ20cmの筆者でも指が届きません。カメラに触りがちなのもマイナスポイント。次期モデルでは指紋認証センサーをもう少し下に設置してもらいたいですね。
なおGalaxy Note8の虹彩認証は屋外では赤外線の影響を受けて正常に動作しないことが多いですが、マスクしていても使える点は重宝しています。
HUAWEI Mate 10 Proでは自然に指紋認証センサーに人差し指が届きますが、Galaxy Note8は端末を握り直す動作が必要になります
と言うわけで、iPhone �が2勝、Galaxy Note8が2勝、HUAWEI Mate 10 Proが1勝という結果になりました。しかし、どの機能を重視するかは人それぞれ。ご自身の判断基準で最適な一台をお選びください。