「われわれはものを目で見るとき、ホーピ族と同じ空間的な形として捉える。しかし、われわれの空間の概念は、時間、強度、傾向などという非空間的関係の代用として、また、無定形として想定されるところのものによって満たされるべき空所として機能するという性格も持っているのである」
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「そして、『空間』という表現はそのような無定形として想定されたものの一つを指してすら使えるのである。ホーピ族の知覚する空間は知的にはこのような代用物との関係はなく、外的な概念と混っていないという意味で、比較的「純粋」だと言えよう」講談社学術文庫版ウォーフの138-139から引用
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ホーピ族の「知覚」する空間は「概念と混っていない」ので、西洋人のそれとはちがうといっています。つまりウォーフにおいては、「概念」は「知覚」と混じり、「知覚」を変容させるのです。ですから言語は世界観を変化させるという話と知覚を変化させるという話がシームレスにつながってしまうのです。
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