アニメ 3月のライオン 第2シリーズ「第2話」[字][再] 2017.12.25

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「3月のライオン」次回もお楽しみに。
零ちゃんありがとう!ラムネすっごくおいしいね!
(モモ)シュワシュワー!!・「ゆうやけ雲が耳打ちした」・「『次は君の番だよ』って」・「ひまつぶしのゲームに飽きたから」・「どうせスケープゴートなんだろ」・「僕は僕の世界の王様だ」・「水の上も走れるんだ」・「床に落ちた卵も逆再生」・「宇宙飛行士にだってなれんだ」・「空から降りてきたビーズを」・「拾い集めてたらいつか」・「辿り着くだろうひとりきりの」・「自由の旗を立てるんだ」・「穴だらけのジーンズを履いて」・「すきま風に涙こらえて」・「ひとつふたつ大きく息を吐いて」・「立ちあがるんだボクサー」・「起死回生のチャンスは一度」・「絵に描いたドアをたたいて」・「色はにほへど散りゆく花を」・「咲かせるのは自分さ」ぬああぁっ…。
なぜだっ!解せぬっっふんぬぅぅぅ…!貴様と対局する日を心の支えに必死の思いで同じC1に上がったというのにっっ。
なぜこうも当たらぬっっ。
さては…臆したかっ桐山っっ!?ああ…うるさい…。
何でそうなるかな…。
これでは小学生の子供将棋大会の頃の方が対戦できていたではないか!?プロになった意味全くねぇ!!これでは本当に何としてでも新人戦のAブロックBブロックの勝者として決勝戦で当たらん限りは今年一年全く当れずに終わってしまうではないか!!まさかとは思うが桐山っきさま「新人戦なんてどうせ新人相手だから」とか甘くみてかかってはいないだろうな!?新人戦といってもナメてかかるな!!なめてませんし。
指しました。
隈倉九段2七歩です。
はぁ…。
えーとでは現時点で柳原棋匠は宗谷名人と隈倉九段どちらを持ちたいと…。
んん?いやー…どっちも持ちたくねーなぁ…。
(二海堂)真剣になれ桐山っおごりは身を滅ぼすぞっ!!失礼します。
よお桐山。
うす。
(鼓の音)いやっお前はおごっている。
まー一言で言えば「混沌」かな。
むしろ既におごり昂ぶっているとも言えよう。
どっちが優勢かも…。
どこ見て言ってんだ?全てさ!!中学生デビュー名人を約束された神童そんな看板に寄りかかったお前のなっ。
あーうるさい。
一砂スミスそいつらつまみ出しちゃって☆へいっっがってんだっっ。
キャッ。
押忍!!今すぐにっ。
ええ!?ぼくまで!?うう〜!あああ!ったく若いってヤダヤダ。
ケンカは口ですんな将棋でやれ!!ったく…おっと宗谷3七飛か…。
まあまあ元気があっていいじゃないですか。
ちょっと兄弟子に分けてやって欲しいくらいですよ。
あー島田さんなー。
最近覇気がないもんなぁ。
なんかぁ迷ってるっつーか。
どーしちゃったんだろ?みたいな。
こないだの棋匠戦予選もなぁんからしくない手ばっか指してさー。
宗谷さんに魂吸われちゃったんじゃねーの?アッハハハ…。
何か影まで薄くなっちゃってるっていうかーなー?っていうか薄くなって来ちゃってんのは影だけじゃなかったりして。
ハハハハッ…。
(棋士A)おっとコラコラ。
しーっっ。
くっっ…。
(ふすまが開く音)ふぅん。
気楽でいいなぁタイトル戦に縁のないヤツは。
なっ…。
後藤…
棋士なら他人のアタマの心配よりタイトル戦にも出られずに終わるかもしんない自分の人生の心配でもしてろよ。
(秒針の音)
(柳原)後藤。
言い過ぎだ。
…っと隈倉が3六銀っと。
やっぱりね…来ると思った。
これがまたいい手なんだよなぁ。
(棋士B)くそっ…。
(棋士A)いいから…行くぞ。
ほーらみろ出てっちまったじゃねーか。
知らん。
便所じゃね?どーすんのよこの空気。
凍りついちゃったじゃないのさぁ。
ったくお前は…。
タイトル戦でふっとばされた人間はねみな一度は調子を崩す。
それはね当たり前。
(柳原)「このまんまじゃダメなんだ」と番勝負の間に徹底的に思い知るからだ。
そして自分を一回バラバラにこわして再構築を試みるからだ。
また一からな。
みんなそう。
まみんなって「経験したヤツは」って事だけどね。
ふん島田なんてどうせほっときゃ勝手にまた勝ち出すさ。
(後藤)オレはただ…リングに上りもしねーで野次だけ飛ばすヤツ見ると虫酸が走るんだよ。
はー…そうやってお前はもー…ナイフみたいにギッザギザギザギザ。
いつまでもとがりやがって。
中学生かよ?はーもー…大人になれ大人に。
すみません…。
ボクらまだタイトル戦一度も出た事なくて…。
で?持ち時間は?こっちが宗谷?ったくヒトのハナシホント聞かねーな。
隈が一時間切ったとこ。
ふーん。
(香子)ねぇ零どうしよう…私。
こわい。
(殴る音)はっはっ…。
姉さんに…もう近づくなっっ。
自分は結婚してんだろ?何考えてんだよっっ。
家族を大切にできないヤツは…クズだっ。
(殴る音)「クズ」ねでもって「許せない」ふーん。
何?お前誰?神?これはいいこれはダメ全部お前が決めんの?へー。
わからない僕には…人間は混沌そのものだ
島田さんの為に腹を立てた彼と義姉を苦しめる彼が一個の体に棲んでいる。
そいつを僕は…
お指したぞ。
宗谷3九歩成。
なんだ?そんなんで間に合うのか?なら8三角と来るとして…次は…。
憎めばいいのか
それとも…
何?ゴトウ帰んの?明日対局なんで。
あんまり幸田を泣かしてくれるなよ。
(茶をすする音)
(風の音)なんでいつも「仁王立ち」なんだ?仁王?鬼みたいとか言いたいの?ああ自覚あるんだ?どうした桐山?いえ。
何でもないです。
なぜだかふいに彼女が側にいるような気がした
最後に会ったのは3月…。
携帯を鳴らしてみようかと思ったけれど手を伸ばしかけてやめた。
何を話せばいい。
側にいるのだとしたら隣にいるのは…
簡単にほどけそうに見えるしぐちゃぐちゃにこんがらがっているようにも見える。
ま一言で言えば。
そして柳原さんは一息おいてポツリと呟いた
(柳原)混沌だな。
(車の音)
(アナウンサー)「第69期名人戦第七局2日目。
フルセットまでもつれ込む熱戦でついに迎えた最終局。
ついに今日で決着がつきます」。
(アナウンサー)「夕食休憩を挟み双方残り時間も短くなって来ましたが両名とも落ち着いた表情です」。
(アナウンサー)「宗谷名人連続5期通算11期の名人防衛なるか」。
(アナウンサー)「連続4回目挑戦者隈倉健吾九段タイトル奪取なるか」。
(聞き手)「あここで宗谷名人指しました。
4四角。
これは…」。
(聞き手)「いかがでしょう解説の井さん」。
「フム…これは…意外な一手ですね」。
何だろうこの手は。
3七角成でもないし…3七竜でもないし…。
「一手渡した」…ってカンジですかね。
ん…。
(二海堂)う〜ん…。
んー…。
(スミス)特にイミは無いような…。
ふっ。
混戦ですからね。
「どうぞそちらが考えて下さい」って事でしょう。
あるんですよ。
なんかきっと分かんなくなっちゃったんでしょう宗谷くんも…。
解ります。
うんうん。
(聞き手)「では現段階では隈倉九段が少し有利…という事に?」あはっ!ですねっ!隈倉九段ここは「かわす一手」でしょう。
すぐ指すと思います。
(観客)おぉーっ。
ん?待てよ…?これは。
負けました。
(アナウンサー)「え!?あ…投了!?隈倉九段投了です!!宗谷名人防衛です!!」と…投了!?え…ちょまっっいきなり!?おいっっカメラッ!!立会人も入ってないぞ。
もしもし!!投了ですっっ。
立会人の中村さんどこだ!?隈倉投了!!ですから投了です!!急いで下さい!!え投了?いきなりここで!?隈倉さんなんで?早すぎませんか?まだ指す手は…っていうかてっきり優勢だと…。
いや…詰んでいる。
きっちり17手。
同玉。
(二海堂)1四歩。
(茶をすする音)同香。
同玉。
ホントだ…。
誰も気づかなかった。
でも指されてみると確かに!!これ以上指す手は無い…。
どう動いても全て無効!!
宗谷…。
(柳原)見事なり。
修練が足りなかった。
その一言に尽きます。
また一年順位戦を戦い抜きまたここに座れるよう鍛錬するのみ…。
やべぇ…超かっこいい。
く隈倉九段!!しびれる…オレもこんな風格が欲しい!!!
(スミス)どうしてこんな泰然としていられるんだ?フルセット混戦のそのあとで!?あーっっ健吾かっけーっっ。
自信か…?魔物の棲家のA級順位戦を何度でも一から戦い抜いて来年もきっと目の前に座ってやるという…
(街の喧騒)おまたせーっ。
はい化粧水と乳液と…。
ついでに新作の保湿クリーム出てたから入れといた。
これで多分大丈夫よ。
おう悪いな。
俺はこういう所に入るとくしゃみが止まらなくなる。
(車の音)
(ドアが開く音)じゃなたすかった。
(点滅音)ついてったげようか?
(後藤)礼はまた今度。
…じゃ。
中央病院まで。
(ドアが閉まる音)よぉ。
きたぞ。
美砂子。

(タクシーのドアが閉まる音)
(エレベーターのチャイム)おそーい。
何でいるんだっ!?はいとって来といてあげたわよ。
っていうか預かり証溜め込み過ぎっ。
預かり…さっきのサイフか!!はー…もういい立て。
タクシーに放り込んでやる。
ヤダッ泊まってくっ。
駄目だ。
だってそんな事したらお前絶対オレの事襲うもん。
お襲っそそんな事しないもん!!じゃもいいっっ帰ります!!帰るもん!!おう。
タクシーのとこまで送ってくれる?ああいいよ。
あ荷物くらい中に入れといたら?ん?ああそうだな。
あっっわーっっ。
ったく…は〜…。
何だかんだ言ってワキが甘いのよね。
だから私につけ込まれるのよ。
いーからもう帰ってくれよ。
オレ眠いんだよ。
いいわよ寝て☆どーぞおかまいなく☆あーもういいっ面倒くせぇ来い。
(香子)え…ちょっな何!?コレ。
おやすみ。
ええぇーっっ!?ちょちょっとぉ何コレほどきなさいよどゆコトよ!服っっシワになっちゃう!それに化粧っっ落とさないとっっちょっと!ぐー…すー…ぐぉー…。
ぐー…ぐー…。
(香子)
目の下の深い影…。
多分もうずっとよく眠れてなかったのだろう。
青い顔
もう…バカッ。
おこれないじゃない。
そんな顔見せられたら…
翌日朝一の特急で隈倉九段は一人箱根を後にした
(ホテルスタッフ)あの会長…ちょっと…。
(神宮寺)ん?何でしょう。
いっっ!!
(ホテルスタッフ)今朝清掃に入りましたらこのような有様でありまして…。
ほんと…いかがなものかと…。
く〜ま〜く〜ら〜!!あんの野郎〜〜!!
(柳原)あっはっははは…。
(神宮寺)笑いごっちゃねーよ。
そうかぁ壁を蹴破ったかぁ。
やるなぁ隈ちゃん。
ハハハ…。
勿論全額弁償アーンドペナルティてんこ盛りにしてやる!!灼熱の夏休みのデパートの屋上の将棋イベントに片っぱしから送り込んでやる!
(柳原)しっかし負けて壁蹴破るとはねぇ…。
ハハ…クマのやつ。
(柳原)そうだよな悔しいよな。
(柳原)悔しくない訳なんてあるわきゃないよな。
・「どうして笑うのさ指先でなぞる夜は更けて」・「大きすぎるこの世界の隅で心は溶けて行く」・「枯れない花が雨を弾くように」・「大切なものが零れてしまった」・「いつのまにか一人きり遠くまで歩いてた」・「忘れてた本当の僕の声不思議な気持ちで」・「長い夜の明けたあと思い出す夢のように」・「懐かしい永遠に身を委ねまた歩き出せそうだ」
(隈倉)「3月のライオン」次回もよろしく。
(神宮寺)隈倉〜っ!その前にちょっと話があるんだが!2017/12/25(月) 01:45〜02:10
NHK総合1・神戸
アニメ 3月のライオン 第2シリーズ「第2話」[字][再]

高校生プロ将棋棋士・桐山零の成長を描くアニメの第2シリーズ。厳しい勝負が続く中、零のよりどころである川本家の次女・ひなたが、中学校でのいじめに巻き込まれていた…

詳細情報
番組内容
将棋会館を訪れた零は、二海堂たち棋士仲間とともに、宗谷と隈倉による名人戦最終局の中継を見ていた。同じ部屋にいた先輩棋士に島田をからかうような発言をされた零と二海堂は苦々しい思いをこらえるが、そこへ現れた後藤が棋士たちに対し怒りをあらわにする。義姉・香子を苦しめる後藤の振る舞いに複雑な思いを抱く零。そして、歴戦の棋士・柳原が「混沌(こんとん)」と評する、名人戦の勝負の行方は?
出演者
【声】河西健吾,井上麻里奈,岡本信彦,大塚芳忠,竹内良太,東地宏樹,中村悠一,杉田智和,木村昴,玄田哲章
原作・脚本
【原作】羽海野チカ,【脚本】東冨耶子,木澤行人
監督・演出
【監督】新房昭之

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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