ここのところ、週末の早朝に写真を撮り、一週間かけて現像してまた撮影するというサイクルを繰り返している。早いときは午前二時に起床し、片道四時間車を運転して撮影地に移動する。我ながらタフなスケジュールだが、時折りふと、なぜここまでして写真を撮るのだろうと考えることがある。
今回は、2017年下半期のベストショットをピックアップしたい。上半期は街のスナップがメインだったが、下半期は風景が多くなった。スナップでも風景でも、見る人の心を動かしたいという気持ちは変わらないが、実のところそれは建前なのかもしれない。
2017年下半期ベストショット
「儚さ」
「雲の上」
「存在」
「冒険」
「悠久」
「思春期」
「東京」
「生死」
「乱」
「両親」
「絶景」
「継承」
「始動」
「富士へ」
写真を撮る理由についてもう一度考える。人の心を動かしたいという願望は二次的なもので、もっと生々しい目的があるように思う。名声を得たい。生活の糧にしたい。生きた痕跡を残したい。そういった切実な目的だ。
カメラを始めて一年半。来年は飛躍の年にしたい。
撮影カメラ