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1590話
レイ達が洞窟に戻ってきている頃……その洞窟の中では、エレーナとヴィヘラの二人が巨人を相手に戦いを繰り広げていた。
ただし、その戦いも既に終盤に近い。
既に残っている巨人の数は五十匹を切っている。
だが……そうなると、今までに倒された九百匹近い巨人の死体が周囲に広がっている訳で、それが戦いの障害となっていた。
「っと、全く……もう少し綺麗に戦うべきだったかしら」
巨人の頭部に跳躍して浸魔掌を打ち込んで命を奪うと、着地したヴィヘラが少しだけ面倒臭そうに呟く。
本来着地しようと思っていた地面に、巨人の肉片が幾つかあった為だ。
そのまま着地すれば、その肉片で滑って転び、動きが止まる可能性があった。
勿論そのようになるかもしれないというのを理解したヴィヘラがそのまま着地する筈もなく、空中で軽く身体を捻って巨人の肉片が落ちていない地面に着地する。
身体を捻りながら地面に着地すると、当然のようにバランスを崩す。
だが、身体を動かすという意味では、ヴィヘラはレイ達の中でもトップクラスの実力を持つ。
着地した瞬間に再度身体を動かし、その場でバランスを取る。
「こうなると、エレーナが羨ましいわね」
鞭状にしたミラージュで巨人を斬り裂いているエレーナを見ながら、ヴィヘラが羨ましそうに呟く。
エレーナはヴィヘラと同じように肉片のある地面に着地しようとしていたものの、次の瞬間には肉片の上……正確には空間的な意味で肉片の上に着地し、次の瞬間にはその空間を蹴って再び空を舞う。
スレイプニルの靴を使い、空中を蹴ったのだ。
格闘を得意とするヴィヘラにとって、エレーナや……そしてレイが持つ、空中を蹴ることの出来るスレイプニルの靴というのは、非常に羨ましい代物だった。
それこそ、出来れば自分も欲しいと思う程に。
……もっとも、ヴィヘラの場合は踵から刃の出る足甲を装備している。
そう考えると、スレイプニルの靴をそう簡単に装備出来ないのは間違いなかった。
(入手したら、足甲に干渉しないようにして調整する必要があるわね)
スレイプニルの靴は、それなりに珍しいマジックアイテムでではある。
だが、それでもアイテムボックスのように非常に希少で、世に数個しかない……といった程に希少な訳ではない。
「エレーナ、そっちはどんな様子かしら?」
長剣状ににしたミラージュで、巨人の攻撃を回避しつつ首筋を斬り裂きながら、エレーナはヴィヘラの言葉に軽く手を振る。
言葉にせずとも、大丈夫だと態度で示す。
その状況のまま、お互いを特に意識した様子もないままに巨人を倒していく。
……普通であれば、幾ら強くても二人で巨人を千匹倒すのは、体力的に不可能に近い。
いや、ゴブリン程度のモンスターですら、二人で千匹は体力が保たないだろう。
だが、エレーナとヴィヘラはそれぞれ普通という枠からははみ出している。
額に多少の汗を浮かべ、息も多少は荒くなっているが、体力的にはまだ余裕があった。
(こうなると、マリーナやビューネがここにいなくて正解だったわね)
ビューネは元々子供で、瞬発力という点ならともかく、どうしても持久力には欠ける。
そんなビューネに比べ、マリーナは大人……そして熟練の冒険者だけあって、普通の冒険者よりも体力は上だろう。
だが、あくまでも普通の冒険者に比べての話であり、エンシェントドラゴンの魔石を継承したエレーナや、アンブリスを吸収したヴィヘラには大きく劣る。
マリーナは熟練の冒険者であっても、生身――という表現が相応しいかどうかは分からないが――のダークエルフでしかないのだ。
(世界樹の巫女って話だったけど……それはマリーナの能力に何か関係はないように思えるし。ああ、でもあそこまで精霊魔法が得意なのは、もしかして世界樹の巫女というのが関係あるのかしら?)
胴体を掴もうと手を伸ばしてきた巨人の一撃を回避し、そのまま手甲から伸びた魔力の爪により巨人の首を斬り裂いていく。
周囲に激しく吹き荒れる血の噴水。
だが、血の飛沫が飛んだ時、既にヴィヘラの姿は巨人とすれ違うようにして離れている。
首筋を斬り裂かれた巨人は、食欲よりも己の命を守る方を優先したのだろう。何とか自分の首から吹き出ている血を止めようとして手で押さえる。
その様子は、傍から見れば自分の首を絞めているようにしか見えない。
……しかし、そのような一種滑稽な様子を見せている巨人には見向きもせず、ヴィヘラは残り少ない敵に向かう。
既にヴィヘラの表情には、戦い始めた頃のような喜びの表情はない。
元々巨人はヴィヘラにとって、そこまで血湧き肉躍る敵といった訳ではなかった。
それでも数だけは多かったので、サンドバッグ代わりとしてはそれなりに満足出来ていたのだが、そのような相手との戦いは単調になり、飽きやすくなる。
本能によって攻撃をしてくるので、フェイントを掛けるような工夫がある訳でもなく、ただ単純に攻撃してくるだけ。
とてもではないが、ヴィヘラにとって満足出来る相手ではなかった。
(上位種とか希少種とか、そういうのがいればいいんだけど。……いえ、この巨人はモンスターじゃないんだから、そういうのは最初からいないのかしら)
巨人の数が残り少なくなったのを見て、改めてヴィヘラはそのように考える。
巨人に魔石がないというのは、既に調べてはっきりとしていた。
勿論気持ちのいい作業ではなかったが、もしかしたら……という思いがあったのは間違いない。
もっとも、結局はそんな思いとは裏腹に、魔石の類はなかったのだが。
つまり、この巨人達はモンスターではないということになるのだ。
もっとも、じゃあ人間かと言われれば、誰もが頷いたりは出来ないだろうが。
普通に考えれば人間ということになるのだろうが、食欲という本能に従って母親を食い殺し、それどころか周囲にい自分の仲間達以外の者全てに食欲から襲い掛かるその様子は、とてもではないが人間だと納得することは出来ない。
もっとも、性欲に暴走するのではなくてよかったというのは、ヴィヘラを含めて女全員が思うところだろうが。
生まれたばかり……それも巨人のような存在に、美醜の判断が出来るとは思えない。
だが、もし食欲ではなく性欲で暴走しようものなら、その被害はどれだけ大きなものになっていのか想像もしたくないというのが、ヴィヘラの正直な感想だ。
「これで、終わりだ!」
そんな声が聞こえてきて、ヴィヘラは周囲に視線を向ける。
聞こえてきたエレーナの言葉通り、既に立っている巨人の姿はどこにもない。
勿論全ての巨人の息の根を完全に止めたという訳ではない。
元々が千匹近くもいたのだから、中にはまだ生き残っている巨人の姿もある。
もっとも、そのような巨人もそう遠くない内に命の炎が消えるのは、恐らく間違いなかっただろうが。
ともあれ、エレーナの放ったミラージュの一撃が巨人の首を切断したので、この場に立っている巨人の数は既に一匹も存在しない。
「ふぅ……さて、取りあえず巨人は片付いたが……これからどうするべきだと思う?」
「そうね」
ミラージュの刀身に付着していた巨人の血を振り払い、エレーナがヴィヘラに聞く。
その言葉に、ヴィヘラは少し考え……その視線を扉のあった場所から少し離れた場所にいるリュータスの護衛に向ける。
「ねぇ、一応聞くけど、巨人は通路の方に出ていったりはしていないわよね?」
ヴィヘラという絶世の美女。その上、男好きのする魅力的な肢体を娼婦や踊り子の如き薄衣で包んでいるという相手からの質問。
普通の男であれば、そんなヴィヘラに話し掛けられたことに有頂天になるだろう。
もしくは、あまりに美しさに目を奪われて我を失い、言葉を発することすら出来なくなるか。
そのどちらかなのであろうが……今回に限っては違った。
護衛の男は即座に言葉を返すことは出来なかったが、それはヴィヘラの美しさに目を奪われたからではなく……自分でも知らないうちに恐怖で震えている身体を押さえるのに必死だったからだ。
リュータスの護衛……つまり、将来のジャーヤを率いる人物の跡継ぎ候補の護衛として、男は巨人がどれだけの力を持っているのかは知っている。
戦闘技術という意味では、非常に稚拙な存在であるのは間違いない。
だが、その身体能力は普通の人間とは比べものにならないだけのものがある。
それこそ、数匹の巨人と正面から戦えば、自分は絶対に勝てないだろうと思える程度には。
そんな巨人を千匹近く、たった二人で――レイも多少手を出したが――倒したのだ。
護衛の男にとって、目の前にいる二人の女は美女ではあるかもしれないが、それ以上に自分には理解出来ない力を持つ相手だ。
そのような人物に声を掛けられたのだ。動きが止まってしまうのも当然だろう。
「あら、どうしたの? もしかして聞こえなかった?」
「い、いえ! 聞こえてます! 巨人は外に出なかったので、安心して下さい!」
再度掛けられたヴィヘラの声で我に返り、男は叫ぶように答える。
もしこのまま何も答えなければ、自分も巨人の二の舞になるのではないかと、そう思った為だ。
……実際には、ヴィヘラにもエレーナにもそんな気はなかったのだが。
ともあれ、巨人が出ていっていないという言葉に、ヴィヘラは安堵しながらエレーナを見る。
「どうする? レイ達の方に行ってみる?」
「行ってみるのはいいが、恐らく行っても何もすることはないぞ?」
そう呟くエレーナの言葉に、ヴィヘラは違いないと頷くのみだ。
実際千匹近い巨人を相手に、エレーナとヴィヘラの二人は体力こそ消耗したものの、ダメージという意味では無傷で潜り抜けた。
自分達ですらそうなのだから、巨人よりも弱いと思える普通の兵士……それも数百人と数も巨人より少ない相手に、レイがどうにかなるといったことが想像出来なかった。
(ああ、でも外は森だったから……レイにはちょっと戦いにくいかもしれないわね)
右手に大鎌、左手に槍を持つというレイの二槍流。
その武器は両方が長柄の武器であり、小回りが利かない。
そうである以上、森のような場所で戦えば、長剣の類を持っている相手に対しては不利になるだろう。
……もっとも、レイと兵士では強さの差が圧倒的すぎて、多少武器の取り回しの差で兵士達が有利でも、どうにか出来るとは思えなかったが。
ヴィヘラの脳裏には、デスサイズで森の木諸共に兵士達を上下二つに切断しているレイの姿や、木の幹を貫きながら、それでも一切速度は衰えることなく数人、もしくは十人を超えるだけの兵士達の身体を貫いている黄昏の槍の姿が思い浮かぶ。
「そうね。レイ達の方は心配もいらないような気がするわ。なら、マリーナの方に行ってみる? もしかしたら、何か困ってることがあるかもしれないし」
結局他に何かいい案がないこともあり、マリーナの方に向かうことになるのだった。
「マリーナさん、その、水を精霊をお願い出来ますか?」
話し掛けてきた兵士の言葉に頷きを返し、マリーナは水の精霊に頼む。
次の瞬間、拳よりも少し大きな程度の水球が空中に浮かび上がった。
「これでいい?」
「ありがとうございます!」
兵士はマリーナに短く礼を言うと、その水球と共に去っていく。
その後ろ姿を見ながら、マリーナは改めて周囲を見回す。
ここで暴れていたのは、数匹の巨人。
それでも、人間よりも圧倒的に高い身体能力を持っているということもあり、その被害は決して軽いものではなかった。
……死人の数がそこまで多くないのは、巨人がただ殺すことを目的としていた訳ではなく、殺した兵士を食っていたからだろう。
成人男性ともなれば、その身体は大きい。
ましてやジャーヤの中でも重要な場所であるこの洞窟を守っているのだから、それなりに鍛えている者が多かった。
そう、つまりはその辺にいる普通の男よりも筋肉が……巨人が食うべき場所が多かったのだ。
おかげで、若干……本当に若干ではあるが時間を稼ぐことが可能になり、それによって多少なりとも生き延びることが出来た者がいた。
(もっとも、それが結果としてどうなるのかは……微妙でしょうけど)
ここで生き残っても、ジャーヤの人間にとって幸福な未来など待ってる筈がない。
そもそも、マリーナ本人からしてジャーヤの者達には一切の好意は持っていないのだから。
同じ女として、巨人を産む為の犠牲……生贄と呼んでも過言ではない、そんな状況に多数の女を利用したことが許せる筈もない。
それでも今ここでこうしてジャーヤの人間を助けているのは、レイに頼まれたからというのが一番大きい。
そして、この件に関わった者には正式な裁きを下せれば……と、そう思うのだった。
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