新年前に穂高神社でみこの研修会
新年を前に初詣の時に、みこをつとめる高校生や大学生を対象にした研修会が安曇野市の穂高神社で開かれました。
安曇野市の穂高神社では、正月に初詣で多くの人が訪れることから本職のみこに加えて地元の高校生や大学生が毎年、アルバイトでみこをつとめています。
24日はみこの心得や仕事の内容などを学ぶ研修会が開かれ、24人が参加しました。
参加した人たちははじめに白い衣と赤いはかま姿に着替え拝殿にお参りしました。
このあと宮司や指導係のみこから、初詣に訪れた人たちが気持ちよくお参りできるように言葉づかいに気を配ることや、混雑していても縁起物は丁寧に受け渡しすることなどについて説明を受けました。
また魔よけの矢や熊手など縁起物の種類や価格についてひとつひとつ確認していました。
参加した高校1年生の女子生徒は「実際にみこの姿になるととても新鮮な気持ちで気が引き締まります。正月は忙しくなると思いますが、冷静に対応したいです」と話していました。
穂高神社によりますと、来年の正月三が日にはおよそ9万人の参拝を見込んでいるということです。