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NISSAN GT-R NISMO GT3(2015 バサースト12時間レース優勝車)

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NISSAN GT-R NISMO GT3

「NISSAN GT-R NISMO GT3」はFIA GT3規定に沿って開発されたレース専用モデルで2012年にデビューしました。 初年度はSUPER GT GT300クラス、スーパー耐久GT3部門、英国GT選手権などで活躍し、それぞれ勝利を手にしています。 2013年はブランパン耐久シリーズのPro-Amクラスでシリーズチャンピオンを獲得しました。

本車両のエンジン(VR38DETT)は、最高出力405kw以上(550ps以上)、最大トルク637N・m以上(65.0kgf・m以上)を発生。6速シーケンシャルミッション、セミオートマチックパドルシフト、ABS、TCSを標準採用し、駆動方式はFIA規則により後輪駆動となっています。

世界のGT3レースで速さを証明してきた2013年モデルに対して、2014年モデルは信頼性の更なる改善とトータルでのランニングコストの低減を図りました。また、量産車と外観上の大きな違いとして、フロントバンパーへのカナードの装着、ルーバーの大型化、大型のリヤウイング装着などによりレーシング領域での空力バランスを最適化しています。

「GT3」とは
FIA(世界自動車連盟)が定めるグランドツーリングカー部門の車両カテゴリーのひとつ。 エントラント自身が莫大な車両開発費用をかけることなく性能の高いレースカーで競技ができるよう、 自動車メーカーが開発したレース専用車両と指定部品をGT3規定で登録しています。 このGT3規格のレースカーは、BMWやポルシェ、アストン・マーチン、ランボルギーニ、メルセデス、アウディなど、 世界の名だたるスポーツカーメーカーがこぞって開発していますが、 2013年時点では、日本車では日産/ニスモが開発したNISSAN GT-R NISMO GT3が唯一のGT3マシンとなっていました。 このFIA GT3車両が出場できるGTレースが世界各国で急増しており、NISSAN GT-R NISMO GT3の活躍が全世界で見ることができます。

年 式 2014年
型 式 -
全 長 4,780mm
全 幅 2,036mm
ホイールベース 2,780mm
トレッド(前) 1,675mm
トレッド(後) 1,680mm
車両重量 1,300kg以上
エンジン型式 VR38DETT
排気量 3,799cc
最大出力 405kw以上/6,500rpm(550ps以上/6,500rpm)
最大トルク 637N・m以上/5,000rpm(65.0kgf・m以上/5,000rpm)
クラッチ 5.5"メタル4プレート
ギアボックス 6速シーケンシャル
ブレーキ(前) 6ピストンキャリパー/ ベンチレーテッドスチールディスクおよびパッド
ブレーキ(後) 4ピストンキャリパー/ ベンチレーテッドスチールディスクおよびパッド
サスペンション(前) 独立懸架ダブルウィッシュボーン式
サスペンション(後) 独立懸架マルチリンク式
駆動方式 2WD(FR)
ホイール(前) 13J×18
ホイール(後) 15J×18
タイヤ(前) 330/710-18
タイヤ(後) 330/710-18

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