今日という、僕の誕生日を期に、ブログを始めることにした。
僕の名は、國重惇史、72歳。
住友銀行の元取締役、そして楽天の元副会長を経て、現在はc&eという会社の取締役会長をしている。
1968年、昭和最大の未解決事件と言われる三億円事件が世間を賑わし、日本のGNPがアメリカに次いで世界二位になったこの年、僕は東京大学を卒業し、運命の住友銀行に入行した。
住友銀行では、ノホホンと仕事をしているうちに偉くなった。
そして業務渉外部の部付部長をしている時に、あの戦後最大級の経済事件「イトマン事件」が勃発。
イトマン事件で僕のやったことは、「住友銀行秘史」(講談社)に詳しく書いてあるので、興味のある方は、ご覧あれ。
住友銀行秘史
https://www.amazon.co.jp/dp/4062201305/ref=cm_sw_r_cp_tai_4EJpAbZHTVZ31
それを経て、1994年住友銀行の取締役に就任し、その後、日本橋支店長の時に、僕は会社を事実上頸首、クビになった。僕の女性関係がもとだ。
しかし僕は止まらなかった。
その後、僕が社長をしていた住銀の子会社、DLJディレクトSFG証券というネット証券が、楽天の傘下に入ることになり、僕も2003年11月に、楽天に入った。
しかし翌年、2014年の4月に、次の女性問題を懲りずに起こし、楽天をも頚首になり、更には離婚をし、今日の貧乏生活に至っている。
僕の嫌いなものは、
①に権力
②に「とりまき」
③、④がなくて
⑤に「おんな」(笑)
僕のつたない経験でも、全ての権力は必ず腐敗する。
教育大附属高校生徒会の時、大学の時、そしてイトマン事件の時も、僕は反権力の側に身を置いている。
考えてみたら、僕のピークは二つ。高校時代、生徒会長になった時と、あのイトマン名の怪文書を出した時。
それからは転落の詩集だ。
そう、「転落の詩集」。
これこそが僕に付けるべき別名。
先述の経歴があっても、本が13万部売れても(そもそもこんなに手に取ってもらえると思わなかったし、儲けるつもりで書いたのではないのだが)それでも、なお貧乏生活。
何故そうなったか。それは、このブログの中で、おいおい書くつもりだが、この立場で、結構楽しく生活している。
それは、ある種の発達障害に属す、僕の性格にも因る。
僕が転落の中、どう楽しく生活できているのか、次号以下で紹介していきたい。
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