通貨(お金)の機能は『価値の保存』『価値の尺度』『価値の交換』の3つで、逆にこの3つの機能さえ搭載していれば、紙幣や硬貨でなくても、トイレットペーパーやウンコでもいいわけだ。
レターポットを理解できない方々へ - みんなのかめぴょん
こんばんわ、かめぴょんです。 今回は少し挑発的なタイトルを付けましたが、キンコン西野さんが作るレターポットについて皆様の発言に違和感を覚えたので、僕なりの見解を書いてみます。 すいません、今回のブログはかなり長いです。なので「レターポットとは」という導入部分は完全に割愛します。 読みに来てくれている方は「レターポット知っている」前提でお話をします。 camp-fire.jp さて、今ファンの間で議論になっているのがレターポットの換金問題です。 当初は文字を送り、もらった側が換金できるとなっていた。 たとえば、僕があなたの誕生日に「お誕生日おめでとう…」という500文字の手紙を書きます。500文…
www.kamepyon.com
↑こちらのブログに書かれていた、「北斗の拳の世界の通貨は『水』だった」という喩えが最高に面白かったし、今後、人に説明する時に、この喩えはパクらせてもらおうと思う。

このブログを書かれた「かめぴょんサン」が、ちょうどレターポットのテスターだったので、ブログを楽しませてもらった御礼と、『水』の喩えを今後パクらせてもらうお代として、かめぴょんサンに「2550レター」を贈った。
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使える文字数に制限をかけてしまえば、文字は通貨になりうるし、『言葉で回る経済圏』は作れると僕は思っている。
『文字で回る経済圏』とは言わず『“言葉”で回る経済圏』と表現していのは、レターが今後、文字入力だけでなく、音声入力でもいけたらいいなぁという期待を込めて。

レターポットは僕の最新作と言っているのだけれど(実際に作っているのはエンジニアさんや、オンラインサロンのメンバー)、つまるところ、「お金とは何か?」を問う社会実験(アート作品)だ。

言葉だけで、商品やサービスの交換ができる現実を目の当たりにした時に、僕らは、長年僕らを支配し続けてきた「お金」について、そして、その必要性について考え始めることになる。

今のところ僕の最高傑作は「ホームレス小谷」ということになってしまっているのだけれど(ムカつく)、彼は一種の天才なので、彼の生き方を再現するのは難しい。
ただ、レターポットを使えば、お金の正体を今よりほんの少しだけ捉えられるようになり、僕らは「ホームレス小谷」に一歩だけ近づくことができる。

今朝、沖縄に住んでいる青年から「レターポットで日本一周をします」というレターが贈られてきた。最高かよ。
これまで、日本一周をするには、まとまった日本円が必要だと思われてきたが、それが言葉(人の恩)だけで遂行できれば、また一つ、僕らの足に絡まっている「お金」の鎖が外れる。
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今日は『レターポット』のクラウドファンディングの最終日。
とは言ってもリターンを新たに追加するつもりはなく(制作費が足りなくなったら、またクラウドファンディングをすればいい)、残っているリターンは、来年出版予定の『貯信時代』の前編の原稿データのみ。
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僕がこの5年間実験し続けて身に付けた(レターポットの開発に至るまでの)教養を文字化しております。 
たぶん面白いと思うので、興味がある方は是非。
あと、15時間ほどで、このクラウドファンディングは終わります。
僕はそこそこ大きな夢を持っていて、その夢の実現に向けて動いています。
夢を持ち続けるには避けては通れない問題があって、その一つが「お金」です。
僕は夢を持っている次の世代の連中や、年齢関係なく挑戦する人達を肯定する立場なので、この極めて難しい問題の存在と、そして、その問題の解き方をセットでお伝えしていきたいと思います。

引き続き宜しくお願い致します。



こんなのにノミネートされてた。
『革命のファンファーレ』はイノベーション部門らしい。