芸能人が志す「芸能」というのは、
芸があり能力が高い
人物を指すのであろうと思われる。
そのくらい、芸能人とは高嶺の存在だった。昔の話である。
今は少し状況が変わっているかもしれない。
2017年、人気のインフルエンサーの傾向は?
12月17日に東京ビッグサイトにて行われたYouTube FanFestで発表された
『国内トップトレンド動画Top10』
の内容をチェックしてみよう。
1位:【TDC】バブリーダンスPV 登美丘高校ダンス部 Tomioka Dance Club
2位:沢山のYouTuberと「学割ってるダンス」してみた!
3位:笑ってはいけないアニ文字がツボに入ってしまった。
4位:【大流行】イヤホンガンガン伝言ゲームを全員でやったら大爆笑www
5位:【世界最速】マッスルモンスターというアスレチックの城を完全制覇!!
6位:【衝撃】フェリー乗り場の隣で信じられない生物が・・・
7位:キレイすぎる海上アスレチックパークの難易度がガチめに高すぎる!?
8位:【大流行】10回クイズゲームでまさかの珍回答で爆笑したwww
9位:【◯◯◯万円!?】店のもの全部下さいって言ったら超大変なことになった…
10位:【悲報】任天堂スイッチ開封10分で盛大にやらかす…【Nintendo Switch】
1位は有名YouTuberたちを抑えて登美丘高校ダンス部のバブリーダンスだが、
もう一点、注目すべきは「フィッシャーズ」が6個もランクインしているということ。
2017年、もっとも知名度を獲得したのはフィッシャーズと言っても良いだろう。
この結果は
再生、共有、コメント、評価、派生動画の数
などから総合的に選ばれているものとのことだ。
これらのランキングに限った話ではないが、
バズるインフルエンサー、特にYouTuberにはある傾向が見られる。
それは、
「ただしゃべっているだけ」
に近いような内容が多いということである。
「YouTuberが嫌いという人」は、いったい何が嫌なのか?
上記のブログには、こう書かれている
『大学の学生のノリと大差ない』
と
意外にも知名度の高いYouTuberほど、特殊な能力・技能などではなく
「親しみやすさ」
などを持っているように感じないだろうか?
彼らは一見どこにでもいる人物に感じるかもしれない。
ただしゃべっているだけ
ただ騒いでいるだけ
そのように感じながらも、何度か目にしているうちに気がつくとチャンネル登録をしている…このようなパターンが多いのではないだろうか。
ズバリ、現代人気YouTuberはこのようなパターンが非常に多い。
にゃんこスターは、YouTuber的?人気の秘密は?
「全然面白くない!」
「あんなのお笑いじゃない」
とも、様々な意見が飛び交っているのが『にゃんこスター』
上記のブログでは、次のように分析されている。
"あの通りにやれば笑いが取れるという点が人気なのではないでしょうか"
彼らの笑いは「日常会話の中でも応用できる」という点が特徴となっている。
もちろん、にゃんこスターに限らずこの数年で話題に上がるネタは
・歌ネタ
・リズムネタ
であることが非常に多い。
これらを目にし、率直に「面白い」と感じた学生が
翌日教室で話題に取り上げ、周りの友人とふざけて真似し合う…
ヒットはこのように生まれてゆくに違いない。
アイドル「神谷えりな」に見る、モノマネの成功例
そういえば「アイドルの神谷えりなが裸芸に挑戦」という話題も。
これも分かりやすく、真似しやすい例と言えるだろう。