824/824
第十六話 激動
――【太陽国・アウルム】。
ここは日色の自室。寝具の上では、静かに寝息を立てているイヴァライデアがいた。
勇者たちを地球へ送り届けてから、こうして力を取り戻すために眠っているが、やはり異世界へ送る現象を引き起こすのは多大なエネルギーを使うようで、ほとんどの時間は睡眠に費やしている。起きているのは数十分くらいが普通。
部屋にはイヴァライデア以外いない。部屋の主である日色は、海沿いへと向かっているからだ。
そんな部屋の扉が静かに開き、人影がそっとイヴァライデアへと近づく。
まだイヴァライデアは近づく者の気配に気づかない。
人影は、懐から水晶玉のようなものを取り出すと、イヴァライデアへとそっと近づけていく。
するとそこで初めてイヴァライデアの瞼が動き、目が開く。
「……っ、……ヒ、ヒイロ……?」
しかし視界に飛び込んできた人物は日色でも、自分が知っている者でもなかった。
またその人物から感じた悪意によって、反射的にイヴァライデアは空に跳び上がり逃げようとする――が、
「んきゃっ!?」
相手が投げつけた水晶玉に衝突してしまい、気づけば水晶玉の中に閉じ込められてしまっていた。水晶玉はそのままプカプカと宙に浮いている。
「――っ!? こ、これは!?」
水晶玉を割ってでも外へ出ようと必死で拳を痛めつけるが、ビクともしない。
(っ! し、仕方ない!)
あまり力を使いたくないが《文字魔法》を使おうとするが……。
(……え? は、発動しない……!)
指先に力が集まらないのだ。
身体から徐々に力も抜けてきて、へたり込んでしまう。
「う……ヒイロ……!」
頼りになる少年に助けを求めるが、誰も駆けつけてきてくれない。
謎の人物が、イヴァライデアが入っている水晶玉を手に取り懐へと入れようとする。
(……そん……な……っ、力が……ヒイロ…………ヒイ……ロ……ッ)
意識が薄れていき、イヴァライデアは再び瞼を閉じてしまった。
※
「――爆ぜろ、《文字魔法》!」
放たれる『爆破』の文字。
海から上がってくる魔物たちが、文字の爆発力によって吹き飛んでいく。
日色は『飛翔』の文字で空に浮き上がりながら、眼下に蠢く魔物たちに次々と文字を放って撃退している。
城の警護はシウバとレッカを残してきた。彼らなら何かあっても対処できるだろうと踏んだからだ。
獣人界の南海岸へとやってきた日色は、無数の魔物を蹴散らしながら、沖へと目を向ける。
すでに前方には四つ目の大陸がそのほとんどの姿を海面から表していた。
(報告では聞いていたが、こうやって実際に見るとやはり驚くな)
四つ目の大陸が浮かび上がったという事実にも驚いたが、それよりも海に沈んでいた大陸が獣人界のような緑豊かな土地だということに驚愕したのだ。
まるでずっと結界に守られていたかのように、遥か昔からの姿をそのまま残しているような姿。
川や森、生きた大地に草花が多く発見することができる。とても海底にあったとは思えないほど。
シリウスは、恐らくは四つ目の大陸の地中に眠っている〝力の結晶体〟の影響ではないかと推察しているが、他の者たちもそれに賛同している。
どういう原理が働いているのか分からないが、そもそも魔法というファンタジーな力がある以上は、大抵の常識は覆されてしまう。
(しかし今は、こいつらをどうにかしなきゃな)
次から次へとひっきりなしに現れ出てくる魔物たち。本当にキリがない。
少し離れた海岸では、リリィンたちやウィンカァたちも奮闘しているはずだ。
日色の傍でも多くの兵士たちが魔物の侵攻を食い止めている。
もし魔物たちに敵意がないなら放置も検討できるのだが、明らかに戦闘意欲満々という感じだ。
「……仕方ない。かなり力を使うが。まずはここらを一掃するか」
ふぅと小さく息を吐くと、静かに目を閉じて両手を合わせる。
「――《釈迦金気》」
日色の身体から滲み出る金色の光。瞼を上げたその奥で輝く瞳も金色の太陽を思わせる光を放っている。
その変化に気づいた兵士たちは、感動気に目を見開いていた。
日色は魔物たちを視界に収めると、右手を素早く動かし始めた。
金色の軌跡が文字を空中に刻みつけていく。
同時に、眼下に映る魔物たちの身体にも同時に文字が浮き出てくる。
『滅』
日色の指先と、ここら一帯の魔物たちの身体に刻みつけられたその文字。
「――《文字魔法》発動!」
刹那、文字から放電現象が起きると同時に、魔物たちの身体が燃え散る紙のように散り散りになっていく。
数百以上もの魔物を一気に消滅させた日色に、兵士たちから称賛の声が響く。
――しかし。
「まだ油断するな! 警戒をして前だけ見据えろっ!」
日色の檄に兵士たちの表情も引き締まる。
ただ魔法のお蔭で、大多数を撃破したことで、兵士たちにも余力が生まれて、海から出てくる魔物たちにも冷静に対処できるようになっていた。
(だがこのままでは埒が明かないな。何とか元を断てればいいんだが)
恐らく元はオリザス。しかし彼の所在はいまだに不明のまま。
前方に見えている四つ目の大陸のどこかにいるはずなのだが……。
すると、突如として空が暗くなる。
「っ!? 何だ……?」
当然空を見上げた。
そこにはいつの間にか、例の報告にもあった黒い雲が天を覆っていたのだ。
そしてそこからポタポタと何かが降ってくる。
日色は頬に当たった冷たさを感じるものを、指で拭う。
「これは……雨?」
しかし普通の雨ではないことは確かだった。
何故なら、指に付着している滴は、墨汁のように真っ黒だったのだから。
「――う、うわぁぁぁぁぁっ!?」
下で悲鳴が聞こえ、意識をそちらへと向けると、兵士たちの身体がどういうわけか石化し始めていたのだ。
「ヒ、ヒイロ様ぁぁぁぁぁっ!?」
「いやだぁぁぁぁぁっ!?」
「動けないィィィィッ!?」
口々に叫び声を上げて石像のようになっていく兵士たち。さらに魔物たちも同様のようで――いや、よく見れば地面や岩、木々などもすべて石化し始めている。
「こ、これは一体……っ」
そこへ――。
「――ヒイロォッ!」
空を飛んできた小さな存在。――リリィンだ。
彼女は下を見下ろしながら、舌打ちをして「ここもか」と悔しげに吐いている。
「リリィン、まさかお前のところもか?」
「ああ、兵たちが石化してしまっている。無事なのは……」
リリィンが海の方へ視線を向ける。そこには四つ目の大陸があった。
そう、黒い雨に降られているというのに、四つ目の大陸だけは被害が微塵もないのである。
「――! リリィン、お前の身体も!?」
見れば、彼女の身体も雨に打たれて徐々に石化し始めていた。
日色はすぐに『解除』の文字をリリィンに向けて放つ――が、バチィィィッ!
文字が彼女に触れた瞬間に弾かれてしまう。
「!? どういうことだ?」
「どうやらこの雨、《赤い雨》と同等……いや、それ以上の強力な魔力無効化効果を持つらしい。ワタシもまったく魔力が外に出せない!」
「バカな! オレの魔法は《赤い雨》の効果を打ち消すくらい強いものだぞ!」
いや、それはリリィンにしても言えることだった。しかし現実に、彼女も日色でさえも魔法の効果を発揮できずにいる。
その間にもリリィンの身体だけでなく、この場にいる者たちの身体が石化していく。
「うっぐ……っ」
「リリィン!」
顔をしかめる彼女の身体を抱えて、とりあえず地上へと下りることにした。
「大丈夫か?」
「あ、ああ……しかし息苦しくてな……」
「こうなったらさらに文字数を増やして……」
「よせ」
「! 何故だ?」
「恐らくこの雨は世界中に降り注いでいる。きっとミュアやイヴェアムたちも、皆がワタシと同じことになっているだろう。無事なのは……貴様だけだ、ヒイロ」
「それは……」
確かに日色だけは雨に打たれても石化を免れている。
「この雨はもしかしたら神――イヴァライデアの持つ力と同等のものを持っているのかもしれない。ヒイロが無事であることがその証拠になる。だったらワタシたちではレジストも不可能だ。ヒイロが全力で魔法を行使すればあるいは解けるかもしれないが、それが敵の狙いかもしれない」
「……! 俺の疲労を誘うつもりか」
「ああそうだ。ワタシだけでなく、ミュアたちも石化を解除するとなると、相当の力を使わねばならないだろう。そして消耗した瞬間に狙われたら……負ける」
「なら放っておけっていうのか? 石化していくお前らを見ながら!」
「……安心しろ。この石化は、命を奪うほどの力は持っていない。それは実際に受けているワタシなら感じ取れる。ただ嫌な感じはするが、少なくとも相手を死に至らしめるような効果はないと断言できる」
リリィンの感覚は鋭敏だ。そんな彼女が感じたのなら、それは信頼できる情報ではある。
しかし感情がこのまま彼女を放置するなと言っているのだ。
いや、正しくは違う。放っておけば何か取り返しのつかないことになりそうな……そんな恐怖を感じるのである。
すでにリリィンの身体は九割以上が石化してしまっていた。
「ヒイ……ロ……、敵を……倒せ。そうすればきっと……元に……っ」
「リリィンッ!?」
「任せ……たぞ……っ」
そのまま全身が石に支配されてしまったリリィン。彼女を見て、助けられたかもしれないのに、あとのことを考えて彼女の言うように力を温存しなければならないことで、彼女を見捨てた事実に胸が痛む。
そして恐らく同じように石化しているミュアたちのことも……。
彼女たちを取り戻すには、リリィンの言った通りにオリザスを倒すしかないかもしれない。
日色は立ち上がり、今すぐにでも奴を探そうと四つ目の大陸に意識を向けようとしたその時――。
石化した者たちの身体が淡く発光し始めたのだ。
「な、何だ!?」
咄嗟にリリィンを確認するが、彼女もまた発光していた。
「いや、これは――世界自体が光ってる!?」
大地も木も石も花も草も、そのすべてが光り輝いている。
その輝きが徐々に力強さを増していき――――パリィィィィンッ!?
ガラスを割ったような音とともに、一瞬にしてリリィンたちを覆っていた石が光ったまま砕け散った。同時に石化は何故か解けている。
そして光の粒子となった石が天へと昇っていく。
(何だよこれ……一体何が起こったっていうんだ)
まったく理解不能な事象が起きたことで、日色は思わず空を見上げながら立ち尽くしてしまっていた。
しかしそこへ――。
「……っ……う」
聞き間違いのない、リリィンの声。彼女が目覚めたのだ。
「リリィン! 大丈夫なのか!?」
「っ……耳元で大声を出すな」
良かった。声の調子も、いつもの彼女だ。どうやら正常な状態のようだ。
だがそれは――日色の思い過ごしだった。
「なあ、身体に何も異常はないんだな?」
「あ、あ? 大丈夫だが……ん?」
リリィンの瞳が日色を射抜いてくる。何故だろうか、日色を見るその瞳には一切の優しさや穏やかさは宿っていなかった。むしろ不愉快さや怪訝さが滲んでいるように思える。
そして――告げられる。
「貴様――――――一体誰だ?」
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全532部分)
- 29021 user
-
最終掲載日:2017/12/17 23:39
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全115部分)
- 26751 user
-
最終掲載日:2017/12/23 19:31
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~
記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全488部分)
- 23829 user
-
最終掲載日:2017/12/23 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 37702 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
境界迷宮と異界の魔術師
主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1331部分)
- 27320 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
異世界はスマートフォンとともに。
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全458部分)
- 23997 user
-
最終掲載日:2017/12/17 09:24
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全856部分)
- 31876 user
-
最終掲載日:2017/12/22 10:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 30454 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全131部分)
- 24821 user
-
最終掲載日:2017/12/19 03:54
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全125部分)
- 32412 user
-
最終掲載日:2017/11/28 11:51
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全134部分)
- 23632 user
-
最終掲載日:2017/12/17 22:54
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1589部分)
- 31375 user
-
最終掲載日:2017/12/23 18:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全362部分)
- 24954 user
-
最終掲載日:2017/09/06 20:00
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1747部分)
- 27890 user
-
最終掲載日:2017/12/23 12:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~
※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全226部分)
- 25851 user
-
最終掲載日:2017/12/16 07:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全294部分)
- 45489 user
-
最終掲載日:2017/12/23 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全395部分)
- 34496 user
-
最終掲載日:2017/12/19 22:41
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 38021 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全252部分)
- 24496 user
-
最終掲載日:2017/12/22 00:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全386部分)
- 30255 user
-
最終掲載日:2017/12/20 12:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
◆カドカワBOOKSより、書籍版11巻、コミカライズ版5巻発売中! アニメ放送は2018年1月予定です。
※書籍版とWEB版は順番や内容が異なる箇所があります。//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全558部分)
- 39077 user
-
最終掲載日:2017/12/17 18:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 36792 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全177部分)
- 28044 user
-
最終掲載日:2017/11/29 00:00
用務員さんは勇者じゃありませんので
部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。
魔法学園のとある天才少女に、偶然、数十名の生徒・教師ごと召喚されてしまいます。
その際、得られるはずの力をと//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全142部分)
- 23513 user
-
最終掲載日:2017/08/25 18:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全191部分)
- 25394 user
-
最終掲載日:2017/12/11 21:00
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全349部分)
- 26034 user
-
最終掲載日:2017/12/22 21:21
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全443部分)
- 28939 user
-
最終掲載日:2017/06/13 01:00