2017/12/23 Sat 17:58更新

自立援助ホーム開所に課題を話し合う

親元を離れ児童養護施設などで育った子供たちの自立を支援する施設の立ち上げを目指すNPO法人が金沢市内で総会を開き今後の計画について話し合いました。金沢市の金沢弁護士会館で開かれた総会にはNPO法人シェきらりの関係者や支援者などが参加しました。様々な理由で親元を離れて児童養護施設などで暮らす子供たちは義務教育を終えると施設を出なければなりません。シェきらりはこうした子供たちの自立を支援する「自立援助ホーム」を来年2月にオープンさせる計画を進めています。最初に女子向けの施設を開設する計画で、きょうの総会では食費や日用品など施設を運営するにあたっての必要経費が報告されました。担当者によりますとスタッフの人件費の確保など費用面での課題が多く残っています。このためシェきらりは支援者からの寄付やクラウドファンディングで資金調達を行っています。