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(cache)振り返ってみる日本人と創価学会 学会っ子とマインドコントロール

母の命日に

おひさしぶりです。
つい先日、母の命日だったので母を想って漫画を描いたので、記事にして残します。




末期の胃癌で余命いくばくもない母を見舞っていた日の事、
母が、唐突につぶやいた。


母

創価に人生の全てを吸い取られ出がらしのような母に、アンチ創価の私でさえも、「信心を頑張ったじゃない!」とか言うしかなかった。
慰める言葉が他になかった。

胸の大きな手術の傷跡が生々しく痛々しかった。
どんな気持ちだったのだろう。

親にどれだけ苦しめられたとかもう関係なく、とにかく泣いた。
ずっと泣いていたら、母が慰めてくれた。


母2


あの日は、母を創価から取り返した日だったと思う。
ボロボロになってしまっていたけれど、母は私のところに帰ってきてくれた。

私の頭を撫でてくれた優しい母の手の感触
一生忘れない
あの思い出さえあれば、私はずっと幸せでいられる。


お母さんがこの世に生まれてきた意味は、ちゃんとあったんだよと
こうして言えることが嬉しい。

ランドセルのお守り

ランドセルのお守り


ランドセルのお守り2

昭和70年代、学会が猛烈な勢いのある時代だった。
「教科書の無償配布を実現したのは公明党だ」という嘘がまかり通っていた時代だったし。

「お前たちは、創価学会の看板を背負っているんだよ!」
これが母の口癖だった。

昔の公明党のシンボルマークは、赤地に白い曲線が入ったようなものだ。
私は、公明党のパンフか何かを厚紙に貼り付けて紐を通し、それをランドセルにぶら下げて通った。
とりあえず、それでホッと満足した。

親友だったHちゃんからもらったキーホルダーはお守りではなかったが、鳥居の絵が刻印されていたのが母の検閲に引っかかった。
私自身も、捨てることに抵抗は無かった。
翌日、
「キーホルダーどうしたの?ランドセルにつけてくれないの?」
と、友達から言われて、正直に「捨てた」とは言えず、とても気まずかった。

悲しき学会っ子の罪

鳩は邪宗の使い1

鳩は邪宗の使い2


 5歳で小児麻痺で亡くなった兄の他に、私には兄と弟がいるが、三人とも創価学会の洗脳度合いが違う。
兄は、
「おかずを1品にして一生懸命財務をがんばりました!」と、会合で話す母親を見て、
「こいつバッカじゃねぇの?」と思っていたと言う。
弟は、親から学会のことでうるさく言われてないので、別に学会アレルギーはない。


私だけは、母から徹底的に学会の指導を叩き込まれた。
それも草創期のガチガチバリバリの洗脳的指導で、極端で過激だった。


「神道」
「神社や神札には神はいないので、かえって人を不幸にする悪鬼魔神が住むのである。だからこそ、日本は未曾有の大敗戦を経験しなければならなかったのである。」

「イナリ信仰」
「このイナリを一生懸命拝むと、口はとがり、目尻はつり上がって、顔立ちや体つきまで狐そっくりになり、ぴょんぴょんと飛んだり跳ね上がったりし、油揚げがあれば、一目散に飛んでいく。いわゆるキツネ憑きと呼ばれる精神異常者になってしまうのである。」

「折伏教典」(昭和43年版)より参照のため極一部を引用。


これらの学会の指導は、「神社は魔の棲家」「鳩は邪宗の使い」と、親から娘へとしっかり伝わり、
「邪宗の使いなのだから、鳩をこらしめてやる!!」と私に思わせた。
また、「科学が進めば進むほど、この仏法の正しさが証明されるのである!」という池田大作の指導もあり、
神社のオカルト的な怖さも、科学的に証明されるのだと子供心に信じていた。

とにかく学会の神社批判は、物事の判断のつかない子供に、とんでもない拡大解釈をされ、「鳩いじめは良い事だ」と思わせた。

「日本死ね!」という言葉にも同様の危険性を感じる。
昨今流行った言葉だが、あんな言葉を平気で叫ぶ母親の子供の行く末が心配だ。




ちなみに、虫も殺せぬ子に変貌した私は、それからは家のベランダに米を撒いて鳩を呼ぶようになった。
(すんごい近所迷惑)
「神社なんかじゃなく創価学会の家においで〜」みたいな気持ちであった。

凄まじい洗脳じゃろ?



悲しき学会っ子のテレビ視聴

学会っ子の悲劇

ノンフィクションである。


「レインボーマン」は知る人ぞ知るヒーローアクションもの。
インドの山奥で提婆達多の元で修行をした日本人ヒーローだ。
提婆達多は悪者として創価学会では教えられていたので、観ていて頭が混乱した。

「一休さん」は邪宗の坊主だから、私は新右衛門さんのファンだった。

「フランダースの犬」のラスト、キリスト教徒が飢えと寒さで死んでいくので、子供心に、「やっぱり邪宗だからか・・・」と納得してしまっていた。

折伏教典キリスト教批判

折伏教典↑

創価学会は、キリスト教についてボロッカスに批判をしている。
でも、内弁慶なので外国の識者には、決してそんなことは言わない。

なぜ親達は子供まで創価に入れたのか

創価に入れられた子供達

この写真は、昭和40年後半頃かと思う。
市営住宅での地区座談会。夜なのに子供達がいっぱいだ。
私も写っている。
この子達の中には、支部長の息子や、鼓笛隊に入った子、本部職員になった子、大作から名前をもらった子もいる。

学会2世、3世は、親のエゴで入信させられたのでもあるが、親心からでもあるのは事実だ。

女子部の結婚のコピー
(会長講演集より 参照のため引用)

御本尊を拝まないと、子供に何が起こるかわからないぞ、怖いんだぞと、池田大作の指導が残っている。

これから生まれてくるであろう子を想う女性達につけ込んだ指導だ。
かくして彼女達は、我が子をカルトに放り込んでしまうことになった。

こうした指導が幹部達に行き渡り、末端にも行き渡った。
親に強引に入信させられなかった子供達は、本当に幸運だったと思う。
親に感謝しといた方がいいぞい。


鳩時計
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