過去問活用術

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過去問本ってそのままだと使いづらいですよね。直接書き込むと解き直しで、以前の書き込みがヒントになってしまうし…… 学校ごとの教科の傾向を見るにも、一覧性に欠けます。

 そこで私は過去問本を解体して活用しています。以前、塾でも過去問をしっかり解く子にはアドバイスしていた方法です。ただし、少し初期投資が必要となります。

市中に出回っている過去問本はすべて無線綴じです。カッターでノド(本の中央)に切り込みを入れ、開きます。

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こんな状態になります。つぎに糊から2ミリほど内側にカッターの刃を入れて、何度もなぞります。20ページほど切り進むと、その段差自体がガイドになるので定規は要らなくなります。いわゆる自炊用の断裁機を使うのも手です。私はこの作業がストレス発散になるので、自分でコツコツ切ってます(笑

 

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問題、解説、解答用紙、傾向と対策ごとにバラバラにします。

 

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過去問をルーズリーフ状にするために多穴パンチで穴を開けます。写真はコクヨのもので1万ちょっとです。

 

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100円ショップのバインダーで綴じます。

 

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学校毎にまとめています。解くときにはこれがコピー元になります。


 

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そして、ここからはやや敷居が高くなりますが、コピー機を購入して、バンバンA4サイズに拡大コピーして、子供に解かせます。各紙は解体済みなので、自動原稿送り装置におくだけで、すぐにコピーできます。見開きずつ押しつけるとノドが暗くなるうえ、歪みますし、押しつけている時間が勿体ないですよね。解体する一番の理由はここにあります。

 コピー機は中古を上手く探せば結構状態の良いモノが安価で見つかります。写真のような小型業務用を私は3万円台で手に入れました。

 さて、A4でコピーした理由はB5では小さすぎるためです。問題冊子が小さすぎると子供の理解力や解く力も落ちます。コピーする際に併せて拡大してしまうのがコツです。

 

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もちろん、解く際にバンバン書き込まれるので、解き直しする際にはこの問題冊子は使えません。復習の際に使い倒したら、さっさとまた新しいのをコピーして解き直させます。

 

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解答用紙だけは保存しておきます。これが二郎の苦手リストになります。

 


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解答・解説はもとのB5では読みづらいので、これもA4でコピーし、冊子にしておきます。写真のA4・2穴バインダーも100円ショップで調達しました。二郎にはこの解答・解説にもバンバン書き込めと指導しております。

この方法で合格を勝ち取った生徒は少なからずいました。当時はコピー機を買うことは勧められませんでしたから、生徒はいちいちコンビニまで小銭を持って走っていったと思います。大変だったでしょうねぇ。また、生徒によっては薄く書いて、消しゴムで消して再利用…… など涙ぐましい努力をしたと思います。いま、コピー機は業務用でも中古を探せば安いですから、さっさと購入することをお勧めします。

さて、肝心の二郎の成果は、、、まぁ、効果は出ていますが、入試に間に合うかどうかは分かりません。何しろ、今まで圧倒的に勉強量が足りませんでしたから。でも、随分、テスト慣れしたと思います。

 

(この記事は日曜の昼にアメンバー限定にします)

 

 

 

 

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